映画『ホビット』全三部作に変更

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閑話休題。ちらちらと噂は流れていましたが、映画『ホビット』が二部作品から三部作品に変更されることが、ピーター・ジャクソンのFacebookにて発表されました。

An unexpected journey | Facebook

どうやら死人占い師ドル・グルドゥアのくだりが、やはり大きくクローズアップされるようです。また個人的に気になっているのは、アゾグが登場するらしいためナンドゥヒリオンの合戦が入るのか、というところですが…。

しかしあの原作を三部でカットしたら、区切りはどこになるのでしょう? 第一部はゴブリン町を抜けたところ、第二部ははなれ山到着のあたりが妥当でしょうか。そして第三部ではスマウグとの戦いと五軍の合戦、そしてドル・グルドゥア攻撃で一気に畳みかける……というところかと。もしくは原作と時系列が変わってきますが、中だるみさせないように、第二部にドル・グルドゥアを出すことになるのかもしれません。私としてはもともと『ホビットの冒険』は、なぞなぞ問答やビヨルン訪問のくだりなど、映像化するとかなり退屈になるであろうシーンもあるため、二部作で十分だろうと思っていたのですが。増えた分のサブタイトルがどうなるかも気になるところです。

しかし、映画製作のセオリーから考えるといろいろと常識を覆すことが続いています。ドワーフが原作通り13人登場する(観客は区別できるのか?)というのも意外でしたし、いくら『ロード・オブ・ザ・リング』のネームバリューがあるとは言え、まだ興行的にどうなるか未知数な所がある映画を、第一部すら公開していない段階から三部作に変更すると発表するなど……。

あとは日本でいうと、字幕がどうなるかという問題がやはり気になりますね……。