前回の続き。『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』(第1シーズン)をこき下ろす感想です。
久し振りにここに書くブログ記事がこんなのになるとは……
『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』シーズン2公開前に、シーズン1を見て私が殴り書きした感想をこの機会に纏めてみたいと思います。ですが『力の指輪』を楽しんで見ている人は、以下の文章は読まないほうが良いでしょう。以下はあくまで個人的感想として、『力の指輪』が駄作ドラマであったことをこき下ろしていくものです。
ドラマを楽しんでいる人々を否定するつもりはありません、むしろその人達は幸せだと思います。できれば私もドラマを楽しみたかった。ですが私にはあのドラマは「ひどい駄作」にしか見えなかったので「ドラマを見て、言語化できないけどモヤっとしている」人ならば共感できる点があるのではないかと思います。ただし「まっとうにドラマや映画を見られない、あらを探すひねくれ者」になる可能性が高くもあるので、そこはご注意ください。
9月2日より『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』が配信開始されます。以前私はドラマ化について否定的なことも書いたのですが(長いドラマシリーズで、役者交代などのトラブルは発生しないのか、など)、それでもとりあえずは見て確かめるつもりです、Amazonがものすごく力を入れていることは間違いないですし。
さて、『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』を見るために必要なことをまとめてみます。
絶対条件 Amazon Prime契約をする
まずはAmazon Primeの契約をしないとどうにもなりません。このAmazon Primeは、Amazonでの通販送料が無料になったり“お急ぎ便”が使えるようになったりするあれで、これら通販の特典と同時にオンデマンド映像配信サービスのPrime Videoで多数の映像作品が無料で見ることができるようになるというものです。競合会社からすると「通販プラス映像配信は独占的立場の利用だ」と思われるのは間違いなく、今後独占禁止法で何らかの措置が行われるのではという気もしますが、とりあえずそれは置いておきましょう。またAmazon Primeに契約するとAmazon Musicが一部聞き放題になったり、Kindle電子書籍も一部見放題になったりというとんでもないサービスなのですが(とはいってもこれらには制限があり、制限を解除するためにはAmazon Music UnlimitedあるいはKindle Unlimitedの契約が必要)。
とにかく『力の指輪』はAmazon Studios制作のため、ほかのオンライン配信プラットフォームで配信される可能性は皆無です(有料BS/CSチャンネルで放映されたり、パッケージ販売されたりする可能性はあるかも?)。Amazon Prime契約をすれば、WebブラウザやPrime Video用アプリ(Windows用、Android用、iPhone用などあり)を使って『力の指輪』やその他の映画を見ることができます。
なおAmazon Prime Videoには等速再生機能しかありません。Webブラウザで見るのであれば、ブラウザ用の動画再生速度変更プラグインを使って高速再生などが可能です。これについてはいろいろなプラグインがあり、ブラウザによっても異なるので各自でお調べいただければと思います。
さて、これからはクオリティを上げて視聴する方法についてです。
Appleユーザーでない人はかなり待たされました、やっと『指輪物語』電子書籍(Amazon Kindle)版が発売されました。勘違いしている人もいるかもしれませんがKindleの電子書籍は、Amazonから発売しているKindle端末を持っていなくても、スマートフォン用もしくはPC用のアプリをインストールすればどんな端末でも読めます(iPhone含む)。
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈1〉/旅の仲間〈上〉
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈2〉/旅の仲間〈下〉
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈3〉/二つの塔〈上〉
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈4〉/二つの塔〈下〉
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈5〉/王の帰還〈上〉
- Kindle電子書籍版 新版 指輪物語〈6〉/王の帰還〈下〉
Apple Booksでは『追補編』および『シルマリルの物語』も発売されておりますが、そちらはまだのようです。いずれこちらも公開されるでしょう。
久し振りの更新です。
先日中つ国WikiをPHP8.0対応のためのPukiWikiアップデートを行ったのですが、昔から使用させていただいている alias.inc.php というプラグインが動作しないことがわかりました。私はPHPは専門外ですし、作者の方のWebサイトも消滅してしまっているようです。PHPに詳しい方、知恵を貸していただけると助かります。
まず配布先ページがもう存在せず、一方でソースはGPLになっているので、ここにソースを転載させていただきます。
対応方法を教えてもらってPHP8.0で実行することが可能になりました!
トールキンの伝記映画、邦題が『トールキン 旅のはじまり』に決まりました。
とりあえずは変な邦題にされなくて良かった、というところです。映画に関しては、Tolkien Estateが「支持しない」という声明を発表していますが、あくまでTolkien Estateは内容に関与していないため「支持しない」のであって出来が悪いからではなく……と、良い方に解釈しておきます。
しかしトールキンの伝記映画、もう一本『Middle Earth』というタイトルのものが制作されるはずだったのですがすっかり音沙汰無し……企画倒れになってしまったのでしょうか?
『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムを主人公にした物語重視のゲーム『The Lord of the Rings: Gollum』が2021年にリリースへ
ということで、なんとゴクリ(映画での発音などはゴラム)を主役にしたゲームが出るということです。さらに原作準拠で。
ここでも何度か書いてきた、トールキンの伝記映画『TOLKIEN』の日本公開が夏に決定したということです。邦題はまだ不明ですが、「日本でやってくれるかな?」と思っていたので、とりあえず安心。
「ロード・オブ・ザ・リング」原作者J.R.R.トールキン描く『TOLKIEN』、日本公開へ ─ ニコラス・ホルト主演、イギリスから豪華キャスト集結 | THE RIVER
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
とのことなので、TOHOシネマズ系でやってくれるなら見に行くのも楽そうです。
とりあえずは、トールキンの伝記書籍『或る伝記』を読み返したいところ。
『指輪物語』など、中つ国を題材としたゲームはかなり昔から存在します。
そんな歴史を感じさせるムービーを、英語版ですがいくつか発見しました。
Amazonが、連続ドラマ版『指輪物語』のTwitterアカウントを開設、そこでちょこちょこと中つ国の地図を公開しておりましたが、やがて“Welcome to the Second Age”の文字と共に、ヌーメノールがある第二紀の地図が公開されました。Amazonはリーク対策で厳重な情報統制を敷いておりますが、地図が公開されたこと、先のメッセージのことから「ドラマ版は第二紀を舞台とした話になるのでは?」という噂が上がっております。当初は「アラゴルンの若い頃の話をやるのではないか」という予想が優勢でしたが。
確かに第二紀は、サウロンによる一つの指輪の作成、エレギオンの滅亡などエリアドールでのエルフとサウロンの戦い、アカルラベース(ヌーメノール滅亡の物語)、最後の同盟とサウロンの最初の敗北など色々な話があります。ですがとにかくスケールの大きな話ばかりですから、一体それらをどこまで映像化できるのでしょう?
『ゲーム・オブ・スローンズ』ほどのものが作れるなら……という話はちょくちょく聞きますが、あいにく私はこのドラマを見ていないので心配です。何度も、設定でかくしたけどクリフハンガーのまま打ち切りになったSFドラマとか見ていますので……。