ヌーメノール

概要

カテゴリー地名
スペルNúmenor
異訳ヌメノール
その他の呼び名西方国(Westernesse)
星の国(Land of the Star)
ヌーメノーレ(Númenórë)
アンドール(Andor)
エレンナ(Elenna)
ヨーザーヤン(Yôzâyan)
アナドゥーネー(Anadûnê)
アカルラベース(Akallabêth)
アタランテ(Atalantë)
マル=ヌ=ファルマール(Mar-nu-Falmar)

解説

西方国」の意。中つ国エルフの友としてモルゴスと戦った人間であるエダインの三家のために、水没したベレリアンドの代わりにヴァラールから褒美として与えられた、大海に浮かぶ島国。初代の国王はエルロンドの兄弟エルロス・タル=ミンヤトゥア。ヌーメノールに住んだ人々は、ヌーメノール人もしくはドゥーネダインと呼ばれた。

ヌーメノールは第二紀32年に建国され、その後非常に繁栄する。ヌーメノールの人間自身はヴァラールの禁によって西方のアマンへ航海することを禁じられていたが、トル・エレッセアエルフからアマン由来の様々な贈り物を得た。ヌーメノール人は東に航海して勢力を拡大し、中つ国のエルフと友好を保ち、他の人間達を大きく引き離して文明を発展させた。中つ国でのサウロンとの戦いでは、ギル=ガラドを援助し、自由の民に勝利をもたらした。
しかし、やがてヌーメノールの主流となった王党派のヌーメノール人は、ヴァラールの禁を不服に思い、人間には禁じられた「不老不死」を求めるようなる。そのため王党派は、エルフを妬んで次第に彼らと疎遠になり、中つ国では苛烈な植民地支配を行なった。

アル=ファラゾーンの時代になると、彼らは中つ国の覇権を巡ってサウロンに挑戦。ヌーメノール軍はウンバールに上陸して、サウロンを降伏せしめた。サウロンは捕虜としてヌーメノールに連れ帰られたのだが、ヌーメノール人はサウロンの口車に乗せられ、ついにはアマンへ「不老不死」を勝ち取るために攻め入った。その結果、イルーヴァタールによってヌーメノールは滅ぼされ、第二紀3319年に海中に沈められた。そのことはアカルラベースに語られている。

ヌーメノール人のうち、エレンディルとその息子のイシルドゥアおよびアナーリオンをはじめとする、最後までエルフに友好的だった忠実なる者たちはこの破局から逃れ、水没したヌーメノールから中つ国に漂着する。
彼らは人数も多くなく亡国の身ではあったが、それでも中つ国の人間よりは知識も身体能力もはるかに優れていた。そのため彼らは中つ国西方の人間達の指導者となり、ドゥーネダインとして亡国の民の王国であるアルノールゴンドールの国を築いた。

名前の意味

ヌーメノール (Númenor)
西方国(Westernesse)」、「西方の地(Westland)」の意。下記のヌーメノーレの短縮形。
ヌーメノーレ (Númenórë)
ヌーメノールの、クウェンヤでの完全な形*1
アンドール (Andor)
クウェンヤで「贈り物の地(Land of Gift)」の意。ヴァラールの呼び名。
星の国 (Land of the Star)
下記のエレンナ(エレンナノーレ)に由来する名。
エレンナ (Elenna)
クウェンヤで「星に向かう国(Starwards)」の意。エダインエアレンディルの星に導かれて航海しこの地を見出したため。
エレンナノーレ (Elenna-nórë)
クウェンヤで「星に向かう土地と名付けられた国(The land named Starwards)」の意で、エレンナの完全な形*2
ヨーザーヤン (Yôzâyan)
アドゥーナイクで「贈り物の地(Land of Gift)」の意で、アンドールと同義。
アナドゥーネー (Anadûnê)
アドゥーナイクで「西方国(Westernesse)」の意。
大いなる島 (The Great Isle)
ヌーメノールに住んでいたドルーエダインが用いた島を指す語。
アカルラベース(Akallabêth)
滅亡後の呼び名。アドゥーナイクで「滅亡せる国(The Downfallen)」の意。
アタランテ (Atalantë)
滅亡後の呼び名。クウェンヤで「滅亡せる国(The Downfallen)」の意で、アカルラベースと同義。
マル=ヌ=ファルマール (Mar-nu-Falmar)
滅亡後の呼び名。クウェンヤで「波間に没したる国(The Land under the Waves)」の意。

言語

ヌーメノールの公用語はアドゥーナイクであったが、多くのヌーメノール人はエルフ語であるシンダール語を学び、さらに賢者はクウェンヤまで習得した。有名な場所、尊崇の対象である場所、王族や令名が高い者にはクウェンヤの名が付けられ、ヌーメノールの王はエルダールから心が離れるまで、クウェンヤの名で王位に就いていた。アル=アドゥーナホールの時代になるとエルフ語を使用することは禁じられ、忠実なる者の間でのみエルフ語が使われていた。

ヌーメノール人

詳細はドゥーネダインも参照。
一般のヌーメノール人は、ベレリアンドエダイン三家の子孫。王家のみは、初代王エルロスから半エルフの血を受け継いでいた。

終わらざりし物語』によると、ドルーエダインも共に暮らしていたという(だがかれらは没落を感じ取ったのか、やがて島を去った)。

地形

ヌーメノールは星形をした島であり、その中央にはイルーヴァタールを祀る聖なる山メネルタルマが聳えていた。メネルタルマの尾根タルマスンダールは五つの半島に向かって伸びていた。
中央部ミッタルマールには、王の直轄地アランドールや牧草地エメリエがあった。北の半島フォロスタールは冷たく荒涼としており、北端には険しく切り立った高台ソロンティルがあった。西の半島アンドゥスタールの北部も荒涼としていたが、南部は緑豊かな地だった。南西の半島ヒャルヌスタールと南東の半島ヒャルロスタールも緑豊かで温暖であった。東の半島オルロスタールは冷涼な地だった。
島は全体として南へ向かって(東に向かっても若干)傾斜しており、南側を除けばほとんどの海岸は切りたった崖になっていた。

アマンに面する西側にはいくつもの湾と港があった。最も北にあるのがアンドゥーニエであり、またアンドゥスタールとヒャルヌスタールの間には大湾エルダンナがあった。
ヌーメノールには主たる川は二つしかなく、第一の川シリルはメネルタルマの谷ノイリナンを発してミッタルマールの南で海に注いでいた。もう一つの川ヌンドゥイネはエルダンナ湾に注いでおり、その流域にはニーシネンという小さな湖があった。

海沿いには数限りない海鳥が、内陸にもおびただしい数の鳥類が生息し、人々から愛されていた。木々も豊富で南部には大きな森があり、大海を越えてエルフから贈られた苗によってその品種はますます豊かになっていた。
しかし金属の類はほとんど、貴金属にいたっては全く産出されず、それが後に中つ国に対する圧制の因の一つとなった。

登場する地名および都市

ヌーメノールの歴史

ヌーメノールの歴代の王

この一覧の在位年は『終わらざりし物語』収録の「エルロスの家系」に基づく。このため、13代目タル=アタナミアの即位年及び没年と24代目タル=パランティアの即位年は『追補編』収録の「代々の物語」の第二紀の年表と異なる。

名前在位
初代エルロス・タル=ミンヤトゥア第二紀32~442 (410年間)
2代ヴァルダミア・ノーリモン442 (1年間)*3
3代タル=アマンディル442~590 (148年間)
4代タル=エレンディル590~740 (150年間)
5代タル=メネルドゥア740~883 (143年間)
6代タル=アルダリオン883~1075 (192年間)
7代タル=アンカリメ1075~1280 (205年間)
8代タル=アナーリオン1280~1394 (114年間)
9代タル=スーリオン1394~1556 (162年間)
10代タル=テルペリエン1556~1731 (175年間)
11代タル=ミナスティア1731~1869 (138年間)
12代タル=キアヤタン1869~2029 (160年間)
13代タル=アタナミア大王2029~2221 (192年間)
14代タル=アンカリモン2221~2386 (165年間)
15代タル=テレムマイテ2386~2526 (140年間)
16代タル=ヴァニメルデ2526~2637 (111年間)
17代タル=アルカリン2657~2737 (80年間)*4
18代タル=カルマキル(アル=ベルザガール)2737~2825 (88年間)
19代タル=アルダミン(アル=アバッターリク)2825~2899 (74年間)
20代アル=アドゥーナホール(タル=ヘルヌーメン)2899~2962 (63年間)
21代アル=ジムラソーン(タル=ホスタミア)2962~3033 (71年間)
22代アル=サカルソール(タル=ファラッシオン)3033~3102 (69年間)
23代アル=ギミルゾール(タル=テレムナール)3102~3177 (75年間)
24代タル=パランティア(アル=インジラドゥーン)3177~3255 (78年間)
25代黄金王アル=ファラゾーン(タル=カリオン)3255~3319 (64年間)

ヌーメノールの王位継承

ヌーメノールでは権威の象徴は笏杖であり、ヌーメノールの王位を示すヌーメノールの王笏を受け継いだ王の世継が統治者たる王(または女王)になった。王はその在位中に正統な王位継承権を持つ者を世継に指名し、それを国内で宣言した。以降、王の世継は王の会議の一員となって国政を学んだ。統治せずに譲位した二代目の王ヴァルダミア以降、ヌーメノール王は年老いると世継に王笏を譲るのが習わしであり、その後は耄碌する前に自分の意志で世を去るのが常だった。
またヌーメノール王は王笏以外にも王家重代の宝器として、アランルースバラヒアの指輪ドランボルレグブレゴールの弓の四つを受け継いだ。このうちバラヒアの指輪は4代目の王タル=エレンディルが長女のシルマリエンに与えたので、アンドゥーニエの領主家の宝となった。

だが13代目の王であるタル=アタナミアは耄碌してでも生に執着し、最期まで王笏を譲ろうとはしなかった。そして15代目のタル=テレムマイテ以降、王位は王の死によって世継に受け継がれるようになった。

ヌーメノール最後の王アル=ファラゾーンは正統な世継であった従姉妹のミーリエル(タル=パランティアの娘)と無理やり結婚して、彼女から王位を簒奪した挙句、大艦隊を率いてアマンへ侵攻し、ヌーメノールの滅亡を招いた。この時ヌーメノールの王笏はアル=ファラゾーンと共に失われた。王家の宝器のうち、アランルースドランボルレグブレゴールの弓もヌーメノールの没落によって失われ、アンドゥーニエの領主家に受け継がれていたバラヒアの指輪だけが没落から救われた。

王位の継承法

6代目の王タル=アルダリオンは、一人娘のアンカリメに王位を継がせる為に、王位の継承に関する法を改定した。だがその内容は『追補編』と『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」で述べられているものとでは異なっている。

『追補編』ではまず以下の記述がある。

第六代の王は一子を残した。それは娘であり、かの女が最初の女王[統治権ある女王]となった。その当時、男女を問わず王の第一子(the eldest child)が王位を継承するという王家の法(law)が制定されたからである。*5

またアルセダインアルヴェドゥイゴンドールの王位を要求した箇所では以下の記述がある。

『なおまた、昔ヌメノールにおいては、王位は男女を問わず王の長子(the eldest child)に伝えられた。この慣習(law)が戦乱絶え間ないこの亡命の地で守られていないことは事実である。しかしオンドヘア王の子息たちが子なくして世を去った今、われらが参考とすべきわれら民族の慣習はかかるものであった。』
(原註)この慣習(law)は(王からわれらがお聞きしたところでは)ヌメノール第六代の王タル=アルダリオンがひとりっ子の娘を残して死んだ時、ヌメノールで作られたものである。かの女は最初の統治する女王、タル=アンカリメとなった。しかし、かの女以前にこの慣習は行われていなかった。

つまり統治者(統治権を持つ王・女王)の最年長の子が、男女を問わず王位を継承する。ただし統治者に子が無かった場合については触れられていない。
一方、『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」では以下のように述べられている。

後の時代に、タル=アルダリオンが変更した相続法は「新法(new law)」、それまでのものは「旧法(old law)」と呼ばれた。だが「旧法」は本来は法律(law)ではなく、誰も疑問に思わない古くからの慣習(custom)であったという。
「旧法」の慣習では、統治者の最年長の息子が世継となり、統治者に息子がいない場合は、エルロスの家系の男系の子孫のうち最も統治者に近い男性の親族が世継になるとされていた(この場合、統治者とは男の王に限定される)。
一方「新法」では、統治者に息子がいない場合は、最年長の娘が世継になるとされた(この場合、統治者とは男の王ないし女王)。ただし王の会議の提案により、女性の世継には王位の継承を拒否する自由が与えられた。彼女が拒否した場合は、男系女系に関わらず、統治者に最も近い男性の親族が世継となる。また彼女が王位を継承しても、子供が無いまま崩御ないし退位した場合も同様である。
また会議の要望によって、女性の世継は定められた期間内に結婚しなければ退位するものとされた。タル=アルダリオンはこの条項に、王の世継はエルロスの家系の者としか結婚できず、これに背けば王の世継の資格を失う、と付け加えた。彼は妻エレンディスとのいさかいの原因を、彼女がエルロスの家系ではなかった(エルロスの家系の者より寿命が短かった)ことに求めたからである。後にアルダリオンは女性の世継・女王の結婚を義務付けたこの条項を廃止した(娘アンカリメがこれを嫌ったためと思われる)。だが結婚相手をエルロスの家系の者に限定することはその後も慣習(custom)として残った*6
なお、旧来通りの統治者の最年長の息子の世継は、女性の世継のように王位を拒否はできない。ただし統治者は王位をいつでも世継に譲ることができたので、即位してすぐに譲位することもできた。この場合は少なくとも一年は王位にあったとみなされた。その唯一の例がヴァルダミアである。

これは『追補編』の方式とは異なる。統治者の最年長の子が娘でも、息子が生まれればその息子(最年長の息子)が世継となり、王位を継承することになる。
終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」と「エルロスの家系」ではこの二つの異なる法に基づくと思われる王位の継承例がそれぞれ示されている。

アンカリメへの継承とソロントの企て
「アルダリオンとエレンディス」によると、タル=アルダリオンの「新法」により、一人娘のアンカリメが王の世継に指名された*7ことで彼女の許には多くの求婚者が現れた。彼女は彼らを拒絶していたが、結局はエルロスの家系の出身で求婚者の一人だったハルラカールと結婚した。彼女が結婚した理由については、王の会議の勧告とも、アルダリオンの妹アイリネルの息子ソロント(アンカリメの従兄)が王位を狙っていたからともいわれる。 女系男子であるソロントは、旧法では王にはなれない身分だったが、新法ではアンカリメが結婚しなければ王の世継になれる可能性が浮上した(これは新法における、女性の世継に結婚を義務付けた条項がまだ存在していることを前提としている)。そこで彼は、なかなか結婚しなかったアンカリメに対し、王の世継の地位を放棄するように迫った。アンカリメはこのソロントの意図を挫くために結婚したという。
また別の話では、アンカリメが結婚したのはアルダリオンが結婚の義務の条項を廃止した後のことだという。この場合、彼女が女王になっても子を産まずに死ねば、ソロントにはまだ王位を継げる可能性があった。そこで彼女は子供を産んでソロントの野心を完全に潰すために結婚したのだという。
一方「エルロスの家系」では、タル=アルダリオンにより、王に息子がなかった場合は最年長の娘が王位を継ぐように相続の法(law)が改められたことで、本来は王位を継げるはずだったソロント*8が長い間結婚していなかったアンカリメに対し世継の地位を放棄するよう迫り、アンカリメは結婚したことになっている。
スーリオンへの継承とアンカリメの圧力
「アルダリオンとエレンディス」によると、タル=アンカリメの息子アナーリオンには初め二人の娘がいたが、この二人は王の世継になることを拒否した。それは祖母である女王アンカリメを恐れ嫌っていたからであるとされる*9。女王はこの二人に結婚を許さず、彼女らは独身だったという。アナーリオンには最後に息子のスーリオンが生まれ、彼が王位を継いだ。
「エルロスの家系」では、スーリオンの項に「タル=アナーリオンの三番目の子である。姉たちは王笏を拒んだ。」とのみある。
テルペリエンとミナスティアへの継承
「エルロスの家系」によると、スーリオンの次代は女王のテルペリエンだが、彼女はイシルモという弟がいながら王位を継いでいる。「アルダリオンとエレンディス」での方式ならイシルモが王位を継ぐはずであり、彼女への継承は『追補編』での方式に基づいていると思われる。そのテルペリエンは結婚せず子が無かったため、イシルモの息子ミナスティアがテルペリエンから王位を継いだ*10。だが『追補編』の方式は、統治者に子が無かった場合については何も触れていない。

なお、『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」では、タル=アルダリオンの「新法」の影響により、王の世継はエルロスの家系の者としか結婚できない慣習(custom)が生まれたとされている。一方、『シルマリルの物語』の「アカルラベース」では、アル=ファラゾーンが従姉妹のミーリエルに自分との結婚を強制させたことは「たとえ王家の中であろうと、再従兄妹以上に近い血縁同士の結婚を認めないヌーメノールの法(laws)に照らしても悪しき行為であった。」と述べられている。「エルロスの家系」でも「この結婚はヌーメノールの法(law)にも反していた。かの女はかれの父親の兄弟の子だったからである。」と述べられている。

トールキンの悪夢

アトランティス伝説のトールキン的解釈。トールキンが水没する都市の悪夢を何度も見たことが、彼の神話にアトランティス伝説が組み込まれるきっかけとなった。この話を作ってから、トールキンはその悪夢を見なくなったという*11

コメント

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  • 第一紀のエルダールは滅茶苦茶な強さだったが、モルゴス以下敵も後の時代とは比較にならないほど強かった。第二紀のドゥーネダインは絶対的な強さでエルダールに劣ったが、暗黒の勢力も弱体化し、エルフ達も大半がアマンに去っていたので中つ国では敵なしだった。という感じじゃないかな? -- 2009-04-16 (木) 22:26:35
    • 自分で読み直してみたら非常に分かりにくい…要は「その時代における相対的な強さではドゥーネダイン最強じゃね?」ということです。ヴァラが戦うことなんてそうそうありませんし・・・ -- 2009-04-16 (木) 22:28:05
      • そんなとこだろうね。サウロンの配下は大半が雑魚のオークども、+トロルが少々。そんな粗末な軍勢でもエレギオンを滅ぼし、裂け谷やリンドンを包囲している。しかしウンバールに上陸したヌーメノールの大軍勢に対しては戦わずして逃げ出している。サウロン軍には竜もバルログも巨狼も吸血蝙蝠もいない。いくらサウロンがマイアとは言え、一人じゃドゥネダインの大軍勢には勝てんわな。第二紀における、勢力として最強なのがヌーメノールであることは間違いないね。個体の強さでいったらまた違ってくるんだろうけども。 -- 2012-01-19 (木) 12:30:53
      • 指輪物語中、ガンダルフか誰かがサウロンの配下に言及する際、巨狼の名前も挙げられていたような気がするんですが。勿論、ドラウグルインやカルハロスのような第一紀なみの存在ではないとは思いますが。 -- 2012-07-24 (火) 23:56:04
      • 言ってた言ってた。ガンダルフが言及してたわ。結局名前のみで登場しなかったけど。 -- 2013-12-04 (水) 21:47:13
      • もしかして巨狼ははなれ山攻防戦に参加していたのかも。五軍の戦いがらみで過去の同胞たちの仇討ちみたいに。 -- 2014-09-24 (水) 19:02:27
      • 確か、初期ヌーメノール人は病気で死ぬことも無かったんですよね。 -- 2015-03-10 (火) 20:22:15
  • ヌメノールには象(或いはじゅう)はいたんだろうか?アトランティスにはいたようですが・・・。 -- ホビット 2009-04-19 (日) 14:20:58
  • 古代ポリネシアの民も、彼らから航海技術を学んで太平洋に進出したのかな? -- 2013-12-04 (水) 21:37:18
  • もし自分がヌーメノール人だったら信じらんない位に他の祝福無き哀れな人間に対して傲慢になってただろうな… -- 2014-04-20 (日) 21:49:00
    • そういう人間は何時の時代も必ず一定数いるようですが・・・・ -- 2014-04-21 (月) 20:59:47
    • 世界中で植民活動を行っていますしその結果、東方等で敵を増やしていますからヌメノールと言う国家自体も傲慢になっていったのでしょう -- 2014-04-21 (月) 22:04:48
    • 現実のヨーロッパ人も同じ様なもんだろ。幸運が重なって人間世界の頂点に立てただけなのにそれを歴史の必然だと捉えてるところが違うが -- 2016-05-03 (火) 16:35:11
  • 何か、本国が徳を失ったせいで植民地との関係が拗れた挙げ句、子孫がしっぺ返しを食らう構図が現実のイギリスと重なってしまう。作者はいかなる寓意も含んでないとは言っているが、受け取り手としてそう感じてしまう。 -- 2015-05-28 (木) 00:48:49
    • 個人的には、自分たち「西」方が正義で「東」方が悪という構図も、初期の冷戦を意識してるのかな?と勘ぐってしまう。 -- 2015-11-28 (土) 12:27:22
  • 没落の経緯が帝国主義時代の欧米列強の植民地経営の実態と重なって見えるが、作者も無意識の内にそれを反映していたのか? -- 2015-11-27 (金) 14:54:49
    • 教授自身が含意を否定している(それだけに自身も注意深い)のと、これだけ一言一句練られている作品で「無意識」は無いんじゃないかと思いますよ。 -- 2015-11-27 (金) 16:09:10
      • でも実際、重なる部分があるのは否めないかと… -- 2015-11-27 (金) 18:43:22
      • 植民地を築いた強国の例は古今東西にあります。前世紀の欧米列強と特に重なって見えるのは、厳しい言葉になりますが、あなたがよく知るのがその例しかないからではないかと。実際は大して似てません。 -- 2015-11-27 (金) 22:00:03
      • 含意(implication)じゃなく寓意(allegory)なんじゃ? 教授自身も、寓意物語は嫌いだが寓意物語的な言葉を使わざるを得ない、と言ってるし -- 2017-05-02 (火) 17:22:38
    • ヌメノールの滅亡(没落どころではない)の原因は、思い上がってアマンへ攻め寄せたことだが、これと対応する我々の世界の出来事などあるのかね。 -- 2015-11-27 (金) 20:56:54
      • 滅亡の過程まで似ているとは言ってませんよm(__)m -- 2015-11-27 (金) 23:27:17
      • とすると、単に「植民地支配を行った」以外に類似点はないが -- 2015-11-28 (土) 00:51:29
      • そこだろ、最初は友好的な態度で近づいて、後から公然と圧政を敷く。 -- 2015-11-28 (土) 11:32:56
      • ↑現実の近代欧米列強による植民地は「最初は友好的な態度で近づいて」などいませんよ。 -- 2015-11-29 (日) 07:45:20
      • "fall of -" はアルダのイベントでよく出てきますが、「ノルドールの没落」「ヌーメノールの滅亡」「ゴンドリンの陥落」「バラド=ドゥアの崩壊」あたりがしっくりきます。 -- 2018-04-01 (日) 17:00:10
    • 横からですが・・世界史的な知識となりますが。西欧列強(まさにイギリスなど)の本質的な没落の経緯は、二度の世界大戦により本国が甚大な被害を被り疲弊し、遥か遠方の植民地など維持する余力がなくなったためです。「圧政」的なものは実は関係ありません。 -- 2015-11-28 (土) 12:23:36
      • 今でもイギリス国旗を自国の旗に入れてるところがいくつかありますしね。それどころか元首も女王のままだったり。 -- 2015-11-28 (土) 14:17:22
    • ヌメノールの植民地経営と現実の世界史上のそれに重複する要素があるか、といえばある。似ているか、といえば、私の主観では似ているうちには入らない。似ていると思われる方は、具体的な国名・事例を挙げて実際にどう相似しているか叙述してみては? -- 2015-11-28 (土) 15:27:00
    • 執筆中に起こった世界の出来事も、トールキン作品の一部ではあると思う。 -- 2015-11-28 (土) 16:00:47
  • 王位の継承がややこしいことになってますが、恐らくは教授は、追補編での「男女に関係なく第一子が王位を継ぐ」の設定が、ヌーメノール王はほとんどが男だし、ヌーメノールの後継国家であるアルノールとゴンドールでは男系男子のみの継承であることで無理を感じ、「基本的に王は男だが、たまに女王を出て来る制度」を色々と思案していたんだと思います。 -- 2015-12-08 (火) 23:07:22
    • 大いに有り得ますね。王位だけに。 -- 2015-12-09 (水) 12:37:10
      • ↑カラグドゥーアの断崖から突き落としの刑 -- 2015-12-09 (水) 23:53:55
      • おおい、何を言ってるんだ君は -- 2016-05-04 (水) 04:34:12
  • ヌーメノールとファルマリは角笛の代わりに法螺貝とか使ってそう -- 2016-09-03 (土) 02:03:34
  • ヌーメノールの繁栄と没落には、第一次大戦後のアメリカの絶頂と大恐慌のイメージも反映されていたかもしれないね。 -- 2016-12-30 (金) 07:53:20
  • サウロンは9つの指輪の1つをヌーメノール王に贈るって考えはなかったんだろうか。人間族の中で最も力ある勢力は間違いなくヌーメノールだったわけだし。 -- 2017-08-28 (月) 20:16:34
    • サウロンはヌーメノールを堕落させましたが、公然とエルやヴァラールに反旗を翻させるような事柄を黄金艦隊をアマンに赴かせるようアル=ファラゾーンを唆すまでは禁じていたように感じます。もしその気があればメネルタルマの聖所は汚され、破壊されていたでしょうから。彼は、誰にも見透かされずにヌーメノールを影で覆い尽くす為、細心を尽くしていたと思います。強力な呪具を贈る事で何が引き起こされるのか、所持者である彼自身にも予測がつかなかったのかもしれません。という妄想 -- 2018-11-18 (日) 21:28:21
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*1 元来、「西方の国土(land of the West)」を意味するクウェンヤはNúmendorであり、Númenórëは「西方の民(people of the West)」の意味である。海に対する陸地(land)を意味するクウェンヤはndorだったが、人々(people)を意味するnórëと混同され、nórëが陸地の意味で使われるようになった。
*2 終わらざりし物語』の「キリオンとエオル」でエオルの誓いの場面に登場し、共通語で「星の国(Land of the Star)」と訳されている。
*3 記録上では在位1年とされているが、王位は息子のタル=アマンディルに譲り、実際に統治は行っていない。
*4 ヴァニデルメの死後、ヴァニデルメの夫ヘルカルモがタル=アンドゥカルとして王位につき、2657年に死ぬまでヌーメノールを統治していたため、タル=アルカリンの即位は2657年となっている。
*5 ただしこれは『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」で引用されたものの訳文である。『追補編』の訳文は誤訳があるので参照しない。
*6 註によると、別の文章では「王家の結婚」に関するこの決まりは法律(law)ではなく、王家の尊厳を守るために慣習(custom)となったものと述べられているという。
*7 第二紀892年に、アンカリメは19歳で王の世継として宣言された。これは父タル=アルダリオンが800年に100歳で王の世継に宣言されたことを考えると非常に早い。
*8 ただし彼は女系男子なので、それまで男系男子のみが王位を継いできたのであれば、そもそも王位継承権はないはずである。
*9 クリストファー・トールキンはその註で、タル=アンカリメが女王だった時代は息子のアナーリオンが王の世継だったはずなので、これは不可解としている。
*10 恐らくイシルモは姉より先に死んだと思われる。現に「エルロスの家系」では、タル=テルペリエンは長生き(享年411)だったとされている。
*11 J.R.R.トールキン 或る伝記』の記述より

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Last-modified: 2018-11-18 (日) 21:28:21 (21d)