-- 雛形とするページ -- Template * &ruby(まほうたい){魔法帯}; [#o50d52d4] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[地名]]| |~スペル|Girdle of enchantment| |~その他の呼び名|メリアンの魔法帯(Girdle of Melian)| ** 解説 [#Explanation] [[マイア]]の[[メリアン]]が、夫である[[シンゴル]]の王国[[ドリアス]]を守るために張った結界。 影と惑わしからなる見えざる壁であり、メリアンより強い力を持つ者でない限り、メリアン或いはシンゴルの意志に反してここを通り抜けることは決して出来なかった。だがメリアン自身が予言したとおり([[レイシアン]]を参照)、運命に導かれた[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]がこれを通り抜けてドリアスに達し、シンゴルとメリアンの娘[[ルーシエン]]に出会うことになる。 魔法帯によってドリアスは長く守られていたが、[[シルマリル]]をめぐってシンゴルが[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺害されたことで、メリアンは[[中つ国]]を去って魔法帯は消失し、ドリアスは無防備になった。そのため[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]の攻撃を受け、更に[[フェアノールの息子たち]]に襲撃されたことでドリアスは滅びた。 *** 歴史 [#History] [[ベレリアンド最初の合戦]]の後、[[モルゴス]]の脅威からシンゴルの王国を守るために張り巡らされた。これによりエグラドールと呼ばれていた王国は「魔法帯の地」を意味する[[ドリアス]]と呼ばれるようになった。 後に[[ノルドール]]族の[[同族殺害]]が知れ渡ると、激怒したシンゴルは[[フェアノール]]の一党が王国に立ち入ることをも禁じた。これによりドリアスは[[フェアノールの息子たち]]からも閉ざされた地となった。だがシンゴルの血縁である[[フィナルフィン]]の一党だけは例外的に立ち入ることが許され、シンゴルとメリアンの歓迎を受けた。 これによりドリアスはモルゴスの悪意からも、[[フェアノールの誓言>フェアノール#Oath]]と[[マンドスの呪い]]から引き起こされる禍からも長らく守られていた。 だが魔法帯を突破した[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]が[[ルーシエン]]に求婚した時、ベレンを亡き者にしようとしたシンゴルは「モルゴスの[[王冠>鉄の冠]]から[[シルマリル]]の一つを取り戻してくるように」とベレンに求め、これによりシンゴルはシルマリルを巡る因縁に自らを繋ぎ止めてしまい、禍の宿命がドリアスに入り込むことになった。 はたしてシンゴルは手に入れたシルマリルをめぐって[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]と諍いになり、彼らに殺害された。悲しみに暮れたメリアンは[[中つ国]]を去り、そのため魔法帯は消失。無防備になったドリアスは、復讐に燃えるノグロドのドワーフの攻撃を受け、一度はシンゴルの世継[[ディオル]]によって再建されたものの、今度はシルマリルの引き渡しを求める[[フェアノールの息子たち]]に襲撃され、完全に滅ぼされた。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * &ruby(まほうたい){魔法帯}; [#o50d52d4] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[地名]]| |~スペル|Girdle of enchantment| |~その他の呼び名|メリアンの魔法帯(Girdle of Melian)| ** 解説 [#Explanation] [[マイア]]の[[メリアン]]が、夫である[[シンゴル]]の王国[[ドリアス]]を守るために張った結界。 影と惑わしからなる見えざる壁であり、メリアンより強い力を持つ者でない限り、メリアン或いはシンゴルの意志に反してここを通り抜けることは決して出来なかった。だがメリアン自身が予言したとおり([[レイシアン]]を参照)、運命に導かれた[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]がこれを通り抜けてドリアスに達し、シンゴルとメリアンの娘[[ルーシエン]]に出会うことになる。 魔法帯によってドリアスは長く守られていたが、[[シルマリル]]をめぐってシンゴルが[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺害されたことで、メリアンは[[中つ国]]を去って魔法帯は消失し、ドリアスは無防備になった。そのため[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]の攻撃を受け、更に[[フェアノールの息子たち]]に襲撃されたことでドリアスは滅びた。 *** 歴史 [#History] [[ベレリアンド最初の合戦]]の後、[[モルゴス]]の脅威からシンゴルの王国を守るために張り巡らされた。これによりエグラドールと呼ばれていた王国は「魔法帯の地」を意味する[[ドリアス]]と呼ばれるようになった。 後に[[ノルドール]]族の[[同族殺害]]が知れ渡ると、激怒したシンゴルは[[フェアノール]]の一党が王国に立ち入ることをも禁じた。これによりドリアスは[[フェアノールの息子たち]]からも閉ざされた地となった。だがシンゴルの血縁である[[フィナルフィン]]の一党だけは例外的に立ち入ることが許され、シンゴルとメリアンの歓迎を受けた。 これによりドリアスはモルゴスの悪意からも、[[フェアノールの誓言>フェアノール#Oath]]と[[マンドスの呪い]]から引き起こされる禍からも長らく守られていた。 だが魔法帯を突破した[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]が[[ルーシエン]]に求婚した時、ベレンを亡き者にしようとしたシンゴルは「モルゴスの[[王冠>鉄の冠]]から[[シルマリル]]の一つを取り戻してくるように」とベレンに求め、これによりシンゴルはシルマリルを巡る因縁に自らを繋ぎ止めてしまい、禍の宿命がドリアスに入り込むことになった。 はたしてシンゴルは手に入れたシルマリルをめぐって[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]と諍いになり、彼らに殺害された。悲しみに暮れたメリアンは[[中つ国]]を去り、そのため魔法帯は消失。無防備になったドリアスは、復讐に燃えるノグロドのドワーフの攻撃を受け、一度はシンゴルの世継[[ディオル]]によって再建されたものの、今度はシルマリルの引き渡しを求める[[フェアノールの息子たち]]に襲撃され、完全に滅ぼされた。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する