-- 雛形とするページ -- Template * 灰色の一行 [#qfcb15df] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]| |~スペル|Grey Company| ** 解説 [#Explanation] [[アラゴルン二世]]に率いられた、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]、[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]、そして[[ハルバラド]]ら[[北方の野伏>野伏]]からなる一行のこと。彼らは[[死者の道]]を通り抜けて[[死者の軍勢]]を召集し、[[ゴンドール]]横断を成し遂げて[[ペレンノール野の合戦]]の勝利に貢献した。 >少し離れたところに野伏たちが黙々として鞍の上に腰を下ろしていました。整然とした一団で、槍と弓と剣で武装していました。黒っぽい灰色のマントに身を包み、頭巾は今は兜をつけた頭の上にかぶせられていました。かれらの乗馬は強壮でその身ごなしは堂々としていましたが、粗い剛い毛をしていました。 … 馬たちの馬具にはどれも、宝石や金のきらめきはおろか、何一つ美しい飾りは付いていませんでした。またその主人たちも徽章や紋章の類は何も身に帯びず、ただどのマントにも左肩に[[放射状の光を放つ星形をかたどった銀のブローチ>ドゥーネダインの星]]が留めてありました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色の一行 罷り通る」)) [[アラゴルン二世]]が心で願った救援が(おそらく[[ガラドリエル]]の読心と連絡によって)[[裂け谷]]に伝わり、[[ハルバラド]]と三十人の[[野伏]]がその招集に応えて馳せ参じた。ハルバラドは[[アルウェンの旗印]]を携えてきた他、戦いに赴くことを望んだ[[エルラダン]]と[[エルロヒル]]の[[兄弟>エルロンドの息子]]も加わった。また、アラゴルンの乗馬[[ロヘリン]]も一行と共に連れられてきた。 彼らは[[第三紀]]3019年([[大いなる年>大いなる年#year3019]])の3月6日、[[ローハン]]側の[[アイゼンの浅瀬]]近辺でアラゴルンを見出す。 [[パランティール]]を使い、[[海賊]]の脅威が[[ゴンドール]]沿岸部に迫っていることを知ったアラゴルンの意向を受け、一行は8日未明に[[死者の道]]に突入。日中を費やして[[精霊山]]の下をくぐり抜けて夜半に[[エレヒ]]の丘に達し、旗印を掲げて[[死者の軍勢]]を召集した。 そのまま一行は[[死者たち>死者の軍勢]]が引き起こす恐怖を露払いとしてゴンドールを横断するように[[ペラルギル]]に至るまで駆け抜け、そのために彼らの行く先々では敵味方が等しく逃げ出した。 >かれらが行くと、家々村々の明かりは消え、戸口は閉められ、畑にいた人々は恐ろしさのあまり大声をあげて、まるで追われた鹿のように一目散に逃げ出しました。しだいに色濃くなる暗闇にいつも同じ叫び声があがりました。「死人たちの王だ! 死人たちの王がわしらを襲いに来た!」 遥か下の方で鐘が鳴り響き、人々は残らずアラゴルンの面前から逃げうせました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色の一行 罷り通る」)) 13日に[[ペラルギル]]に到達した一行は、[[死者の軍勢]]を呼び出して同地を襲っていた[[海賊]]の主力艦隊を一掃せしめる。(この働きにより死者たちは呪縛から解き放たれた) 灰色の一行は艦船を拿捕し、噂を聞きつけて集まってきた[[辺境の諸侯国]]の者たちを乗せ、解放した船の奴隷たちを鼓舞して[[アンドゥイン]]を遡上する。15日、旗印を掲げて[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]に劇的な上陸を果たした一団は、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]救援に駆けつけた最後にして決定的な援軍となり、[[ペレンノール野の合戦]]に勝利をもたらした。 *** 灰色の一行の行程 [#z7205378] |~月日|~出来事| |RIGHT:3月6日|早朝、[[ハルバラド]]ら[[野伏]]と[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]、[[アイゼンの浅瀬]]付近で[[ロヒルリム]]と行動を共にしていた[[アラゴルン二世]]を見出す。アラゴルン、[[角笛城]]にて[[パランティール]]を使用、[[ゴンドール]]沿岸部に迫る[[海賊]]の脅威を知る。昼過ぎ、ロヒルリムと別れる。夕刻、角笛城を出立。| |RIGHT:7日|夕刻、[[やしろ岡]]に到着して[[エーオウィン]]に出迎えられる。| |RIGHT:8日|夜明けにやしろ岡を発ち、[[死者の道]]に入る。日中、[[精霊山]]の下を通り、夕刻(日没の二時間前)に[[黒根谷]]側へ出る。夜半、[[エレヒ]]にて[[死者の軍勢]]を召集。| |RIGHT:9日|夜明けにエレヒを発つ。[[タルラングの地峡]]から[[ラメドン]]に入る。夕刻に[[キリル]]川を渡り、[[カレンベル]]を通過。| |RIGHT:10日|[[曙光のない朝]]。(恐らく[[エスリング]]で)[[リングロー]]川を渡る。| |RIGHT:11日|[[リンヒル]]で浅瀬の争奪戦をしていた[[ラメドン]]の民と[[海賊]]を等しく潰走せしめる。踏みとどまった[[アングボール]]に、兵を集めて[[ペラルギル]]に向かうよう指示する。[[ギルライン]]川を渡り、[[レベンニン]]に入る。小休止の後に行軍再開。| |RIGHT:12日|敵を追って[[ペラルギル]]へ向かう。| |RIGHT:13日|ペラルギルで[[海賊]]の主力兵士及び船員を潰走せしめ、艦船を鹵獲する。[[死者の軍勢]]を解放する。夕方から翌朝にかけて、参集した[[辺境の諸侯国]]の兵の乗船と出港の準備。| |RIGHT:14日|朝、艦隊で[[アンドゥイン]]遡上を開始。| |RIGHT:15日|曙光。朝の第三時、[[ペレンノール]]に到着し、[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]から上陸。[[ペレンノール野の合戦]]の勝利。| [[エレヒ]]から[[ペラルギル]]までは約93[[リーグ]](約449km)。ペラルギルから[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]までは約42リーグ(約203km)。 ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] 登場しない。[[死者の道]]には[[アラゴルン>アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]のみが向かっている。 原作では[[エルロンドの息子]]が携えてきた、死者の道についての[[エルロンド]]の助言は、エルロンド本人が[[やしろ岡]]にやってきて、アラゴルンに[[アンドゥーリル]]を手渡すときに直接伝えている。 ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[エピッククエスト Volume III. Allies of the King>ロード・オブ・ザ・リングス オンライン/あらすじ/Volume III. Allies of the King]]にて冒険者が、[[エリアドール]]各地にいる[[野伏]]に連絡を取り、灰色の一行の招集を手伝う。 召集後も、灰色の一行の旅に同行する。 三十人を超える野伏が旅に参加するが、サルマンの妨害などにより死亡、あるいは死亡した者を故郷に返すために脱落し、アイゼンの浅瀬での再会までに残った人数が三十人となっている。 サウロンの没落後も生き残った者は、北方に戻った者と、[[イシリエンの野伏]]と合流しモルドールに入ってエレスサール王の補佐をする者に分かれた。 *** アイゼンの浅瀬でアラゴルンと合流した三十人 [#p51f459c] ゲームオリジナルキャラクターでも、ゲームの日本語版において翻訳名が登場していたキャラクターについては翻訳名も表記。 :[[ハルバラド]]|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。ペレンノール野の合戦で死亡。アラゴルン不在の間の灰色の一行の統率者。 :Amlan(アムラン)|旅の召集前の派遣地は[[ブリー村]]。指輪戦争において生き残る。 :Angwedh|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後は北に戻ると言っているが、具体的な目的地は決めていない。 :Brungos(ブルンゴス )|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。指輪戦争において生き残る。 :Calenglad(カレングラド)|旅の召集前の派遣地は[[夕おぼろ]]。黒門の戦いで死亡。 :Celairant(セライラント)|旅の召集前の派遣地は[[エレド・ルイン]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Corunir(コルニア)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。指輪戦争において生き残る。 :Culang(クラング)|旅の召集前の派遣地は[[夕おぼろ]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Daervunn(ダエアヴン)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。[[黒門の戦い]]では[[ハルバラド]]に替わりアラゴルンの旗手を務めた。 :Dagoras(ダゴラス)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Faeron|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ゴルゴロス]]、[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Golodir(ゴロディア)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Halros(ハルロス)|旅の召集前の派遣地は[[ホビット庄]]。プレイヤーの選択次第では、旅に参加せずにホビット庄に残留する。旅に参加した場合はペレンノール野の合戦で死亡。 :Helchon|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。 :Idhrenfair|旅の召集前の派遣地は[[ドル・グルドゥル]]近辺。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Idhrien|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Langlas(ラングラス)|旅の召集前の派遣地は[[エレド・ルイン]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Lothrandir(ロスランディア)|旅の召集前の派遣地は[[フォロヒェル]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、フォロヒェルに戻ったもよう。 :Mandan|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Mincham(ミンハム、ミンチャム)|旅の召集前の派遣地は[[フォルンオスト]]近辺。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Mithrendan|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Naeglanc|旅の召集前の派遣地は不明。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Nestadron|旅の召集前の派遣地は不明。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Nethraw(ネスラウ)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。指輪戦争において生き残る。 :Orthonn|旅の召集前の派遣地は[[エステルディン]]近辺。指輪戦争において生き残る。 :Prestadir|旅の召集前の派遣地は[[ドル・グルドゥル]]近辺。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Radanir(ラダニア)|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。指輪戦争において生き残る。 :Techeron(テヘロン)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[イヴンディム]]に戻る行程の途中で、道中で死亡した仲間の遺体を故郷に戻すため一足先に一行を離脱していたSaeradan(サエラダン)を尋ねる予定とのこと。 :残り二名について|アイゼンの浅瀬での再会以降、アラゴルンらと同行しているのが明示されるのは上記二十八名で、残り二名については当記事作成時点(2021年7月)ではゲーム中では明示されない。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * 灰色の一行 [#qfcb15df] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]| |~スペル|Grey Company| ** 解説 [#Explanation] [[アラゴルン二世]]に率いられた、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]、[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]、そして[[ハルバラド]]ら[[北方の野伏>野伏]]からなる一行のこと。彼らは[[死者の道]]を通り抜けて[[死者の軍勢]]を召集し、[[ゴンドール]]横断を成し遂げて[[ペレンノール野の合戦]]の勝利に貢献した。 >少し離れたところに野伏たちが黙々として鞍の上に腰を下ろしていました。整然とした一団で、槍と弓と剣で武装していました。黒っぽい灰色のマントに身を包み、頭巾は今は兜をつけた頭の上にかぶせられていました。かれらの乗馬は強壮でその身ごなしは堂々としていましたが、粗い剛い毛をしていました。 … 馬たちの馬具にはどれも、宝石や金のきらめきはおろか、何一つ美しい飾りは付いていませんでした。またその主人たちも徽章や紋章の類は何も身に帯びず、ただどのマントにも左肩に[[放射状の光を放つ星形をかたどった銀のブローチ>ドゥーネダインの星]]が留めてありました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色の一行 罷り通る」)) [[アラゴルン二世]]が心で願った救援が(おそらく[[ガラドリエル]]の読心と連絡によって)[[裂け谷]]に伝わり、[[ハルバラド]]と三十人の[[野伏]]がその招集に応えて馳せ参じた。ハルバラドは[[アルウェンの旗印]]を携えてきた他、戦いに赴くことを望んだ[[エルラダン]]と[[エルロヒル]]の[[兄弟>エルロンドの息子]]も加わった。また、アラゴルンの乗馬[[ロヘリン]]も一行と共に連れられてきた。 彼らは[[第三紀]]3019年([[大いなる年>大いなる年#year3019]])の3月6日、[[ローハン]]側の[[アイゼンの浅瀬]]近辺でアラゴルンを見出す。 [[パランティール]]を使い、[[海賊]]の脅威が[[ゴンドール]]沿岸部に迫っていることを知ったアラゴルンの意向を受け、一行は8日未明に[[死者の道]]に突入。日中を費やして[[精霊山]]の下をくぐり抜けて夜半に[[エレヒ]]の丘に達し、旗印を掲げて[[死者の軍勢]]を召集した。 そのまま一行は[[死者たち>死者の軍勢]]が引き起こす恐怖を露払いとしてゴンドールを横断するように[[ペラルギル]]に至るまで駆け抜け、そのために彼らの行く先々では敵味方が等しく逃げ出した。 >かれらが行くと、家々村々の明かりは消え、戸口は閉められ、畑にいた人々は恐ろしさのあまり大声をあげて、まるで追われた鹿のように一目散に逃げ出しました。しだいに色濃くなる暗闇にいつも同じ叫び声があがりました。「死人たちの王だ! 死人たちの王がわしらを襲いに来た!」 遥か下の方で鐘が鳴り響き、人々は残らずアラゴルンの面前から逃げうせました。((『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』「灰色の一行 罷り通る」)) 13日に[[ペラルギル]]に到達した一行は、[[死者の軍勢]]を呼び出して同地を襲っていた[[海賊]]の主力艦隊を一掃せしめる。(この働きにより死者たちは呪縛から解き放たれた) 灰色の一行は艦船を拿捕し、噂を聞きつけて集まってきた[[辺境の諸侯国]]の者たちを乗せ、解放した船の奴隷たちを鼓舞して[[アンドゥイン]]を遡上する。15日、旗印を掲げて[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]に劇的な上陸を果たした一団は、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]救援に駆けつけた最後にして決定的な援軍となり、[[ペレンノール野の合戦]]に勝利をもたらした。 *** 灰色の一行の行程 [#z7205378] |~月日|~出来事| |RIGHT:3月6日|早朝、[[ハルバラド]]ら[[野伏]]と[[エルロンドの息子たち>エルロンドの息子]]、[[アイゼンの浅瀬]]付近で[[ロヒルリム]]と行動を共にしていた[[アラゴルン二世]]を見出す。アラゴルン、[[角笛城]]にて[[パランティール]]を使用、[[ゴンドール]]沿岸部に迫る[[海賊]]の脅威を知る。昼過ぎ、ロヒルリムと別れる。夕刻、角笛城を出立。| |RIGHT:7日|夕刻、[[やしろ岡]]に到着して[[エーオウィン]]に出迎えられる。| |RIGHT:8日|夜明けにやしろ岡を発ち、[[死者の道]]に入る。日中、[[精霊山]]の下を通り、夕刻(日没の二時間前)に[[黒根谷]]側へ出る。夜半、[[エレヒ]]にて[[死者の軍勢]]を召集。| |RIGHT:9日|夜明けにエレヒを発つ。[[タルラングの地峡]]から[[ラメドン]]に入る。夕刻に[[キリル]]川を渡り、[[カレンベル]]を通過。| |RIGHT:10日|[[曙光のない朝]]。(恐らく[[エスリング]]で)[[リングロー]]川を渡る。| |RIGHT:11日|[[リンヒル]]で浅瀬の争奪戦をしていた[[ラメドン]]の民と[[海賊]]を等しく潰走せしめる。踏みとどまった[[アングボール]]に、兵を集めて[[ペラルギル]]に向かうよう指示する。[[ギルライン]]川を渡り、[[レベンニン]]に入る。小休止の後に行軍再開。| |RIGHT:12日|敵を追って[[ペラルギル]]へ向かう。| |RIGHT:13日|ペラルギルで[[海賊]]の主力兵士及び船員を潰走せしめ、艦船を鹵獲する。[[死者の軍勢]]を解放する。夕方から翌朝にかけて、参集した[[辺境の諸侯国]]の兵の乗船と出港の準備。| |RIGHT:14日|朝、艦隊で[[アンドゥイン]]遡上を開始。| |RIGHT:15日|曙光。朝の第三時、[[ペレンノール]]に到着し、[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]から上陸。[[ペレンノール野の合戦]]の勝利。| [[エレヒ]]から[[ペラルギル]]までは約93[[リーグ]](約449km)。ペラルギルから[[ハルロンド>ハルロンド(ゴンドール)]]までは約42リーグ(約203km)。 ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] 登場しない。[[死者の道]]には[[アラゴルン>アラゴルン二世]]、[[レゴラス]]、[[ギムリ]]のみが向かっている。 原作では[[エルロンドの息子]]が携えてきた、死者の道についての[[エルロンド]]の助言は、エルロンド本人が[[やしろ岡]]にやってきて、アラゴルンに[[アンドゥーリル]]を手渡すときに直接伝えている。 ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[エピッククエスト Volume III. Allies of the King>ロード・オブ・ザ・リングス オンライン/あらすじ/Volume III. Allies of the King]]にて冒険者が、[[エリアドール]]各地にいる[[野伏]]に連絡を取り、灰色の一行の招集を手伝う。 召集後も、灰色の一行の旅に同行する。 三十人を超える野伏が旅に参加するが、サルマンの妨害などにより死亡、あるいは死亡した者を故郷に返すために脱落し、アイゼンの浅瀬での再会までに残った人数が三十人となっている。 サウロンの没落後も生き残った者は、北方に戻った者と、[[イシリエンの野伏]]と合流しモルドールに入ってエレスサール王の補佐をする者に分かれた。 *** アイゼンの浅瀬でアラゴルンと合流した三十人 [#p51f459c] ゲームオリジナルキャラクターでも、ゲームの日本語版において翻訳名が登場していたキャラクターについては翻訳名も表記。 :[[ハルバラド]]|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。ペレンノール野の合戦で死亡。アラゴルン不在の間の灰色の一行の統率者。 :Amlan(アムラン)|旅の召集前の派遣地は[[ブリー村]]。指輪戦争において生き残る。 :Angwedh|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後は北に戻ると言っているが、具体的な目的地は決めていない。 :Brungos(ブルンゴス )|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。指輪戦争において生き残る。 :Calenglad(カレングラド)|旅の召集前の派遣地は[[夕おぼろ]]。黒門の戦いで死亡。 :Celairant(セライラント)|旅の召集前の派遣地は[[エレド・ルイン]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Corunir(コルニア)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。指輪戦争において生き残る。 :Culang(クラング)|旅の召集前の派遣地は[[夕おぼろ]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Daervunn(ダエアヴン)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。[[黒門の戦い]]では[[ハルバラド]]に替わりアラゴルンの旗手を務めた。 :Dagoras(ダゴラス)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Faeron|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ゴルゴロス]]、[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Golodir(ゴロディア)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Halros(ハルロス)|旅の召集前の派遣地は[[ホビット庄]]。プレイヤーの選択次第では、旅に参加せずにホビット庄に残留する。旅に参加した場合はペレンノール野の合戦で死亡。 :Helchon|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。 :Idhrenfair|旅の召集前の派遣地は[[ドル・グルドゥル]]近辺。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Idhrien|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Langlas(ラングラス)|旅の召集前の派遣地は[[エレド・ルイン]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Lothrandir(ロスランディア)|旅の召集前の派遣地は[[フォロヒェル]]。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、フォロヒェルに戻ったもよう。 :Mandan|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Mincham(ミンハム、ミンチャム)|旅の召集前の派遣地は[[フォルンオスト]]近辺。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[エステルディン]]に戻ったもよう。 :Mithrendan|旅の召集前の派遣地は[[ミスエイセル]][[三角地>三角地(エリアドール)]]。指輪戦争において生き残る。サウロンの没落後は[[ミナス・モルグル]]制圧にも参加。 :Naeglanc|旅の召集前の派遣地は不明。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Nestadron|旅の召集前の派遣地は不明。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Nethraw(ネスラウ)|旅の召集前の派遣地は[[アングマール]]。指輪戦争において生き残る。 :Orthonn|旅の召集前の派遣地は[[エステルディン]]近辺。指輪戦争において生き残る。 :Prestadir|旅の召集前の派遣地は[[ドル・グルドゥル]]近辺。ペレンノール野の合戦で死亡。 :Radanir(ラダニア)|旅の召集前の派遣地は[[トロルの森]]。指輪戦争において生き残る。 :Techeron(テヘロン)|旅の召集前は[[エステルディン]]にいる。指輪戦争において生き残る。エレッサール王とアルウェン王妃の結婚式後、[[イヴンディム]]に戻る行程の途中で、道中で死亡した仲間の遺体を故郷に戻すため一足先に一行を離脱していたSaeradan(サエラダン)を尋ねる予定とのこと。 :残り二名について|アイゼンの浅瀬での再会以降、アラゴルンらと同行しているのが明示されるのは上記二十八名で、残り二名については当記事作成時点(2021年7月)ではゲーム中では明示されない。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する