#author("2021-01-08T18:51:22+09:00;2018-12-01T23:32:37+09:00","","")
#author("2021-01-08T18:52:35+09:00;2018-12-01T23:32:37+09:00","","")
* &ruby(しろ){白};の&ruby(かいぎ){会議}; [#scc98393]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]|
|~スペル|White Council|
|~その他の呼び名|賢者たちの会議(Council of the Wise) &br; 賢者たち、賢人たち、賢人会議(the Wise) &br; 会議、賢人会議(the Council)|

** 解説 [#Explanation]

[[サウロン]]の力に対処するために結成された、賢者たち([[イスタリ]]と[[エルダール]]の長)からなる組織((『[[ホビットの冒険]]』では「さまざまな知識とよい魔法をおさめつくしたりっぱな魔法使いたちの一大会議」'''a great council of the white wizards, masters of lore and good magic'''と言及されている。「りっぱな魔法使いたち(white wizards)」とは、[[死人占い師]]を指す「きたない魔法使い(black sorcerer)」と対になる表現と思われる))。
[[警戒的平和]]が終わりを告げたのを受け、[[第三紀]]2463年に[[ガラドリエル]]の希望によって招集された。

『[[追補編>指輪物語/追補編]]』及び『[[シルマリルの物語]]』の記述によれば、結成時を含めて四度開催されている。

:2463年の会議|会議が結成された最初の会合。[[ガラドリエル]]は[[ガンダルフ]]を議長に推したが彼が辞退したため、[[サルマン]]が議長となった。(このことでサルマンはガンダルフを嫉んだ)

:2851年の会議|2850年に[[ドル・グルドゥア]]へ潜入したガンダルフによって、死人占い師の正体が[[サウロン]]であり、彼が[[一つの指輪]]を探していることが判明する。そこで2851年に[[裂け谷]]で「大会議」((『[[終わらざりし物語]]』「指輪狩り」での記述。))が開かれた。この時ガンダルフはドル・グルドゥアへの攻撃を勧告するが、サルマンは一つの指輪が[[アンドゥイン]]から[[大海]]へ流れ下って失われたと述べて、今しばらく事態を静観すべきとした。結局この時は何の行動も起こされなかった。(この時すでにサルマンは一つの指輪を手に入れようと目論んでおり、あえてサウロンを放置することで指輪を誘い出そうとしていた。同年サルマンは[[あやめ野]]の捜索を始めた)
:2851年の会議|2850年に[[ドル・グルドゥア]]へ潜入したガンダルフによって、[[死人占い師]]の正体が[[サウロン]]であり、彼が[[一つの指輪]]を探していることが判明する。そこで2851年に[[裂け谷]]で「大会議」((『[[終わらざりし物語]]』「指輪狩り」での記述。))が開かれた。この時ガンダルフはドル・グルドゥアへの攻撃を勧告するが、サルマンは一つの指輪が[[アンドゥイン]]から[[大海]]へ流れ下って失われたと述べて、今しばらく事態を静観すべきとした。結局この時は何の行動も起こされなかった。(この時すでにサルマンは一つの指輪を手に入れようと目論んでおり、あえてサウロンを放置することで指輪を誘い出そうとしていた。同年サルマンは[[あやめ野]]の捜索を始めた)

:2941年の会議|ドル・グルドゥアの影響力が強まってきたのを受け、[[トーリンとその仲間]]による[[エレボール]]遠征と[[五軍の合戦]]が行われた年に招集された。サルマンはガンダルフの勧告に同意し、白の会議はドル・グルドゥアを攻撃して死人占い師を[[闇の森]]から追い払った((ただしこの攻撃はサウロンに事前に予知されており、サウロンの逃走は見せかけのものに過ぎなかった。))。(サルマンが攻撃に同意したのは、早くもサウロンが[[イシルドゥア]]の最期を知り、[[あやめ野]]周辺の捜索を行っていることに気づいたからで、これを妨害する意図があった)

:2953年の会議|[[力の指輪]]のことが検討されたが、サルマンは一つの指輪はアンドゥインから大海に流れ下って失われたという主張を繰り返した。サルマンの堕落のため、この年の会合が最後となった。(同年にサルマンは[[アイゼンガルド]]に引きこもるようになった)

*** 構成員 [#f73477be]

作中の記述から、会議のメンバーだと判明している人物は以下の通り。

-[[サルマン]](議長)
-[[ガンダルフ]]

-[[ガラドリエル]](発起人)
-[[エルロンド]]
-[[キーアダン]]

この他に「[[エルダール]]の諸侯」が参加していたというが、具体的には不明。

*** 最初の会議 [#o4241c32]

『[[終わらざりし物語]]』「ガラドリエルとケレボルンの歴史」には、白の会議の前例と思われる[[第二紀]]の会議について言及がある。

第二紀1693年から始まった[[力の指輪]]を巡る[[エルフ]]と[[サウロン]]の戦いは、[[ヌーメノール]]の大艦隊の到来によって1701年にサウロンが[[エリアドール]]から駆逐されたことで一旦の終結を見た。
この時、エリアドールの[[エルフ]]の指導者達によって「最初の会議(the first Council)」が開かれ、エリアドール東部のエルフの拠点は[[エレギオン]]ではなく[[イムラドリス>裂け谷]]とすることが決められた。また[[ギル=ガラド]]は[[エルロンド]]をエリアドールの[[副摂政>摂政]]に任命し、彼に[[ヴィルヤ]]を渡した。

[[クリストファー・トールキン]]の註によると、原稿のこの箇所は「最初の白の会議(the first White Council)」と読めるように修正されており、おそらく[[第三紀]]の「白の会議」の名は古のこの会議から取られたのだろうと推測している。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

[[ドワーフ]]が[[エレボール]]を奪回しようとしている動きを察知した[[サルマン]]によって召集され、[[ガンダルフ]]が裂け谷に到着したときに、サルマンの他に[[エルロンド]]、[[ガラドリエル]]が出席して開催されている。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,,,,,reply)