#author("2022-10-26T17:51:45+09:00;2022-01-14T18:21:40+09:00","","")
#author("2022-10-26T22:04:37+09:00;2022-01-14T18:21:40+09:00","","")
* 世界の変わる日 [#v7ffac3a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|Change of the World|

** 解説 [#Explanation]

[[第二紀]]末に[[アルダ(地球)>アルダ]]が平面から球形の世界に変容したこと。

[[第二紀]]3319年、[[サウロン]]に唆された[[アル=ファラゾーン]]率いる[[ヌーメノール]]の大艦隊は、「不死」を奪い取るために[[ヴァラールの禁]]を破って[[アマン]]へ侵攻した。これに[[ヴァラール]]は[[アルダ]]の統治権を唯一神[[イルーヴァタール]]に一時返上し、処置を仰いだ。
するとイルーヴァタールはアルダの構造を根本から作り変えてしまった。[[アマン]]と[[トル・エレッセア]]は目に見える世界から取り除かれて[[世界の圏外>世界の圏]]に移され、[[中つ国]]の西には大海原が、東には空白の地が投げ返された。[[大海]]は二つに割かれ、裂け目の東端に近かった[[ヌーメノール]]の島は礎ごと覆って海中に没した。大艦隊は裂け目に飲み込まれ、アマンの地に足を記したアル=ファラゾーンと彼の軍勢は崩れる山々の下敷きになり[[忘却の洞窟]]で眠り続けることになった。
この大変動の余波を受けて、[[中つ国]]の西の沿岸は押し寄せた海に飲まれ、地形が変わり、大きな被害と変化を被った。

以後、新たに西へ航海した者たちは空白の海域と新しい陸地を見つけるばかりで、ついには一周して元の場所に戻ってきた。こうしてアルダは現在知られているような「湾曲せる世界」となった。だが[[中つ国]]を去る[[エルフ]]にだけは[[まっすぐの道]]を通って[[アマン]]へ至る恩寵が残された。

>「[[アヴァルローネ]]は地上から消え失せ、[[アマン]]の地は取り去られ、現在の暗黒の世界ではそれらは見出されない。しかし、かつては存在したのだから、今も存在する。本当の存在として、最初に作られた時のままの完全な形の世界の中に」((『[[シルマリルの物語]]』「[[アカッラベース]]」 世界が変わってしまったことを知った[[ドゥーネダイン]]の言葉。))
>「[[アヴァッローネ]]は地上から消え失せ、[[アマン]]の地は取り去られ、現在の暗黒の世界ではそれらは見出されない。しかし、かつては存在したのだから、今も存在する。本当の存在として、最初に作られた時のままの完全な形の世界の中に」((『[[シルマリルの物語]]』「[[アカッラベース]]」 世界が変わってしまったことを知った[[ドゥーネダイン]]の言葉。))

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