#author("2020-01-02T13:22:47+09:00;2019-12-22T12:39:54+09:00","","")
#author("2021-06-14T21:51:46+09:00","","")
-ドゥリン一族の王グローイン(Glóin)については、[[グローイン(トーリン一世の息子)]]を参照してください。
-グローイン(Glóin)の父グローイン(Gróin)については、[[グローイン(ファリンの息子)]]を参照してください。
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* グローイン [#s636041a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Glóin|
|~異訳|グロイン|
|~種族|[[ドワーフ]]([[長鬚族]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2783年~[[第四紀]]15年(享年253)|
|~親|[[グローイン(Gróin)>グローイン(ファリンの息子)]](父)|
|~兄弟|[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]](兄)|
|~子|[[ギムリ]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]の弟。[[ギムリ]]の父。[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]へ遠征した[[13人のドワーフ>トーリンとその仲間]]の一人。

グローインは、[[スライン二世]]とその息子[[トーリン>トーリン二世]]に付き従って一時[[褐色人の国]]にいた。[[第三紀]]2799年の[[ナンドゥヒリオンの合戦]]にも参加し((『[[追補編>指輪物語/追補編]]』「ドゥリンの一族」での記述。当時32歳の[[ダイン二世]]が[[ドワーフ]]にとっては青二才だったとされているが、当時のグローインはその半分の16歳である。))、戦いが終わるとスライン達と共に褐色人の国に戻った。やがて彼らは[[エリアドール]]を放浪し、[[エレド・ルイン]]に移住した([[トーリンの館]])。

*** 『[[ホビットの冒険]]』におけるグローイン [#td380738]

[[第三紀]]2941年、グローインは[[ビルボ・バギンズ]]及び[[トーリン二世]]と共に[[エレボール]]への遠征に参加した。
『[[ホビットの冒険]]』では白の頭巾をしていた。最初グローインはビルボが[[ガンダルフ]]の言うような冒険の頼もしい助っ人であるとは信じられず、本人が聞いていると思わずにガンダルフに向かってビルボを馬鹿にするような発言をしていたが、それを聞いたビルボはむっとして見返してやりたいと思ったことで冒険に参加する気になった。
[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]とグローインは二人とも火を熾す名人だったが、雨降りの晩に野宿しようとした際に二人ともうまく火を熾せないでいる内に、食糧を積んだ[[小馬]]が暴れて食糧が川に流されてしまった時にはお互いに口喧嘩を始め、ついにはつかみ合いの喧嘩にまで発展した。((『[[ホビットの冒険]]』「2 ヒツジのあぶり肉」))
[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]とグローインは二人とも火を熾す名人だったが、雨降りの晩に野宿しようとした際に二人ともうまく火を熾せないでいる内に、食糧を積んだ[[小馬]]が暴れて食糧が川に流されてしまった時にはお互いに口喧嘩を始め、ついにはつかみ合いの喧嘩にまで発展した((『[[ホビットの冒険]]』「2 ヒツジのあぶり肉」))。
グローインは[[五軍の合戦]]を生き残り、[[エレド・ルイン]]からエレボールの[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]へ移住した。

*** 『[[指輪物語]]』におけるグローイン [#o9b6a93b]

>フロドの右隣りには、りっぱな身なりをした、えらそうなドワーフ小人がいました。たいへん長くて、先が二つに分かれているその顎鬚の白いことといったら、かれの衣裳の雪白の白さに劣りませんでした。かれは腰に銀のベルトをつけ、首には銀とダイヤモンドの鎖をかけていました。 …
「これは、これは、ようこそお会いしましたな!」ドワーフ小人はかれの方を向いていいました。それからわざわざ椅子から立ち上がりお辞儀をしました。「グローインです。どうぞご別懇に。」かれはそういうと、またひときわ深々とお辞儀をしました。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「数々の出会い」))

[[サウロン]]の使者が[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]の王[[ダイン二世]]の元にやってきたことで、ドワーフたちはサウロンが[[ビルボ・バギンズ]]を探していることを知る。ビルボへ警告するためと、サウロンの使者へどう対応すべきかの助言を得るため、ダインからの使いとしてグローインは[[裂け谷]]へ派遣された。グローインは裂け谷にやって来た[[フロド・バギンズ]]に出会い、山の下の王国や[[谷間の国]]の近況をフロドに語って聞かせた。

その後グローインは、[[エルロンドの会議]]に参加する。会議では[[レゴラス]]から[[闇の森の王国>闇の森#Realm]]での[[ゴクリ]]に対する寛大な扱いを聞いて、かつて自分たちが[[エルフ王の岩屋]]に囚われた時の事を思い出して憤ったり、勇気をふりしぼって指輪破壊の任務に志願したビルボを見て、彼が[[エレボール]]への遠征に参加することになったときのことを思い出す一幕もあった(『[[ホビットの冒険]]』での出来事)。

[[指輪の仲間]]には、グローインと共に裂け谷に来ていた息子の[[ギムリ]]が参加することになった。エルロンドの会議後のグローインについては何も言及はないが、会議の結果を知らせるために山の下の王国へ帰ったと思われる。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

劇中で[[ギムリ]]と共に[[裂け谷]]に到着し、そのすぐ隣を歩いていた白鬚の老ドワーフが『[[The Lord of the Rings Trading Card Game]]』でグローインとして扱われている。

&ref(lotr02007.jpg,,30%);

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[ピーター・ハンブルトン]]|
|~日本語吹き替え|[[稲葉実]]|

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冒頭のシーンでは、玉座に座る[[スロール]]の隣に[[トーリン>トーリン二世]]、[[スライン>スライン二世]]と共に控えている。[[エクステンデッド・エディション]]では、[[ラスガレンの白い宝石]]の入った箱を持って[[スランドゥイル]]に差し出すが、手に取ろうとする直前で箱を閉じて引き下がってしまう。それに怒ったスランドゥイルは供を連れて帰り、エルフとドワーフの確執が深まる原因となった。

銭勘定に長け、遠征に必要な資金を[[オイン>オイン(ファリンの息子グローインの息子)]]と共に調達した。職業柄、不公平だと感じた時は相手が目上の者であっても食って掛かる性格で、[[トーリン>トーリン二世]]と[[バーリン]]から[[バルド]]に支払う武器代と渡し賃を出すように言われた時には不平を漏らし、バルドから渡された武器の粗悪さを見れば真っ先に抗議の声を挙げている。また美術品の鑑定眼も優れているらしく、[[裂け谷]]の食器や[[エレボール]]の財宝等をよくルーペで観察している。

[[ドワーリン]]と同様、危機に遭遇した際には仲間の先頭に立って戦う。[[ギムリ]]が使っていたものと同じ戦斧が武器で、[[エレボール]]の武器庫で見つけてかぶっていた兜は、ギムリの兜と同じ物になっている。これは二人が親子であることを効果的に示しているが、武器のデザイナーは「これらはドワーフの武具の中でも広く普及している種類なのではないか」という主旨のコメントをしている。

下記画像右手。

&ref(oin_gloin.jpg,,25%,オイン(左)、グローイン(右));

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』におけるグローイン [#f5ffb49f]

[[裂け谷]]の少し北にある野営地にいて、[[霧ふり山脈]]の[[ゴブリン]]に対処するためのクエストを冒険者に与えてくる。
またエピッククエスト'The Legacy of Durin and the Trials of the Dwarves'([[ドゥリン]]の伝説とドワーフの試練)では、[[サウロン]]の敗北後、[[グンダバド]]へと進軍することになったドワーフ連合軍の中で重要な位置を占めることになる。

&ref(ScreenShot00653.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるグローインとギムリ(五軍の合戦前)); &ref(ScreenShot00665.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるグローイン(指輪戦争時));

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,,,,,reply)