#author("2022-08-31T23:23:10+09:00;2021-11-05T08:14:37+09:00","","")
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* キーリ [#zea27e66]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Kíli|
|~異訳|キリ|
|~種族|[[ドワーフ]]([[長鬚族]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2864~†2941年(享年77)|
|~親|[[ディース]](母)|
|~兄弟|[[フィーリ]](兄)|

** 解説 [#Explanation]

[[ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]に遠征した[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人。[[フィーリ]]の弟で、[[ソーリン二世]]の甥にあたる。黄色い鬚で、『[[ホビットの冒険]]』では兄フィーリと同じく青の頭巾をかぶり、銀のバンドをしていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際には、食後にフィーリと同じくバイオリンを演奏している。

[[五軍の合戦]]で、[[ソーリン>ソーリン二世]]を庇って兄の[[フィーリ]]と共に討ち死にした。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[エイダン・ターナー]]|
|~日本語吹き替え|[[土田大]]|

『[[追補編>指輪物語/追補編]]』の[[ドゥリンの一族]]の家系図と同じく、一行の中で一番年が若い。瘦せ形で、鬚が生え揃わないなど、身体的にも精神的にも未熟な青年の[[ドワーフ]]。武器として剣の他に弓も使っている。向こう見ずな性格だが、父親代わりでもある[[ソーリン>ソーリン二世]]を強く敬愛している。
息子が居ないソーリンの甥にあたるため、兄の[[フィーリ]]に続く第二王位継承者となっている。

[[闇の森]]で[[蜘蛛]]に襲われたとき、偶然自分を助けることになった[[タウリエル]]に興味を持ち、[[エルフ]]たちに捕らわれ投獄された後にも、彼女と話している。その後、[[闇の森の王国>闇の森#Realm]]の[[宮殿>エルフ王の岩屋]]から脱出する時、ソーリンたちが入った樽を川に流すため水門を開こうとしたとき、[[ボルグ]]が放った[[モルグル]]の矢を足に受けて負傷。本人は無理をして何でもないふりをしていたが、ソーリンたちが[[エスガロス]]の武器庫で武器を盗み出そうとしたとき、足の怪我のせいで転び、音を立てたことにより衛兵に見つかってしまう。
その後、ソーリンたちが[[エレボール]]へ向けて出発することになったとき、足手まといになるからエスガロスに残って傷を癒すようソーリンに言われる。キーリの治療のために[[オーイン>オーイン(ファリンの息子グローインの息子)]]が、そして弟を見捨てられない[[フィーリ]]も共に残ることになった。後に、寝過ごして遅刻してしまった[[ボーフール]]も合流する。
その後、急速に容態が悪化。[[バルド]]の家に担ぎ込まれた後、[[タウリエル]]による[[アセラス]]での治療を受ける。

[[スマウグ]]が倒された後、ソーリンらと合流するため[[エレボール]]へ向かう時、タウリエルを誘ってさらに愛の言葉までかけている。だが断られると、[[母>ディース]]から預かったというお守りの石をタウリエルに預けた。
[[五軍の合戦]]ではソーリンらと共に、[[からすが丘]]に陣取っていた[[アゾグ]]らを仕留めに向かったが罠にはまって襲われ、[[フィーリ]]が殺されるのを見て逆上。[[ボルグ]]らに挑んでいくが、[[グンダバド]]の偵察から戻ってきたタウリエルの目の前でボルグに殺される。戦いが終わると、お守りの石をタウリエルから戻された。

下記画像右手。
&ref(フィーリ/fili_kili.jpg,,25%,フィーリ(左)とキーリ(右));

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