キーリ †
概要 †
解説 †
ビルボ・バギンズと共にエレボールに遠征した13人のドワーフの一人。フィーリの弟で、トーリン二世の甥にあたる。黄色い鬚で、『ホビットの冒険』では兄フィーリと同じく青の頭巾をかぶり、銀のバンドをしていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際には、食後にフィーリと同じくバイオリンを演奏している。
五軍の合戦で、トーリンを庇って兄のフィーリと共に討ち死にした。
映画『ホビット』における設定 †
『追補編』のドゥリンの一族の家系図と同じく、一行の中で一番年が若い。瘦せ形で、鬚が生え揃わないなど、身体的にも精神的にも未熟な青年のドワーフ。武器として剣の他に弓も使っている。向こう見ずな性格だが、父親代わりでもあるトーリンを強く敬愛している。
息子が居ないトーリンの甥にあたるため、兄のフィーリに続く第二王位継承者となっている。
闇の森で蜘蛛に襲われたとき、偶然自分を助けることになったタウリエルに興味を持ち、エルフたちに捕らわれ投獄された後にも、彼女と話している。その後、闇の森の王国の宮殿から脱出する時、トーリンたちが入った樽を川に流すため水門を開こうとしたとき、ボルグが放ったモルグルの矢を足に受けて負傷。本人は無理をして何でもないふりをしていたが、トーリンたちがエスガロスの武器庫で武器を盗み出そうとしたとき、足の怪我のせいで転び、音を立てたことにより衛兵に見つかってしまう。
その後、トーリンたちがエレボールへ向けて出発することになったとき、足手まといになるからエスガロスに残って傷を癒すようトーリンに言われる。キーリの治療のためにオインが、そして弟を見捨てられないフィーリも共に残ることになった。後に、寝過ごして遅刻してしまったボフールも合流する。
その後、急速に容態が悪化。バルドの家に担ぎ込まれた後、タウリエルによるアセラスでの治療を受ける。
スマウグが倒された後、トーリンらと合流するためエレボールへ向かう時、タウリエルを誘ってさらに愛の言葉までかけている。だが断られると、母から預かったというお守りの石をタウリエルに預けた。
五軍の合戦ではトーリンらと共に、からすが丘に陣取っていたアゾグらを仕留めに向かったが罠にはまって襲われ、フィーリが殺されるのを見て逆上。ボルグらに挑んでいくが、グンダバドの偵察から戻ってきたタウリエルの目の前でボルグに殺される。戦いが終わると、お守りの石をタウリエルから戻された。
グッズ †
コメント †
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