#author("2022-08-31T02:30:31+09:00;2019-11-09T16:17:29+09:00","","")
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* オーリ [#aeba9082]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Ori|
|~異訳|オリ|
|~種族|[[ドワーフ]]([[長鬚族]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明~†[[第三紀]]2994年|

** 解説 [#Explanation]

[[第三紀]]2941年に、[[ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]に遠征した[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人。[[ドゥリンの一族]]の出身。達筆で[[エルフ文字>フェアノール文字]]を扱えたという。
資料によっては13人のドワーフのうち、[[キーリ]]ではなくオーリを最年少とするものが存在する。

『[[ホビットの冒険]]』では灰色の頭巾をしていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際には、食後に[[ドーリ]]と[[ノーリ]]と同じく笛を演奏している。
オーリは[[五軍の合戦]]を生き残り、[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]に移住した。

2989年にオーリは[[バーリン]]達と共に[[モリア]]へ移住し、かの地の再興を図るが、2994年に[[オーク]]の攻撃を受けて死んだ。[[マザルブルの書]]の最後の部分はオーリの記述と思われる。
2989年にオーリは[[バリン]]達と共に[[モリア]]へ移住し、かの地の再興を図るが、2994年に[[オーク]]の攻撃を受けて死んだ。[[マザルブルの書]]の最後の部分はオーリの記述と思われる。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

|~俳優|[[アダム・ブラウン]]|
|~日本語吹き替え|[[宮田幸季]]|

明確な年齢は不明だが、一行の中で[[フィーリ]]、[[キーリ]]に次いで年若い青年として登場する。これは、[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]によって草稿に記されたが正式には採用されなかった、オーリを最年少とする設定に基づいていると思われる。

原作では関係が明言されていないが、映画では[[ドーリ]]、[[ノーリ]]、オーリの三人は母親が同じでそれぞれの父親が異なる異父兄弟で、ノーリはその末弟と設定されている。絵画や文筆を得意とする温厚な性格で、旅の記録係を担う。心身共に未熟なため、常に兄(主にドーリ)の庇護下に置かれており、武器もスリングショットを携行する程度で、仲間の中でも苦戦する描写が多いが、数々の困難を潜り抜ける中で使命を背負った英雄の一人として成長していく。[[五軍の合戦]]では、戦斧を武器に戦っている。

メイキング映像やキャストコメントなどによると、映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』劇中にて[[マザルブルの間]]で[[マザルブルの書]]をかかえていた遺体はオーリと明言されている。

&ref(ノーリ/nori_ori_dori.jpg,,50%,ノーリ(左)、オーリ(中)、ドーリ(右));

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

冒険者がオーリを操作し、[[マザルブルの間]]でのオーク達に対する最後の防戦と、[[マザルブルの書]]を記述する場面が再現されている。

#include(Include/ソーリンとその仲間,notitle)

** コメント [#Comment]

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