オーリ†
概要†
解説†
第三紀2941年に、ビルボ・バギンズと共にエレボールに遠征した13人のドワーフの一人。ドゥリンの一族の出身。達筆でエルフ文字を扱えたという。
資料によっては13人のドワーフのうち、キーリではなくオーリを最年少とするものが存在する。
『ホビットの冒険』では灰色の頭巾をしていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際には、食後にドーリとノーリと同じく笛を演奏している。
オーリは五軍の合戦を生き残り、山の下の王国に移住した。
2989年にオーリはバリン達と共にモリアへ移住し、かの地の再興を図るが、2994年にオークの攻撃を受けて死んだ。マザルブルの書の最後の部分はオーリの記述と思われる。
映画『ホビット』における設定†
明確な年齢は不明だが、一行の中でフィーリ、キーリに次いで年若い青年として登場する。これは、トールキンによって草稿に記されたが正式には採用されなかった、オーリを最年少とする設定に基づいていると思われる。
原作では関係が明言されていないが、映画ではドーリ、ノーリ、オーリの三人は母親が同じでそれぞれの父親が異なる異父兄弟で、ノーリはその末弟と設定されている。絵画や文筆を得意とする温厚な性格で、旅の記録係を担う。心身共に未熟なため、常に兄(主にドーリ)の庇護下に置かれており、武器もスリングショットを携行する程度で、仲間の中でも苦戦する描写が多いが、数々の困難を潜り抜ける中で使命を背負った英雄の一人として成長していく。五軍の合戦では、戦斧を武器に戦っている。
メイキング映像やキャストコメントなどによると、映画『ロード・オブ・ザ・リング』劇中にてマザルブルの間でマザルブルの書をかかえていた遺体はオーリと明言されている。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定†
冒険者がオーリを操作し、マザルブルの間でのオーク達に対する最後の防戦と、マザルブルの書を記述する場面が再現されている。
Include/ソーリンとその仲間†
ソーリンとその仲間 | |
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ドワーフ | ソーリン・オーケンシールド、バリン、ドワリン、フィーリ、キーリ、ドーリ、ノーリ、オーリ、オーイン、グローイン、ビーフール、ボーフール、ボンブール |
ホビット | ビルボ・バギンズ(忍びの者) |
魔法使い | ガンダルフ |
コメント†
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