オーリ

概要

カテゴリー人名
スペルOri
異訳オリ
種族ドワーフ長鬚族
性別
生没年不明~†第三紀2994年

解説

第三紀2941年に、ビルボ・バギンズと共にエレボールに遠征した13人のドワーフの一人。ドゥリンの一族の出身。達筆でエルフ文字を扱えたという。
資料によっては13人のドワーフのうち、キーリではなくオーリを最年少とするものが存在する。

ホビットの冒険』では灰色の頭巾をしていた。お茶の時間に袋小路屋敷に押しかけた際には、食後にドーリノーリと同じく笛を演奏している。
オーリは五軍の合戦を生き残り、山の下の王国に移住した。

2989年にオーリはバリン達と共にモリアへ移住し、かの地の再興を図るが、2994年にオークの攻撃を受けて死んだ。マザルブルの書の最後の部分はオーリの記述と思われる。

映画『ホビット』における設定

俳優アダム・ブラウン
日本語吹き替え宮田幸季

明確な年齢は不明だが、一行の中でフィーリキーリに次いで年若い青年として登場する。これは、トールキンによって草稿に記されたが正式には採用されなかった、オーリを最年少とする設定に基づいていると思われる。

原作では関係が明言されていないが、映画ではドーリノーリ、オーリの三人は母親が同じでそれぞれの父親が異なる異父兄弟で、ノーリはその末弟と設定されている。絵画や文筆を得意とする温厚な性格で、旅の記録係を担う。心身共に未熟なため、常に兄(主にドーリ)の庇護下に置かれており、武器もスリングショットを携行する程度で、仲間の中でも苦戦する描写が多いが、数々の困難を潜り抜ける中で使命を背負った英雄の一人として成長していく。五軍の合戦では、戦斧を武器に戦っている。

メイキング映像やキャストコメントなどによると、映画『ロード・オブ・ザ・リング』劇中にてマザルブルの間マザルブルの書をかかえていた遺体はオーリと明言されている。

ノーリ(左)、オーリ(中)、ドーリ(右)

ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における設定

冒険者がオーリを操作し、マザルブルの間でのオーク達に対する最後の防戦と、マザルブルの書を記述する場面が再現されている。

Include/ソーリンとその仲間

コメント

最新の6件を表示しています。 コメントページを参照

  • EEではトーリンの葬儀でオインと肩を寄せ合っていた。その後の二人の運命を考えるとただでさえ悲しい場面がますます・・・。 -- 2015-12-05 (土) 01:37:06
  • 「ドワーフの鍛えた剣を奴のケツに突き立ててやる!」←これと同じニュアンスの事を言ってファンからホモ疑惑を持たれた某漫画のキャラもいたな… -- 2016-06-02 (木) 01:42:15
    • 鎧の巨人の人かw -- 2017-08-13 (日) 00:36:16
  • 遺体が書物を抱えた状態なのを見ると、オーリは直ぐには死なずに、末尾の一文を書き上げて本を閉じてから絶命したとも考えられるな。 -- 2017-06-01 (木) 19:26:24
    • ドワーフの全滅を確認してオーク達去る

      致命傷を負った状態で這いずりバーリンの石棺の側に。途中で落とした書も拾う

      棺に寄りかかり、最後の力を振り絞って末尾の一文を

      本を閉じて目を閉じる。 -- 2022-10-01 (土) 22:36:34
  • 映画版ホビットをみてドワーフたちがめちゃくちゃ好きになったのに、そのあとロード・オブ・ザ・リングの映画版で「バ、バーリン…?」→原作で「オーリ…オイン…(´;ω;`)ブワッ」そのあとまた映画版見てオーリの変わり果てた姿を再確認した。一番オーリが好きだったから辛かった… -- 2018-12-12 (水) 01:25:47
  • 吹替で一度だけ、「僕」と言っていたシーンがあったような気がするが、どこだったか思い出せない。 -- 2019-02-21 (木) 20:08:34
  • 彼の一人称は、字幕だと「俺」だったが、吹き替えでは一人称を確認できず… -- 2019-11-09 (土) 16:17:29
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