#author("2022-09-08T21:56:21+09:00;2014-01-30T15:28:28+09:00","","")
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* アンドゥーニエ [#n25341cb]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Andúnië|
|~異訳|アンドゥニエ|

** 解説 [#Explanation]

[[クウェンヤ]]で「日没(sunset)」の意。[[ヌーメノール]]西部[[アンドゥスタール]]の港湾都市。ヌーメノール4代目の王[[タル=エレンディル]]の長女である[[シルマリエン]]の息子[[ヴァランディル>ヴァランディル(シルマリエンの息子)]]を祖とする一族によって統治された、ヌーメノールの領国。
シルマリエンが生まれた当時、女にヌーメノールの王位継承権はなかった。そのため、長子であったシルマリエンにも王位継承権はないが、彼女の一族であるアンドゥーニエ領主は代々[[エルロス]]の血を引いていた。

アンドゥーニエの領主は王に次ぐ名声を持ち、[[王の会議]]の最高顧問の一人として仕えた。彼らは常に[[エルフ]]への愛情と[[ヴァラール]]への尊敬の念を忘れず、[[ヌーメノール人]]から[[ヴァラール]]と[[エルフ]]への愛が消えてゆく中でもそれを保った([[節士]])。

アンドゥーニエの領主はその位を示す銀の笏杖を帯びた。これが後の[[アンヌーミナスの王笏]]となる。また[[バラヒルの指輪]]も、タル=エレンディルからシルマリエンへと渡され、アンドゥーニエの宝として代々受け継がれ、後の世に伝えられた。[[エレンディルミア]]もアンドゥーニエに由来を持つものだった。

[[ヌーメノールの没落>世界の変わる日]]と共にアンドゥーニエも消滅したが、最後の領主となった[[アマンディル]]の息子[[エレンディル]]および、その子[[イシルドゥル]]、[[アナーリオン]]は[[節士派>節士]]と共に生き残り、[[中つ国]]に[[亡国の民の王国]]である[[アルノール]]と[[ゴンドール]]を創建した。

*** アンドゥーニエの領主 [#e9261aae]

||名前|h
|初代|[[ヴァランディル>ヴァランディル(シルマリエンの息子)]]|
|2代~14代|不明|
|15代|[[エアレンドゥア>エアレンドゥア(アンドゥーニエ)]]|
|15代|[[エアレンドゥル>エアレンドゥル(アンドゥーニエ)]]|
|16代|不明|
|17代|[[ヌーメンディル]]|
|18代|[[アマンディル]]|

** コメント [#Comment]

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