#author("2022-10-20T11:56:33+09:00;2019-11-23T05:28:32+09:00","","")
#author("2022-10-25T16:23:15+09:00;2019-11-23T05:28:32+09:00","","")
* アングロド [#m2fc800a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Angrod|
|~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])|
|~性別|男|
|~生没年|不明~†[[第一紀]]455年|
|~親|[[フィナルフィン]](父)、[[エアルウェン]](母)|
|~兄弟|[[フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]](兄)、[[アイグノール]](弟)、[[ガラドリエル]](妹)|
|~兄弟|[[フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]](兄)、[[アエグノール]](弟)、[[ガラドリエル]](妹)|
|~配偶者|一説では[[エルダローテ]]|
|~子|[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]の可能性あり。[[後述>#b2013bbd]]|

** 解説 [#Explanation]

[[フィナルフィン]]と[[エアルウェン]]の三男。[[フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]、[[アイグノール]]、[[ガラドリエル]]の兄弟。
[[アマン]]では弟の[[アイグノール]]と共に、従兄弟である[[フィンゴン]]に同調する傾向があった。兄弟と共に[[中つ国]]に帰還すると、アングロドはフィンロドの使いとして[[ノルドール]]の中で初めて[[メネグロス]]に赴いて[[シンゴル]]にノルドールの帰還を伝えた。だが彼は[[フェアノール]]の四男[[カランシル]]との確執から、後にフェアノールの一族による[[同族殺害]]についてシンゴルに訴えた。
アングロドはフィンロドに臣下として仕え、弟の[[アイグノール]]と共に少数の民を率いて[[ドルソニオン]]の北の斜面を防備していた。だが[[ダゴール・ブラゴッラハ]]でアイグノールと共に討ち死にした。
[[フィナルフィン]]と[[エアルウェン]]の三男。[[フィンロド]]、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]、[[アエグノール]]、[[ガラドリエル]]の兄弟。
[[アマン]]では弟の[[アエグノール]]と共に、従兄弟である[[フィンゴン]]に同調する傾向があった。兄弟と共に[[中つ国]]に帰還すると、アングロドはフィンロドの使いとして[[ノルドール]]の中で初めて[[メネグロス]]に赴いて[[シンゴル]]にノルドールの帰還を伝えた。だが彼は[[フェアノール]]の四男[[カランシル]]との確執から、後にフェアノールの一族による[[同族殺害]]についてシンゴルに訴えた。
アングロドはフィンロドに臣下として仕え、弟の[[アエグノール]]と共に少数の民を率いて[[ドルソニオン]]の北の斜面を防備していた。だが[[ダゴール・ブラゴッラハ]]でアエグノールと共に討ち死にした。

*** オロドレスとの関係について [#b2013bbd]

『[[The Peoples of Middle-earth>The History of Middle-earth/The Peoples of Middle-earth]]』によると、『[[シルマリルの物語]]』の元になった原稿よりも後に[[ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]が書いた原稿では、[[オロドレス>オロドレス(フィナルフィンの息子)]]はアングロドの息子とされている。[[クリストファ・トールキン]]は、こちらの設定の方が正しいであろうとしているが、どちらを正史とするかについてファンの間では意見が分かれている。

*** 名前について [#q46bc7e6]

以下の名前及びその説明は『[[The Peoples of Middle-earth>The History of Middle-earth/The Peoples of Middle-earth]]』の「The Shibboleth of Fëanor」による。

:Angaráto(アンガラート)|父[[フィナルフィン]]が与えた[[父名>エッシ]]。[[クウェンヤ]]の名だが[[テレリ語]]の語形であり、よりクウェンヤらしい形はArtanga(アルタンガ)。"anga"は鉄、"aráto"は恐らく高貴(noble)の意味。初めは兄の[[フィンロド]]と同じくAráto(アラート)だったが、区別の為に"ang-"の語が加えられた可能性がある。
後世では主にこの名の[[シンダリン]]形である''アングロド''(Angrod)の名で呼ばれる。
:Angamaitë(アンガマイテ)|クウェンヤで"iron-handed"(鉄の手をした)の意味。早くから手の力が強かったので付けられた[[エペッセ>エッシ]]。

** コメント [#Comment]

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