#author("2019-12-30T18:22:32+09:00;2018-08-17T00:07:56+09:00","","")
#author("2022-08-31T02:30:31+09:00;2018-08-17T00:07:56+09:00","","")
-この項目は、闇の森とたての湖の間にある沼地について解説しています。
-湖の町エスガロスがあるたての湖については、[[たての湖]]を参照してください。
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* たての&ruby(うみ){湖}; [#mc8c7ec3]
** 概要 [#Summary]
|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Long Marshes((この地名は『[[ホビットの冒険]]』の本文中に一回だけ登場するが、邦訳では[[たての湖]](Long Lake)と同じ訳語があてられている。「7 ふしぎな宿り」で[[エルフ道]]に入る直前での[[ガンダルフ]]の台詞「この森の道をつき進め、勇気をふるいおこせ、最善を望め。すればかならずおびただしい幸運にめぐまれて、眼の下に''たての湖''をのぞむところに行きつくだろう。湖をこえれば、東のかたにひときわ高く、あのスマウグめの住むはなれ山があるのじゃ。」'''Stick to the forest-track, keep your spirits up, hope for the best, and with a tremendous slice of luck you may come out one day and see the Long Marshes lying below you, and beyond them, high in the East, the Lonely Mountain where dear old Smaug lives,'''))|
** 解説 [#Explanation]
>まわりは、一ぺんにひらけて、川は&ruby(ち){千};すじにわかれて、うねうねとはてしなくつらなり、ときにはところどころに小島を浮かべた沼地や池になっています。とはいえ、水のひろがりのまんなかに、やはり一すじの強い流れが流れていました。((『[[ホビットの冒険]]』「10 心からの大かんげい」))
[[闇の森]]と[[たての湖]]の間、[[森の川]]の下流域に広がる沼地。
元来この沼地はもっと小さいものであったが、大雨や洪水による川の増水、そして一、二度の地震((これらの災害は[[はなれ山>エレボール]]に巣食う[[スマウグ]]のせいにされがちだった。))の影響で大きくなっていった。[[はなれ山>エレボール]]周辺の土地と[[闇の森の王国>闇の森#Realm]]を結ぶ道はいくつか存在したが、この沼地が広がったことでそれらの道が消えたり使用できなくなり(その内の一つが[[エルフ道]])、[[第三紀]]2941年に[[トーリンとその仲間]]が[[エレボール]]への遠征で赴いた時には[[森の川]]での水運だけが唯一の安全な移動手段となっていた。こうした土地の変化は当時では最近のことであり、[[ガンダルフ]]は把握していなかった。
元来この沼地はもっと小さいものであったが、大雨や洪水による川の増水、そして一、二度の地震((これらの災害は[[はなれ山>エレボール]]に巣食う[[スマウグ]]のせいにされがちだった。))の影響で大きくなっていった。[[はなれ山>エレボール]]周辺の土地と[[闇の森の王国>闇の森#Realm]]を結ぶ道はいくつか存在したが、この沼地が広がったことでそれらの道が消えたり使用できなくなり(その内の一つが[[エルフ道]])、[[第三紀]]2941年に[[ソーリンとその仲間]]が[[エレボール]]への遠征で赴いた時には[[森の川]]での水運だけが唯一の安全な移動手段となっていた。こうした土地の変化は当時では最近のことであり、[[ガンダルフ]]は把握していなかった。
[[五軍の合戦]]においては、敗走する[[ゴブリン]]軍の一部が三軍の追撃によってこの沼地に追い込まれて全滅した。
** コメント [#Comment]
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