-- 雛形とするページ -- Template [[ヴァラール語]] -ヴァラール語って、何語が元になっているのでしょうか? 言語に長けたエルフ達でも理解するのは難しいと聞きましたが。 -- &new{2023-12-10 (日) 13:05:51}; --不明です。 人によってはアッカド語に似ていると感じる人もいますが、トールキンはインスピレーション元を示しておらず、言語構造から推測しようにも手がかりが少なすぎるため、明らかになっていません。 ただこの記事にも述べられているように、トールキンはヴァラール語はアドゥナイクとクズドゥルに似ていると述べており、その二つはどちらもヘブライ語が元になっています。だとすれば同じセム語派であるアッカド語がヴァラール語の元になっていたとしても不思議はありません。 エルフ語とヴァラール語は互いに「語派」が全く違うと言われているため、それがエルフには習得が困難であった理由の一つだと思われます(エルフ語はインド=ヨーロッパ語派の言語が元になっている) -- &new{2023-12-10 (日) 13:48:44}; ---トールキンってオリエント地域の歴史文化についてどれくらい関心があったのかな。丁度考古学研究の飛躍期で、ツタンカーメンとか歴史的大発見が相次いで世間でもブームになった時期に学者のキャリアをスタートさせてるわけだけど。 -- &new{2023-12-10 (日) 21:33:27}; ----オリエントは旧約聖書の舞台でありユダヤ・キリスト教の発祥の地ですから、トールキンに限らずヨーロッパではずっと学問的に重要な意味を持った地方ですよ。近代のツタンカーメンブームはむしろかなり後発のトレンドで、ヨーロッパには数世紀、下手したら数千年に渡るオリエント学の伝統がずっとある。 トールキンが抱いていた関心も、ブームに因むものではなく伝統の延長線上にあるものだったでしょう。 -- &new{2023-12-10 (日) 22:55:50}; ----でもインド以東の所謂極東にはまるで関心無さそうだよね。少なくとも作品からは殆んど伺えない。当時の一般欧米市民と同じ様に中国=なんか凄い術を使うびっくり人間・日本=ちょん髷侍、程度にしか思ってなくても不思議じゃない。 -- &new{2023-12-15 (金) 13:41:30}; -----作品に出てこないからといって関心がないと決めつけるのは早計でしょう。作品は別に作者の全興味を反映したものではない。 中つ国に極東が出てこないのは、この物語が「ユーラシアの西の果てに住む自由の民の神話」という設定だからで、だから神話の主体にとって馴染みがない遠隔の地理や歴史は意図的に空白にされている。 極東がそうであるのと同じ理由で南方も空白にされていますが、トールキンは自己の生誕の地として南アフリカに思い入れがあったので、空白=関心がない、という訳ではないのはこの一例を持ってしても事実でないことがわかる。 -- &new{2023-12-15 (金) 17:56:52}; -----トールキンが日本に言及した例が少ないのは事実ですが、だからといって全く認識外だったとかいう事実もない。 たとえば日本への原爆投下には即座にクリストファへ手紙を宛ててで恐ろしいことだと反応している。 そもそも『ホビットの冒険』の日本語訳が出た時にはまだ存命だったので普通に日本の出版社や訳者と交流がありました。瀬田貞二に手紙で「自分には日本語の知識がないので訳についてはコメントできないが、寺島龍一の挿絵は最高に素晴らしい」と述べたことは有名なエピソードですし、イギリスでインタビューを受けた際の写真には岩波書店の『ホビットの冒険』の単行本を手にしている姿が写っていたりする。 -- &new{2023-12-15 (金) 18:06:44}; -----っていうか「当時の一般欧米人の認識は日本=ちょん髷侍、程度」って認識がまずもう乱暴すぎる。 日本が国際社会に認知されてから何年経ってたと思ってるんですか・・・。日本と英国はWW1では同盟国、WW2では敵国関係でめっちゃ関わりがあったし、日本の動静は欧米でも連日ニュースになったりして普通に一般人も情報に接してたんですが・・・。 なんというか、世の中や他人の心中に対する認識があまりに雑すぎる。 -- &new{2023-12-15 (金) 18:25:22}; タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) [[ヴァラール語]] -ヴァラール語って、何語が元になっているのでしょうか? 言語に長けたエルフ達でも理解するのは難しいと聞きましたが。 -- &new{2023-12-10 (日) 13:05:51}; --不明です。 人によってはアッカド語に似ていると感じる人もいますが、トールキンはインスピレーション元を示しておらず、言語構造から推測しようにも手がかりが少なすぎるため、明らかになっていません。 ただこの記事にも述べられているように、トールキンはヴァラール語はアドゥナイクとクズドゥルに似ていると述べており、その二つはどちらもヘブライ語が元になっています。だとすれば同じセム語派であるアッカド語がヴァラール語の元になっていたとしても不思議はありません。 エルフ語とヴァラール語は互いに「語派」が全く違うと言われているため、それがエルフには習得が困難であった理由の一つだと思われます(エルフ語はインド=ヨーロッパ語派の言語が元になっている) -- &new{2023-12-10 (日) 13:48:44}; ---トールキンってオリエント地域の歴史文化についてどれくらい関心があったのかな。丁度考古学研究の飛躍期で、ツタンカーメンとか歴史的大発見が相次いで世間でもブームになった時期に学者のキャリアをスタートさせてるわけだけど。 -- &new{2023-12-10 (日) 21:33:27}; ----オリエントは旧約聖書の舞台でありユダヤ・キリスト教の発祥の地ですから、トールキンに限らずヨーロッパではずっと学問的に重要な意味を持った地方ですよ。近代のツタンカーメンブームはむしろかなり後発のトレンドで、ヨーロッパには数世紀、下手したら数千年に渡るオリエント学の伝統がずっとある。 トールキンが抱いていた関心も、ブームに因むものではなく伝統の延長線上にあるものだったでしょう。 -- &new{2023-12-10 (日) 22:55:50}; ----でもインド以東の所謂極東にはまるで関心無さそうだよね。少なくとも作品からは殆んど伺えない。当時の一般欧米市民と同じ様に中国=なんか凄い術を使うびっくり人間・日本=ちょん髷侍、程度にしか思ってなくても不思議じゃない。 -- &new{2023-12-15 (金) 13:41:30}; -----作品に出てこないからといって関心がないと決めつけるのは早計でしょう。作品は別に作者の全興味を反映したものではない。 中つ国に極東が出てこないのは、この物語が「ユーラシアの西の果てに住む自由の民の神話」という設定だからで、だから神話の主体にとって馴染みがない遠隔の地理や歴史は意図的に空白にされている。 極東がそうであるのと同じ理由で南方も空白にされていますが、トールキンは自己の生誕の地として南アフリカに思い入れがあったので、空白=関心がない、という訳ではないのはこの一例を持ってしても事実でないことがわかる。 -- &new{2023-12-15 (金) 17:56:52}; -----トールキンが日本に言及した例が少ないのは事実ですが、だからといって全く認識外だったとかいう事実もない。 たとえば日本への原爆投下には即座にクリストファへ手紙を宛ててで恐ろしいことだと反応している。 そもそも『ホビットの冒険』の日本語訳が出た時にはまだ存命だったので普通に日本の出版社や訳者と交流がありました。瀬田貞二に手紙で「自分には日本語の知識がないので訳についてはコメントできないが、寺島龍一の挿絵は最高に素晴らしい」と述べたことは有名なエピソードですし、イギリスでインタビューを受けた際の写真には岩波書店の『ホビットの冒険』の単行本を手にしている姿が写っていたりする。 -- &new{2023-12-15 (金) 18:06:44}; -----っていうか「当時の一般欧米人の認識は日本=ちょん髷侍、程度」って認識がまずもう乱暴すぎる。 日本が国際社会に認知されてから何年経ってたと思ってるんですか・・・。日本と英国はWW1では同盟国、WW2では敵国関係でめっちゃ関わりがあったし、日本の動静は欧米でも連日ニュースになったりして普通に一般人も情報に接してたんですが・・・。 なんというか、世の中や他人の心中に対する認識があまりに雑すぎる。 -- &new{2023-12-15 (金) 18:25:22}; テキスト整形のルールを表示する