-- 雛形とするページ -- Template * ドワリン [#r43595c1] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Dwalin| |~異訳|ドワーリン| |~種族|[[ドワーフ]]([[長鬚族]])| |~性別|男| |~生没年|[[第三紀]]2772~3112年(([[第四紀]]の表記に直すと91年だが、資料では3112年となっている。その理由は不明))(享年340)((340歳はドワーフとしては長寿過ぎるが、[[クリストファ・トールキン]]は『[[The Peoples of Middle-earth>The History of Middle-earth/The Peoples of Middle-earth]]』の中で、ドワリンの没年が3112年と一貫して表記されていることに注目している。ただし[[第四紀]]2年に251歳で死んだという初期の不明瞭な原稿があるという))| |~親|[[フンディン]](父)| |~兄弟|[[バリン]](兄)| ** 解説 [#Explanation] 『[[ホビットの冒険]]』及び書籍版『[[指輪物語]]』での表記は''ドワーリン''。『指輪物語』[[電子書籍版]]の翻訳改定で''ドワリン''に変更された。 [[フンディン]]の息子で[[バリン]]の弟。 『[[ホビットの冒険]]』において[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と旅をした[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人。明るい目の持ち主で、長く青い鬚をして、濃い緑色の頭巾をかぶっていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際には食後にバリンと同じくヴィオラを演奏している。 [[第三紀]]2841年に[[スラーイン二世]]が[[エレボール]]へ向かおうとした時、ドワリンは[[バリン]]らと共にスラーインに同行する。だがその旅でスラーインは行方不明になり([[ドル・グルドゥル]]の[[死人占い師]]に捕らわれた)、ドワリンはバリンと共にスラーインを空しく捜索したが見出せず、[[青の山脈>エレド・ルイン]]に戻った。 2941年、ドワリンは[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人として[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]へ遠征した。ビルボは着の身着のままで旅に飛び出したため、ドワリンから風雨で色のあせた緑色の頭巾と外套を借りることになった。(この装束をビルボは[[111歳の誕生日>ビルボの別れの宴]]に再び旅立つ時まで大切に保管していた) ドワリンは[[五軍の合戦]]を生き残り、[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]に移住した。 ** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie] |~俳優|[[グレアム・マクタビッシュ]]| |~日本語吹き替え|[[玄田哲章]]| 字幕及び吹替での名前は発音および『[[ホビットの冒険]]』と『[[指輪物語]]』書籍[[新版]]に従い''ドワーリン''。 筋骨隆々とした巨漢で、仲間内では最も背が高い(150cm)。スキンヘッドで頭頂部には入墨でドワーフの歴史が刻み込まれている。[[ソーリン>ソーリン二世]]に盲目的と言える程の忠誠を誓っている。参謀的存在の兄[[バリン]]とは対照的に特攻隊長的存在で、戦闘の際には常に仲間の先頭に立つ生粋の戦士である。基本的に[[エルフ]]を含めて[[ドワーフ]]以外の種族を信用しておらず、機転は利くが戦闘力で劣る[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]とも他の仲間ほどは打ち解けなかった。 原作では、[[ナンドゥヒリオンの合戦]]に参加しているかは不明だが、映画ではその姿が見られる(髪型がモヒカンカットになっている)。[[袋小路屋敷]]に一番早く来訪し、その後ドワーフたちが集まったときには、[[ボーフール]]と共に楽器を演奏している(原作にあるヴィオラでなく小さいフィドルになっており、音はハルダンゲル([[Wikipedia:ハーディングフェーレ]])風の音を再現するため、バンジョーとフィドルの音が合わせられている)。 2本の斧''Grasper''(捕捉者)、''Keeper''(番人)((作家のエミリー・ブロンテ([[Wikipedia:エミリー・ブロンテ]])が飼っていた番犬の名が元ネタで、マクタビッシュの発案が採用された。[[クズドゥル]]での名が[[キルス]]のアンゲルサス・モリアでそれぞれの斧に彫られている(Grasperが''UKhLAT''、Keeperが''UMRAZ'')))の他に、大きな戦鎚とナイフを装備している。[[五軍の合戦]]では翡翠でできた斧をふるっており、重装備の時には翡翠の大斧の他に2本の手斧と翡翠の短剣を装備している。 [[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]の宝を手にした[[ソーリン>ソーリン二世]]の変貌に最も心を痛めていたが、ソーリンは彼の諫言さえも退ける程宝に妄執していた。[[五軍の合戦]]では、ソーリンの指揮のもと、[[バリン]]、[[フィーリ]]、[[キーリ]]と共に、[[アゾグ]]を討ち取るべく[[からすが丘]]へと進撃する。途中で乗っていたチャリオットが破損すると、[[フィーリ]]、[[キーリ]]とともに山羊を分離して進軍を続ける。[[バリン]]はその場にとどまる。しかし、アゾグ軍と遅れて到着した[[ボルグ]]軍の反撃に遭い、ソーリン、フィーリ、キーリが戦死。遅れて参戦した[[レゴラス]]と[[タウリエル]]を除くと、からすが丘で生き残ったのはドワリンと、危機を知らせに駆けつけた[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]だけだった。 下記画像右手。 &ref(バリン/balin_dwalin.jpg,,50%,バリン(左)とドワリン(右)); *** グッズ [#h5c516b2] #amazon(B00BN11NJW) #amazon(B00BN11NI8) #amazon(B00AY5REP0) ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[はなれ山>エレボール]]にいるのではなく、[[青の山脈>エレド・ルイン]]に残されていた[[ソーリンの館]]の主人となっている。 *** 画像 [#lc0bceb0] &ref(バリン/ScreenShot00185.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるバリンとドワリン(五軍の合戦前)); &ref(Dwalin.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、ソーリンの館のドワリン(指輪戦争時)); &ref(ScreenShot00693.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるドワリン); #include(Include/ソーリンとその仲間,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * ドワリン [#r43595c1] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Dwalin| |~異訳|ドワーリン| |~種族|[[ドワーフ]]([[長鬚族]])| |~性別|男| |~生没年|[[第三紀]]2772~3112年(([[第四紀]]の表記に直すと91年だが、資料では3112年となっている。その理由は不明))(享年340)((340歳はドワーフとしては長寿過ぎるが、[[クリストファ・トールキン]]は『[[The Peoples of Middle-earth>The History of Middle-earth/The Peoples of Middle-earth]]』の中で、ドワリンの没年が3112年と一貫して表記されていることに注目している。ただし[[第四紀]]2年に251歳で死んだという初期の不明瞭な原稿があるという))| |~親|[[フンディン]](父)| |~兄弟|[[バリン]](兄)| ** 解説 [#Explanation] 『[[ホビットの冒険]]』及び書籍版『[[指輪物語]]』での表記は''ドワーリン''。『指輪物語』[[電子書籍版]]の翻訳改定で''ドワリン''に変更された。 [[フンディン]]の息子で[[バリン]]の弟。 『[[ホビットの冒険]]』において[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と旅をした[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人。明るい目の持ち主で、長く青い鬚をして、濃い緑色の頭巾をかぶっていた。お茶の時間に[[袋小路屋敷]]に押しかけた際には食後にバリンと同じくヴィオラを演奏している。 [[第三紀]]2841年に[[スラーイン二世]]が[[エレボール]]へ向かおうとした時、ドワリンは[[バリン]]らと共にスラーインに同行する。だがその旅でスラーインは行方不明になり([[ドル・グルドゥル]]の[[死人占い師]]に捕らわれた)、ドワリンはバリンと共にスラーインを空しく捜索したが見出せず、[[青の山脈>エレド・ルイン]]に戻った。 2941年、ドワリンは[[13人のドワーフ>ソーリンとその仲間]]の一人として[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]と共に[[エレボール]]へ遠征した。ビルボは着の身着のままで旅に飛び出したため、ドワリンから風雨で色のあせた緑色の頭巾と外套を借りることになった。(この装束をビルボは[[111歳の誕生日>ビルボの別れの宴]]に再び旅立つ時まで大切に保管していた) ドワリンは[[五軍の合戦]]を生き残り、[[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]に移住した。 ** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie] |~俳優|[[グレアム・マクタビッシュ]]| |~日本語吹き替え|[[玄田哲章]]| 字幕及び吹替での名前は発音および『[[ホビットの冒険]]』と『[[指輪物語]]』書籍[[新版]]に従い''ドワーリン''。 筋骨隆々とした巨漢で、仲間内では最も背が高い(150cm)。スキンヘッドで頭頂部には入墨でドワーフの歴史が刻み込まれている。[[ソーリン>ソーリン二世]]に盲目的と言える程の忠誠を誓っている。参謀的存在の兄[[バリン]]とは対照的に特攻隊長的存在で、戦闘の際には常に仲間の先頭に立つ生粋の戦士である。基本的に[[エルフ]]を含めて[[ドワーフ]]以外の種族を信用しておらず、機転は利くが戦闘力で劣る[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]とも他の仲間ほどは打ち解けなかった。 原作では、[[ナンドゥヒリオンの合戦]]に参加しているかは不明だが、映画ではその姿が見られる(髪型がモヒカンカットになっている)。[[袋小路屋敷]]に一番早く来訪し、その後ドワーフたちが集まったときには、[[ボーフール]]と共に楽器を演奏している(原作にあるヴィオラでなく小さいフィドルになっており、音はハルダンゲル([[Wikipedia:ハーディングフェーレ]])風の音を再現するため、バンジョーとフィドルの音が合わせられている)。 2本の斧''Grasper''(捕捉者)、''Keeper''(番人)((作家のエミリー・ブロンテ([[Wikipedia:エミリー・ブロンテ]])が飼っていた番犬の名が元ネタで、マクタビッシュの発案が採用された。[[クズドゥル]]での名が[[キルス]]のアンゲルサス・モリアでそれぞれの斧に彫られている(Grasperが''UKhLAT''、Keeperが''UMRAZ'')))の他に、大きな戦鎚とナイフを装備している。[[五軍の合戦]]では翡翠でできた斧をふるっており、重装備の時には翡翠の大斧の他に2本の手斧と翡翠の短剣を装備している。 [[山の下の王国>エレボール#Kingdom]]の宝を手にした[[ソーリン>ソーリン二世]]の変貌に最も心を痛めていたが、ソーリンは彼の諫言さえも退ける程宝に妄執していた。[[五軍の合戦]]では、ソーリンの指揮のもと、[[バリン]]、[[フィーリ]]、[[キーリ]]と共に、[[アゾグ]]を討ち取るべく[[からすが丘]]へと進撃する。途中で乗っていたチャリオットが破損すると、[[フィーリ]]、[[キーリ]]とともに山羊を分離して進軍を続ける。[[バリン]]はその場にとどまる。しかし、アゾグ軍と遅れて到着した[[ボルグ]]軍の反撃に遭い、ソーリン、フィーリ、キーリが戦死。遅れて参戦した[[レゴラス]]と[[タウリエル]]を除くと、からすが丘で生き残ったのはドワリンと、危機を知らせに駆けつけた[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]だけだった。 下記画像右手。 &ref(バリン/balin_dwalin.jpg,,50%,バリン(左)とドワリン(右)); *** グッズ [#h5c516b2] #amazon(B00BN11NJW) #amazon(B00BN11NI8) #amazon(B00AY5REP0) ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[はなれ山>エレボール]]にいるのではなく、[[青の山脈>エレド・ルイン]]に残されていた[[ソーリンの館]]の主人となっている。 *** 画像 [#lc0bceb0] &ref(バリン/ScreenShot00185.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるバリンとドワリン(五軍の合戦前)); &ref(Dwalin.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における、ソーリンの館のドワリン(指輪戦争時)); &ref(ScreenShot00693.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるドワリン); #include(Include/ソーリンとその仲間,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する