-- 雛形とするページ -- Template * ドルソニオンの無宿者たち [#uffb03e0] ** 概要 [#k7f826f0] |~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]| |~スペル|outlaws of Dorthonion| |~その他の呼び名|望みなき無宿者(Outlaws without hope) &br; バラヒルとその一党(Barahir and his companions) &br; バラヒルとその一党の漂泊者たち(Barahir and his outlaws) &br; バラヒルの12人の仲間(twelve companions of Barahir)| ** 解説 [#pc167a12] [[ダゴール・ブラゴッラハ]]の後、[[ドルソニオン]]に留まった[[ベオル家]]の指導者''[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]と十二人の仲間''のこと。 [[ダゴール・ブラゴッラハ]]の戦いで生き残った[[ベオルの族]]の多くは[[ヒスルム]]へと逃れ、その後も[[ドルソニオン]]に残った者はほとんどが敵に殺されていった。追い詰められた[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]は妻の[[エメルディル]]に民の女子供を率いさせて逃がしたが、自身はドルソニオンに留まり、民の男たちも彼に付き従った。だが男たちは一人、また一人と殺され、ついにバラヒルと十二人の男たちだけが残った。この十二人とは、バラヒルの息子の[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]と、[[ブレゴラス]]の息子でバラヒルの甥である[[バラグンド]]と[[ベレグンド]]の兄弟、そして[[ベオル家]]の忠実なる九人の召使いたちだった。 [[ヒスルム]]からの便りや援助はなく、彼らは[[モルゴス]]の追跡を逃れながらドルソニオンの高地を放浪する無宿者となり、やがて[[タルン・アエルイン]]の湖畔を隠れ処とした。モルゴスは隠れ処を探し出せなかったが、彼らの功業が世に広まると、モルゴスは[[サウロン]]に彼らの抹殺を命じた。 [[サウロン]]は十二人の仲間の一人、[[ゴルリム]]を彼の亡妻[[エイリネル]]の幻影を使って捕え、隠れ処のことを聞き出した上で彼を殺した。隠れ処は[[オーク]]たちの奇襲を受け、[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]とその仲間たちは皆殺しにされたが、バラヒルの指示で敵の偵察に行っていた[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]だけは生き延びた。 夢の中でゴルリムの亡霊から知らせを受け、隠れ処へ戻ったベレンは、父親の遺体を埋葬して[[ケルン]]を築き、復讐を誓った。彼はオークたちを追跡し、[[リヴィル]]の泉で野営していた彼らに追いついた。そこではオークの隊長がサウロンへの手柄の印として切り取ってきた、[[フェラグンドの指輪>バラヒルの指輪]]を嵌めたままのバラヒルの片手を見せびらかしていた。ベレンは隊長を殺し、バラヒルの手と指輪を奪って逃亡した。 [[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]はそれから四年の間[[ドルソニオン]]を孤独の無宿者として放浪した。この時の彼が単独で成し遂げた勲の数々は[[ベレリアンド]]中に広まった。[[モルゴス]]は当時の[[ノルドール]]の[[上級王]][[フィンゴン]]の首級に劣らない賞金をベレンの首級にもかけたが、[[オーク]]はベレンが来ると聞いただけで逃げ出した。そこで[[巨狼]]を含む[[サウロン]]指揮下の軍がドルソニオンへ差し向けられた。追い詰められたベレンは同地を脱出し、その後[[ドリアス]]へ向かった。 *** バラヒルと12人の仲間 [#g08c1537] ラズルイン以下九人の召使いたちの名は[[ノルドール]]の歌に長く記憶されたという。 -[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]([[ベオル家]]の長) -[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]](バラヒルの息子) -[[バラグンド]](バラヒルの甥) -[[ベレグンド]](同上) -[[ラズルイン]] -[[ダイルイン]] -[[ダグニル]] -[[ラグノル]] -[[ギルドール>ギルドール(バラヒルの仲間)]] -[[不幸をもたらしたるゴルリム>ゴルリム]] -[[アルサド]] -[[ウルセル]] -[[年若きハサルディル>ハサルディル]] ** コメント [#b2a3647c] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * ドルソニオンの無宿者たち [#uffb03e0] ** 概要 [#k7f826f0] |~カテゴリー|[[役職・組織・団体]]| |~スペル|outlaws of Dorthonion| |~その他の呼び名|望みなき無宿者(Outlaws without hope) &br; バラヒルとその一党(Barahir and his companions) &br; バラヒルとその一党の漂泊者たち(Barahir and his outlaws) &br; バラヒルの12人の仲間(twelve companions of Barahir)| ** 解説 [#pc167a12] [[ダゴール・ブラゴッラハ]]の後、[[ドルソニオン]]に留まった[[ベオル家]]の指導者''[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]と十二人の仲間''のこと。 [[ダゴール・ブラゴッラハ]]の戦いで生き残った[[ベオルの族]]の多くは[[ヒスルム]]へと逃れ、その後も[[ドルソニオン]]に残った者はほとんどが敵に殺されていった。追い詰められた[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]は妻の[[エメルディル]]に民の女子供を率いさせて逃がしたが、自身はドルソニオンに留まり、民の男たちも彼に付き従った。だが男たちは一人、また一人と殺され、ついにバラヒルと十二人の男たちだけが残った。この十二人とは、バラヒルの息子の[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]と、[[ブレゴラス]]の息子でバラヒルの甥である[[バラグンド]]と[[ベレグンド]]の兄弟、そして[[ベオル家]]の忠実なる九人の召使いたちだった。 [[ヒスルム]]からの便りや援助はなく、彼らは[[モルゴス]]の追跡を逃れながらドルソニオンの高地を放浪する無宿者となり、やがて[[タルン・アエルイン]]の湖畔を隠れ処とした。モルゴスは隠れ処を探し出せなかったが、彼らの功業が世に広まると、モルゴスは[[サウロン]]に彼らの抹殺を命じた。 [[サウロン]]は十二人の仲間の一人、[[ゴルリム]]を彼の亡妻[[エイリネル]]の幻影を使って捕え、隠れ処のことを聞き出した上で彼を殺した。隠れ処は[[オーク]]たちの奇襲を受け、[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]とその仲間たちは皆殺しにされたが、バラヒルの指示で敵の偵察に行っていた[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]だけは生き延びた。 夢の中でゴルリムの亡霊から知らせを受け、隠れ処へ戻ったベレンは、父親の遺体を埋葬して[[ケルン]]を築き、復讐を誓った。彼はオークたちを追跡し、[[リヴィル]]の泉で野営していた彼らに追いついた。そこではオークの隊長がサウロンへの手柄の印として切り取ってきた、[[フェラグンドの指輪>バラヒルの指輪]]を嵌めたままのバラヒルの片手を見せびらかしていた。ベレンは隊長を殺し、バラヒルの手と指輪を奪って逃亡した。 [[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]]はそれから四年の間[[ドルソニオン]]を孤独の無宿者として放浪した。この時の彼が単独で成し遂げた勲の数々は[[ベレリアンド]]中に広まった。[[モルゴス]]は当時の[[ノルドール]]の[[上級王]][[フィンゴン]]の首級に劣らない賞金をベレンの首級にもかけたが、[[オーク]]はベレンが来ると聞いただけで逃げ出した。そこで[[巨狼]]を含む[[サウロン]]指揮下の軍がドルソニオンへ差し向けられた。追い詰められたベレンは同地を脱出し、その後[[ドリアス]]へ向かった。 *** バラヒルと12人の仲間 [#g08c1537] ラズルイン以下九人の召使いたちの名は[[ノルドール]]の歌に長く記憶されたという。 -[[バラヒル>バラヒル(ブレゴルの息子)]]([[ベオル家]]の長) -[[ベレン>ベレン(バラヒルの息子)]](バラヒルの息子) -[[バラグンド]](バラヒルの甥) -[[ベレグンド]](同上) -[[ラズルイン]] -[[ダイルイン]] -[[ダグニル]] -[[ラグノル]] -[[ギルドール>ギルドール(バラヒルの仲間)]] -[[不幸をもたらしたるゴルリム>ゴルリム]] -[[アルサド]] -[[ウルセル]] -[[年若きハサルディル>ハサルディル]] ** コメント [#b2a3647c] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する