-- 雛形とするページ -- Template * ドゥーネダインの星 [#s44d3fc6] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[物・品の名前]]| |~スペル|Star of the Dúnedain| |~異訳|ドゥネダインの星| ** 解説 [#Explanation] [[第四紀]]15年([[ホビット庄暦]]1436年)、[[エレッサール王>アラゴルン二世]]が北方に行幸した際、[[ブランディワイン橋]]にて再会した[[庄長]][[サムワイズ・ギャムジー]]に与えた品。 *** 「ドゥーネダインの星」の正体 [#z84de65f] 上述の内容は『[[追補編>指輪物語/追補編]]』の年表に述べられているが、「ドゥーネダインの星」という言葉はその箇所にしか登場せず、何を指しているのかは不明瞭である。 かつて[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]研究者の中には、これを[[「エレンディルの星」ことエレンディルミル>エレンディルミル]]([[オルサンク]]でオリジナルが発見されたため不要になったレプリカの方)だと考える向きもあった。 だが『[[終わらざりし物語]]』「あやめ野の凶事」には、[[イシルドゥル]]が帯びていたオリジナルのエレンディルミルも、[[ヴァランディル>ヴァランディル(イシルドゥルの息子)]]のために作られたそのレプリカも、両方ともエレッサール王が帯びるようになったという記述がある。[[クリストファ・トールキン]]は註でその点を指摘し、さらにいくら王が[[サムワイズ]]を気に入っていたとはいえ、[[ホビット庄]]の[[庄長]]に王家伝来の宝器であるエレンディルミルを贈るとは考えがたく、「ドゥーネダインの星」は別の、サムワイズにふさわしい品物であろうとしている。 現在、可能性として最も有力なのが、[[北方の野伏>野伏]]たちがマントに留めていた星の形をした銀のブローチである。 『[[指輪物語]]』本編では『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』で[[灰色の一行]]の野伏たちがこのブローチを身に着けていたと記述されており、『[[追補編>指輪物語/追補編]]』には[[ゴンドール]]の[[執政]][[エクセリオン二世]]に仕えていた時の[[アラゴルン>アラゴルン二世]]も同様の品を身に着けていたと記述されている。((これらのことは『[[終わらざりし物語]]』出版後に二人のファンから[[クリストファ>クリストファ・トールキン]]に指摘があった。『[[The War of the Ring>The History of Middle-earth/The War of the Ring]]』でクリストファはこの指摘を紹介し'''明らかに正しい'''とコメントしている。以上の次第は訳注として邦訳『終わらざりし物語』にも付記されている)) >少し離れたところに野伏たちが黙々として鞍の上に腰を下ろしていました。 … 徽章や紋章の類は何も身に帯びず、ただどのマントにも左肩に放射状の光を放つ星型をかたどった銀のブローチが留めてありました。 >この大将のことをゴンドールでは人呼んでソロンギルすなわち星の鷲といった。なぜならかれは敏速で眼力が鋭く、マントに銀の星を一つつけていたからである。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * ドゥーネダインの星 [#s44d3fc6] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[物・品の名前]]| |~スペル|Star of the Dúnedain| |~異訳|ドゥネダインの星| ** 解説 [#Explanation] [[第四紀]]15年([[ホビット庄暦]]1436年)、[[エレッサール王>アラゴルン二世]]が北方に行幸した際、[[ブランディワイン橋]]にて再会した[[庄長]][[サムワイズ・ギャムジー]]に与えた品。 *** 「ドゥーネダインの星」の正体 [#z84de65f] 上述の内容は『[[追補編>指輪物語/追補編]]』の年表に述べられているが、「ドゥーネダインの星」という言葉はその箇所にしか登場せず、何を指しているのかは不明瞭である。 かつて[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]研究者の中には、これを[[「エレンディルの星」ことエレンディルミル>エレンディルミル]]([[オルサンク]]でオリジナルが発見されたため不要になったレプリカの方)だと考える向きもあった。 だが『[[終わらざりし物語]]』「あやめ野の凶事」には、[[イシルドゥル]]が帯びていたオリジナルのエレンディルミルも、[[ヴァランディル>ヴァランディル(イシルドゥルの息子)]]のために作られたそのレプリカも、両方ともエレッサール王が帯びるようになったという記述がある。[[クリストファ・トールキン]]は註でその点を指摘し、さらにいくら王が[[サムワイズ]]を気に入っていたとはいえ、[[ホビット庄]]の[[庄長]]に王家伝来の宝器であるエレンディルミルを贈るとは考えがたく、「ドゥーネダインの星」は別の、サムワイズにふさわしい品物であろうとしている。 現在、可能性として最も有力なのが、[[北方の野伏>野伏]]たちがマントに留めていた星の形をした銀のブローチである。 『[[指輪物語]]』本編では『[[王の帰還>指輪物語/王の帰還]]』で[[灰色の一行]]の野伏たちがこのブローチを身に着けていたと記述されており、『[[追補編>指輪物語/追補編]]』には[[ゴンドール]]の[[執政]][[エクセリオン二世]]に仕えていた時の[[アラゴルン>アラゴルン二世]]も同様の品を身に着けていたと記述されている。((これらのことは『[[終わらざりし物語]]』出版後に二人のファンから[[クリストファ>クリストファ・トールキン]]に指摘があった。『[[The War of the Ring>The History of Middle-earth/The War of the Ring]]』でクリストファはこの指摘を紹介し'''明らかに正しい'''とコメントしている。以上の次第は訳注として邦訳『終わらざりし物語』にも付記されている)) >少し離れたところに野伏たちが黙々として鞍の上に腰を下ろしていました。 … 徽章や紋章の類は何も身に帯びず、ただどのマントにも左肩に放射状の光を放つ星型をかたどった銀のブローチが留めてありました。 >この大将のことをゴンドールでは人呼んでソロンギルすなわち星の鷲といった。なぜならかれは敏速で眼力が鋭く、マントに銀の星を一つつけていたからである。 ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する