-- 雛形とするページ -- Template * シンダール [#ff085681] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[種族]]| |~スペル|Sindar((単数形シンダ(Sinda) ))| |~その他の呼び名|シンダール・エルフ(Sindarin Elves)、灰色エルフ(Grey-elves)、薄暮のエルフ(Elves of the Twilight)、エグラス(Eglath)| ** 解説 [#Explanation] [[クウェンヤ]]で「灰色の民」の意。''灰色エルフ''とも呼ばれる。[[上古]]の[[ベレリアンド]]で[[ドリアス]]の王国に属した[[テレリ]]族の[[エルフ]]のこと。主要言語は[[シンダリン]]。 広義には、[[中つ国]]に帰還した[[ノルドール]]族がベレリアンドで見出した全てのテレリ族を指すが、[[オッシリアンド]]の[[緑のエルフ]]は除外される。また、沿岸の[[ファラス]]に住まい、[[キールダン]]の統治下にあったテレリ族は特に[[ファラスリム]]とも呼ばれた。 *** 歴史 [#g4709ba5] [[星々の時代>二つの木の時代]]、[[エルダール]]が[[アマン]]を目指した[[大いなる旅]]の途上、[[ベレリアンド]]にて[[テレリ]]族の指導者の一人であった[[エルウェ>シンゴル]]が行方不明となる。テレリ族の一部は[[オルウェ]]に率いられてアマンへの旅を続行したが、一部の者はエルウェを慕うあまり、ベレリアンドに留まった。かれらは[[シンダリン]]で「置き去られた者たち(Forsaken People)」の意である''エグラス''を名乗った。 やがて、かれらは[[メリアン]]と共に再び姿を現したエルウェと合流。[[シンゴル(灰色マント王)>シンゴル]]と呼ばれるようになったエルウェと、王妃メリアンの統治の下、後に[[ドリアス]]と呼ばれるようになる王国を築いた。シンダール族は[[光のエルフ>上のエルフ]]であるシンゴルの統治と[[マイエ>マイアール]]であるメリアンの教えを受けたため、[[暗闇のエルフ>モリクウェンディ]]の中でもっとも美しく、もっとも賢明で、もっとも技に長じたエルフとなった。 シンゴルが[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺され、メリアンが[[中つ国]]を去ると、残ったシンダール族はシンゴルの孫である[[ディオル>ディオル(ベレンの息子)]]によって統治される。[[ドリアス]]が[[フェアノールの息子たち]]の襲撃を受けてディオルが死んだ後は、シンダール族の生き残りは[[シリオンの港]]などに逃れた。 [[怒りの戦い]]と[[ベレリアンド]]の崩壊以後も[[中つ国]]に残ったシンダール族は各地に散る。[[灰色港]]の建設に加わった者たちの他に、海路で[[ベルファラス]]に至り、[[エゼッロンド]]の港を築いた者たちや、[[霧ふり山脈]]を東へ越え、[[闇の森]]や[[ロスローリエン]]の[[シルヴァン・エルフ]]の中に入り込んで、かれらの指導者となった者たちもいた。[[指輪の仲間]]の一人[[レゴラス]]もシンダールである。 *** 灰色エルフの名の由来 [#e3b00879] 「灰色エルフ」の名前の由来には幾つか説がある。 -[[中つ国]]に帰還した[[ノルドール]]族が初めてかれらに出会ったとき、北方の灰色の空の下で、[[ミスリム湖>ミスリム#Lake]]の霧に包まれていたため。 -かれらは[[アマン]]に渡らなかった([[二つの木]]の光を見なかった)ため[[光のエルフ>上のエルフ]]ではないが、[[マイエ>マイアール]]である[[メリアン]]の指導を受けたため[[暗闇のエルフ]]でもない。光と暗闇の中間である「薄暮のエルフ」という意味。 -「灰色マント王」として知られる[[シンゴル]]によって統治されていたため。 *** シンダールの有名人物 [#ee95aa81] - [[エルウェ・シンゴルロ(エル・シンゴル)>シンゴル]] - [[ベレグ>ベレグ(ドリアス)]] - [[マブルング>マブルング(ドリアス)]] - [[ダエロン]] - [[ケレボルン]]([[ファルマリ]]という説もある) - [[アムディール(マルガラド)>アムディール]] - [[アムロス]] - [[オロフェル]] - [[スランドゥイル]] - [[レゴラス]] #include(Include/エルフ,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * シンダール [#ff085681] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[種族]]| |~スペル|Sindar((単数形シンダ(Sinda) ))| |~その他の呼び名|シンダール・エルフ(Sindarin Elves)、灰色エルフ(Grey-elves)、薄暮のエルフ(Elves of the Twilight)、エグラス(Eglath)| ** 解説 [#Explanation] [[クウェンヤ]]で「灰色の民」の意。''灰色エルフ''とも呼ばれる。[[上古]]の[[ベレリアンド]]で[[ドリアス]]の王国に属した[[テレリ]]族の[[エルフ]]のこと。主要言語は[[シンダリン]]。 広義には、[[中つ国]]に帰還した[[ノルドール]]族がベレリアンドで見出した全てのテレリ族を指すが、[[オッシリアンド]]の[[緑のエルフ]]は除外される。また、沿岸の[[ファラス]]に住まい、[[キールダン]]の統治下にあったテレリ族は特に[[ファラスリム]]とも呼ばれた。 *** 歴史 [#g4709ba5] [[星々の時代>二つの木の時代]]、[[エルダール]]が[[アマン]]を目指した[[大いなる旅]]の途上、[[ベレリアンド]]にて[[テレリ]]族の指導者の一人であった[[エルウェ>シンゴル]]が行方不明となる。テレリ族の一部は[[オルウェ]]に率いられてアマンへの旅を続行したが、一部の者はエルウェを慕うあまり、ベレリアンドに留まった。かれらは[[シンダリン]]で「置き去られた者たち(Forsaken People)」の意である''エグラス''を名乗った。 やがて、かれらは[[メリアン]]と共に再び姿を現したエルウェと合流。[[シンゴル(灰色マント王)>シンゴル]]と呼ばれるようになったエルウェと、王妃メリアンの統治の下、後に[[ドリアス]]と呼ばれるようになる王国を築いた。シンダール族は[[光のエルフ>上のエルフ]]であるシンゴルの統治と[[マイエ>マイアール]]であるメリアンの教えを受けたため、[[暗闇のエルフ>モリクウェンディ]]の中でもっとも美しく、もっとも賢明で、もっとも技に長じたエルフとなった。 シンゴルが[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺され、メリアンが[[中つ国]]を去ると、残ったシンダール族はシンゴルの孫である[[ディオル>ディオル(ベレンの息子)]]によって統治される。[[ドリアス]]が[[フェアノールの息子たち]]の襲撃を受けてディオルが死んだ後は、シンダール族の生き残りは[[シリオンの港]]などに逃れた。 [[怒りの戦い]]と[[ベレリアンド]]の崩壊以後も[[中つ国]]に残ったシンダール族は各地に散る。[[灰色港]]の建設に加わった者たちの他に、海路で[[ベルファラス]]に至り、[[エゼッロンド]]の港を築いた者たちや、[[霧ふり山脈]]を東へ越え、[[闇の森]]や[[ロスローリエン]]の[[シルヴァン・エルフ]]の中に入り込んで、かれらの指導者となった者たちもいた。[[指輪の仲間]]の一人[[レゴラス]]もシンダールである。 *** 灰色エルフの名の由来 [#e3b00879] 「灰色エルフ」の名前の由来には幾つか説がある。 -[[中つ国]]に帰還した[[ノルドール]]族が初めてかれらに出会ったとき、北方の灰色の空の下で、[[ミスリム湖>ミスリム#Lake]]の霧に包まれていたため。 -かれらは[[アマン]]に渡らなかった([[二つの木]]の光を見なかった)ため[[光のエルフ>上のエルフ]]ではないが、[[マイエ>マイアール]]である[[メリアン]]の指導を受けたため[[暗闇のエルフ]]でもない。光と暗闇の中間である「薄暮のエルフ」という意味。 -「灰色マント王」として知られる[[シンゴル]]によって統治されていたため。 *** シンダールの有名人物 [#ee95aa81] - [[エルウェ・シンゴルロ(エル・シンゴル)>シンゴル]] - [[ベレグ>ベレグ(ドリアス)]] - [[マブルング>マブルング(ドリアス)]] - [[ダエロン]] - [[ケレボルン]]([[ファルマリ]]という説もある) - [[アムディール(マルガラド)>アムディール]] - [[アムロス]] - [[オロフェル]] - [[スランドゥイル]] - [[レゴラス]] #include(Include/エルフ,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する