-- 雛形とするページ -- Template * シンダリン [#k8ed3a35] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[言語]]| |~スペル|Sindarin (tongue)| |~異訳|シンダール語、シンダリン語| |~その他の呼び名|灰色エルフ語(Grey-elven tongue)、灰色エルフのことば(Grey-elven)| ** 解説 [#Explanation] [[エルフ語]]の一つ、[[中つ国]]の[[エルダール]]の言葉。シンダリン(Sindarin)は[[シンダール]](Sindar)の形容詞形で「シンダールの言葉(言語)」「シンダールの民(者)」「シンダールの~」の意味を含むが、この項目ではシンダールの言語について記述する。 その名の通り、この言葉は元来エルダールの一派である[[シンダール]]族に固有の言葉であった。 エルダールは元々[[クウェンヤ]]を話したが、シンダール族は同族と分かれて[[中つ国]]の[[ベレリアンド]]に留まったことで、此岸の地の移ろいやすさを受けてその言葉も大きく変化した。こうしてシンダリンが生じた。 [[アマン]]から戻ってきた[[エルダール]]である流謫の[[ノルドール]]族はクウェンヤを再び中つ国にもたらしたが、かれらが[[同族殺害]]を犯したことを知った[[シンゴル]]はシンダール族にクウェンヤの使用を禁じた。ノルドール族の方もシンダール族と共に暮らすために日常ではシンダリンを用いるようになった。こうしてシンダリンは、中つ国の西方諸国に留まる全てのエルダールの母語となった。 *** エルフのシンダリン [#kfab35f9] シンダリンはその使われる地域によって方言があり、その立ち位置も異なっていた。 :ドリアスの言葉| :ファラスの言葉| :ヒスルムの言葉| :闇の森の言葉| :ロスローリエンの言葉|[[ロスローリエン]]ではシンダリンが使われていたが、[[シルヴァン・エルフ]]が多い関係で訛りがあり、一部の単語は[[シルヴァン語]]から取り込まれていた。 *** 人間のシンダリン [#hd7e7b5c] シンダリンは、[[人間]]の言語にも強い影響を及ぼしており、[[ゴンドール]]でもシンダリンの固有名詞が多く使われている。 *** 魔法使いのシンダリン [#eb19105c] [[魔法使い]]の[[ガンダルフ]]は、シンダリンの呪文を用いた。 >「ナウア・アン・エドライス・アムメン!」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「指輪、南へいく」 [[カラズラス]]の吹雪の中で薪に火をつけた[[ガンダルフ]]の呪文。)) ** 備考 [#n07e5174] [[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]はシンダリンを作るとき、ウェールズ語([[Wikipedia:ウェールズ語]])の影響を受けている。 トールキンはシンダリンおよび[[クウェンヤ]]は、実際に会話が可能なほど作りこんでおり、英語圏ではこれらの言語に関する資料・研究書も多く出版されている。日本語の資料として『[[指輪物語 エルフ語を読む]]』がある。 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』『[[ホビット>ホビット(映画)]]』では原作に登場しないシンダリンの会話シーンが多く追加されているほか、『ホビット』公開時にはキャンペーンの一環として、シンダリンによるニュージーランド天気予報が現地で放送された。 #youtube(7UhqNt98tsY) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) #norelated タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * シンダリン [#k8ed3a35] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[言語]]| |~スペル|Sindarin (tongue)| |~異訳|シンダール語、シンダリン語| |~その他の呼び名|灰色エルフ語(Grey-elven tongue)、灰色エルフのことば(Grey-elven)| ** 解説 [#Explanation] [[エルフ語]]の一つ、[[中つ国]]の[[エルダール]]の言葉。シンダリン(Sindarin)は[[シンダール]](Sindar)の形容詞形で「シンダールの言葉(言語)」「シンダールの民(者)」「シンダールの~」の意味を含むが、この項目ではシンダールの言語について記述する。 その名の通り、この言葉は元来エルダールの一派である[[シンダール]]族に固有の言葉であった。 エルダールは元々[[クウェンヤ]]を話したが、シンダール族は同族と分かれて[[中つ国]]の[[ベレリアンド]]に留まったことで、此岸の地の移ろいやすさを受けてその言葉も大きく変化した。こうしてシンダリンが生じた。 [[アマン]]から戻ってきた[[エルダール]]である流謫の[[ノルドール]]族はクウェンヤを再び中つ国にもたらしたが、かれらが[[同族殺害]]を犯したことを知った[[シンゴル]]はシンダール族にクウェンヤの使用を禁じた。ノルドール族の方もシンダール族と共に暮らすために日常ではシンダリンを用いるようになった。こうしてシンダリンは、中つ国の西方諸国に留まる全てのエルダールの母語となった。 *** エルフのシンダリン [#kfab35f9] シンダリンはその使われる地域によって方言があり、その立ち位置も異なっていた。 :ドリアスの言葉| :ファラスの言葉| :ヒスルムの言葉| :闇の森の言葉| :ロスローリエンの言葉|[[ロスローリエン]]ではシンダリンが使われていたが、[[シルヴァン・エルフ]]が多い関係で訛りがあり、一部の単語は[[シルヴァン語]]から取り込まれていた。 *** 人間のシンダリン [#hd7e7b5c] シンダリンは、[[人間]]の言語にも強い影響を及ぼしており、[[ゴンドール]]でもシンダリンの固有名詞が多く使われている。 *** 魔法使いのシンダリン [#eb19105c] [[魔法使い]]の[[ガンダルフ]]は、シンダリンの呪文を用いた。 >「ナウア・アン・エドライス・アムメン!」((『[[指輪物語]] [[旅の仲間>指輪物語/旅の仲間]]』「指輪、南へいく」 [[カラズラス]]の吹雪の中で薪に火をつけた[[ガンダルフ]]の呪文。)) ** 備考 [#n07e5174] [[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]はシンダリンを作るとき、ウェールズ語([[Wikipedia:ウェールズ語]])の影響を受けている。 トールキンはシンダリンおよび[[クウェンヤ]]は、実際に会話が可能なほど作りこんでおり、英語圏ではこれらの言語に関する資料・研究書も多く出版されている。日本語の資料として『[[指輪物語 エルフ語を読む]]』がある。 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』『[[ホビット>ホビット(映画)]]』では原作に登場しないシンダリンの会話シーンが多く追加されているほか、『ホビット』公開時にはキャンペーンの一環として、シンダリンによるニュージーランド天気予報が現地で放送された。 #youtube(7UhqNt98tsY) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) #norelated テキスト整形のルールを表示する