-- 雛形とするページ -- Template - バラヒルの仲間ギルドール(Gildor)については、[[ギルドール(バラヒルの仲間)]]を参照してください。 ---- * ギルドール [#d2df71e7] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Gildor| |~その他の呼び名|ギルドール・イングロリオン(Gildor Inglorion)| |~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])| |~性別|男| |~生没年|不明| ** 解説 [#Explanation] 放浪の[[上のエルフ]]。''[[フィンロド]]王家のギルドール・イングロリオン''を名乗る。 [[塔山丘陵]]の向こう([[灰色港]]付近?)に住処があると思われるが、[[エリアドール]]を放浪しており、[[フロド・バギンズ]]たちは[[末つ森]]で彼の率いる[[上のエルフ]]の一団に出逢った。 フロドは彼のことを知らなかったのだが、ギルドールは以前から[[ビルボ・バギンズ]]と交友があったため、ビルボの養子であるフロドの顔も名前も知っていた。ギルドールは[[黒の乗手>ナズグール]]([[ハムール]])に追われていたフロドたちを森の宿りに招待して一夜を共に過ごし、彼らに安らぎと助言を与えた。 [[指輪戦争]]後、ギルドールは[[エルロンド]]と[[ガラドリエル]]、そしてビルボと[[灰色港]]に向かう途中、以前と同じように[[末つ森]]でフロドと再会する。それから彼らと共に[[灰色港]]に向かい、[[大海]]を渡って[[アマン]]へ去った。 *** 来歴について [#gcd62438] 本人によると'''[[フィンロド]]王家(the House of Finrod)'''の[[上のエルフ]]である。だとすると[[ナルゴスロンド]]の破壊から[[ドリアス]]に逃れ、それから[[キールダン]]か[[ギル=ガラド]]の許に避難したと思われる。 『[[シルマリルの物語]]』にも『[[終わらざりし物語]]』にもギルドールに関する記述はなく、その来歴は謎に包まれている。 ただし『終わらざりし物語』によると、1966年の『[[指輪物語]]』の改訂前には、[[フィナルフィン]]がフィンロドという名前であり、[[フィンロド]]はイングロール・フェラグンド(Inglor Felagund)という名前に設定されていた。指輪物語の改訂版で、[[追補編>指輪物語/追補編]]にあった両者の名前はこの変更に応じて修正されたが、『[[The History of Middle-earth]]』によるとギルドールのこのセリフだけは修正されないまま残された。 これがトールキンのミスなのか、あるいは意図的なものかは不明である。 もしミスであったならば、彼は「[[フィナルフィン]]王家の」上のエルフということになる。 また、イングロリオン(Inglorion)という名前は「イングロールの息子」という意味に解釈することも可能であり、そこからギルドールは[[フィンロド]]の息子と設定されていたのではないかと想像するファンもいるが、それを示すような資料はない。 *** 画像 [#n327ba94] &ref(gildor.jpg,,25%,アラン・リー作画による、末つ森で出会ったギルドール一行とフロド一行); ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] [[エクステンデッド・エディション]]では[[フロド>フロド・バギンズ]]と[[サム>サムワイズ・ギャムジー]]が[[ホビット庄]]内で[[灰色港]]に向かうエルフ達を目撃するシーンが追加されているが、フロド達とエルフ達は会話しておらず、ギルドールの名前も出てこない。 ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[北連丘]]のリン・ギリアスにおり、その地のエルフの指導者として登場する。 &ref(ScreenShot01001.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるギルドール); ** 外部リンク [#Links] - [[粥村で聞いた話 ギルドール・イングロリオンについて:http://hobbit.ddo.jp/tolkien/breeu.html#S10]] ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) - バラヒルの仲間ギルドール(Gildor)については、[[ギルドール(バラヒルの仲間)]]を参照してください。 ---- * ギルドール [#d2df71e7] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Gildor| |~その他の呼び名|ギルドール・イングロリオン(Gildor Inglorion)| |~種族|[[エルフ]]([[ノルドール]])| |~性別|男| |~生没年|不明| ** 解説 [#Explanation] 放浪の[[上のエルフ]]。''[[フィンロド]]王家のギルドール・イングロリオン''を名乗る。 [[塔山丘陵]]の向こう([[灰色港]]付近?)に住処があると思われるが、[[エリアドール]]を放浪しており、[[フロド・バギンズ]]たちは[[末つ森]]で彼の率いる[[上のエルフ]]の一団に出逢った。 フロドは彼のことを知らなかったのだが、ギルドールは以前から[[ビルボ・バギンズ]]と交友があったため、ビルボの養子であるフロドの顔も名前も知っていた。ギルドールは[[黒の乗手>ナズグール]]([[ハムール]])に追われていたフロドたちを森の宿りに招待して一夜を共に過ごし、彼らに安らぎと助言を与えた。 [[指輪戦争]]後、ギルドールは[[エルロンド]]と[[ガラドリエル]]、そしてビルボと[[灰色港]]に向かう途中、以前と同じように[[末つ森]]でフロドと再会する。それから彼らと共に[[灰色港]]に向かい、[[大海]]を渡って[[アマン]]へ去った。 *** 来歴について [#gcd62438] 本人によると'''[[フィンロド]]王家(the House of Finrod)'''の[[上のエルフ]]である。だとすると[[ナルゴスロンド]]の破壊から[[ドリアス]]に逃れ、それから[[キールダン]]か[[ギル=ガラド]]の許に避難したと思われる。 『[[シルマリルの物語]]』にも『[[終わらざりし物語]]』にもギルドールに関する記述はなく、その来歴は謎に包まれている。 ただし『終わらざりし物語』によると、1966年の『[[指輪物語]]』の改訂前には、[[フィナルフィン]]がフィンロドという名前であり、[[フィンロド]]はイングロール・フェラグンド(Inglor Felagund)という名前に設定されていた。指輪物語の改訂版で、[[追補編>指輪物語/追補編]]にあった両者の名前はこの変更に応じて修正されたが、『[[The History of Middle-earth]]』によるとギルドールのこのセリフだけは修正されないまま残された。 これがトールキンのミスなのか、あるいは意図的なものかは不明である。 もしミスであったならば、彼は「[[フィナルフィン]]王家の」上のエルフということになる。 また、イングロリオン(Inglorion)という名前は「イングロールの息子」という意味に解釈することも可能であり、そこからギルドールは[[フィンロド]]の息子と設定されていたのではないかと想像するファンもいるが、それを示すような資料はない。 *** 画像 [#n327ba94] &ref(gildor.jpg,,25%,アラン・リー作画による、末つ森で出会ったギルドール一行とフロド一行); ** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie] [[エクステンデッド・エディション]]では[[フロド>フロド・バギンズ]]と[[サム>サムワイズ・ギャムジー]]が[[ホビット庄]]内で[[灰色港]]に向かうエルフ達を目撃するシーンが追加されているが、フロド達とエルフ達は会話しておらず、ギルドールの名前も出てこない。 ** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO] [[北連丘]]のリン・ギリアスにおり、その地のエルフの指導者として登場する。 &ref(ScreenShot01001.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるギルドール); ** 外部リンク [#Links] - [[粥村で聞いた話 ギルドール・イングロリオンについて:http://hobbit.ddo.jp/tolkien/breeu.html#S10]] ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する