-- 雛形とするページ -- Template * オロメ [#vf136305] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Oromë| |~その他の呼び名|アラウ(Araw) &br; アルダロン(Aldaron) &br; タウロン(Tauron) &br; 偉大な狩人オロメ、偉大なるオロメ(Oromë the Great) &br; ヴァラールの狩猟者(Huntsman of the Valar) &br; 大いなる乗手(Great Rider) &br; 森の王(Lord of Forests) &br; ベーマ(Béma)(([[ロヒルリム]]がオロメを呼んだ名。[[古英語]]でトランペットの意味のbēmeが語源))| |~種族|[[アイヌル]]([[ヴァラール]])| |~性別|男| |~生没年|| |~兄弟|[[ネッサ]](姉妹)| |~配偶者|[[ヴァーナ]]| ** 解説 [#Explanation] 世界の諸力[[ヴァラール]]の一人。[[ネッサ]]の兄弟。妃は[[ヴァーナ]]。 名は[[クウェンヤ]]で「角笛吹き(Horn-blowing)」または「角笛の音(Sound of Horns)」の意味と解釈された。[[中つ国]]ではオロメの[[シンダリン]]形の''アラウ''の名で知られる。木を愛するため、クウェンヤでは「森の王(Lord of Trees)」の意であるアルダロン、シンダリンでは「森林を治める者(the Forester)」の意のタウロンとも呼ばれる。 白馬[[ナハル]]に跨り、大角笛[[ヴァラローマ]]を吹き鳴らして怪物や残忍な獣を狩る偉大なる狩人。[[トゥルカス]]ほど強くはないが、怒ればトゥルカスより恐ろしいという。 >すぐれた狩人たるかれは、槍と弓を携え、メルコールの王国の怪物や、残忍な生きものたちを追いつめて殺した。かれの白い馬ナハールは、暗がりに銀のように輝いた。その時、眠る大地は、ナハールの金の&ruby(ひづめ){蹄};の下で震動し、薄明の世界で、オロメはその巨大な角笛ヴァラローマを、アルダの平原に響かせたのである。((『[[シルマリルの物語]]』「世の初まりのこと」)) *** アルダの狩人 [#i5c4bece] オロメは[[中つ国]]を非常に愛し、他の[[ヴァラール]]が[[アマン]]へ立ち去った後も最後までそこに足を運んだヴァラであり、[[メルコール>モルゴス]]の生み出した怪物を狩りたてては大陸のはるか東の奥地まで馬を進めることが度々あった。 そのためメルコールはオロメの侵攻を阻むために[[霧ふり山脈]]を隆起させたり、目覚めたばかりの[[エルフ]]の下に騎馬姿の悪霊を送り出して、エルフがオロメを怖れるように仕向けたりした。 [[クイヴィエーネン]]にて、ヴァラールの中で最初に[[エルフ]]を発見し、かれらに「星の民」の意の[[エルダール]]という名を付けたのもオロメである。しばらくエルフらの間で過ごした後[[ヴァリノール]]へ戻って、他のヴァラールにエルフのことを報告したオロメは、その後また中つ国へと戻って、エルフらに[[アマン]]へ移り住むように説得し、[[大いなる旅]]の先導を務めた。 上記の理由により、オロメは後の世の[[中つ国]]とも縁が深く、ヴァラールの中でも中つ国の民には名がよく知られている。 [[ケレゴルム]]の猟犬[[フアン]]は、もともとオロメの飼っていた猟犬で、[[ヴァリノール]]にてケレゴルムに譲られたものであり、ケレゴルムと共に中つ国にやってきた。 [[ゴンドール]]の[[執政家>執政]]に伝わる[[角笛>ゴンドールの角笛]]は、[[リューンの湖]]の近辺で見出される[[白い野牛>アラウの野牛]]の角から作られたものだが、この野牛は伝説ではアラウの牛の子孫とされる。 [[ロヒルリム]]には、オロメは''ベーマ''の名で知られており、[[メアラス]]族の始祖はオロメが[[アマン]]より連れて来た[[馬]]であると言われている。 ** オロメの民の[[マイアール]] [#b5c1173b] オロメの民として言及があるのは以下のマイアールである。 -[[ティリオン>ティリオン(マイア)]] [[月]]を運ぶマイア。オロメに従う狩人だった。 -[[アラタール]] 一説での[[青の魔法使い(イスリン・ルイン)>イスリン・ルイン]]。 -[[パルランド]] 一説での青の魔法使い(イスリン・ルイン)。 #include(Include/アイヌル,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) タイムスタンプを変更しない(管理者パスワードが必用) * オロメ [#vf136305] ** 概要 [#Summary] |~カテゴリー|[[人名]]| |~スペル|Oromë| |~その他の呼び名|アラウ(Araw) &br; アルダロン(Aldaron) &br; タウロン(Tauron) &br; 偉大な狩人オロメ、偉大なるオロメ(Oromë the Great) &br; ヴァラールの狩猟者(Huntsman of the Valar) &br; 大いなる乗手(Great Rider) &br; 森の王(Lord of Forests) &br; ベーマ(Béma)(([[ロヒルリム]]がオロメを呼んだ名。[[古英語]]でトランペットの意味のbēmeが語源))| |~種族|[[アイヌル]]([[ヴァラール]])| |~性別|男| |~生没年|| |~兄弟|[[ネッサ]](姉妹)| |~配偶者|[[ヴァーナ]]| ** 解説 [#Explanation] 世界の諸力[[ヴァラール]]の一人。[[ネッサ]]の兄弟。妃は[[ヴァーナ]]。 名は[[クウェンヤ]]で「角笛吹き(Horn-blowing)」または「角笛の音(Sound of Horns)」の意味と解釈された。[[中つ国]]ではオロメの[[シンダリン]]形の''アラウ''の名で知られる。木を愛するため、クウェンヤでは「森の王(Lord of Trees)」の意であるアルダロン、シンダリンでは「森林を治める者(the Forester)」の意のタウロンとも呼ばれる。 白馬[[ナハル]]に跨り、大角笛[[ヴァラローマ]]を吹き鳴らして怪物や残忍な獣を狩る偉大なる狩人。[[トゥルカス]]ほど強くはないが、怒ればトゥルカスより恐ろしいという。 >すぐれた狩人たるかれは、槍と弓を携え、メルコールの王国の怪物や、残忍な生きものたちを追いつめて殺した。かれの白い馬ナハールは、暗がりに銀のように輝いた。その時、眠る大地は、ナハールの金の&ruby(ひづめ){蹄};の下で震動し、薄明の世界で、オロメはその巨大な角笛ヴァラローマを、アルダの平原に響かせたのである。((『[[シルマリルの物語]]』「世の初まりのこと」)) *** アルダの狩人 [#i5c4bece] オロメは[[中つ国]]を非常に愛し、他の[[ヴァラール]]が[[アマン]]へ立ち去った後も最後までそこに足を運んだヴァラであり、[[メルコール>モルゴス]]の生み出した怪物を狩りたてては大陸のはるか東の奥地まで馬を進めることが度々あった。 そのためメルコールはオロメの侵攻を阻むために[[霧ふり山脈]]を隆起させたり、目覚めたばかりの[[エルフ]]の下に騎馬姿の悪霊を送り出して、エルフがオロメを怖れるように仕向けたりした。 [[クイヴィエーネン]]にて、ヴァラールの中で最初に[[エルフ]]を発見し、かれらに「星の民」の意の[[エルダール]]という名を付けたのもオロメである。しばらくエルフらの間で過ごした後[[ヴァリノール]]へ戻って、他のヴァラールにエルフのことを報告したオロメは、その後また中つ国へと戻って、エルフらに[[アマン]]へ移り住むように説得し、[[大いなる旅]]の先導を務めた。 上記の理由により、オロメは後の世の[[中つ国]]とも縁が深く、ヴァラールの中でも中つ国の民には名がよく知られている。 [[ケレゴルム]]の猟犬[[フアン]]は、もともとオロメの飼っていた猟犬で、[[ヴァリノール]]にてケレゴルムに譲られたものであり、ケレゴルムと共に中つ国にやってきた。 [[ゴンドール]]の[[執政家>執政]]に伝わる[[角笛>ゴンドールの角笛]]は、[[リューンの湖]]の近辺で見出される[[白い野牛>アラウの野牛]]の角から作られたものだが、この野牛は伝説ではアラウの牛の子孫とされる。 [[ロヒルリム]]には、オロメは''ベーマ''の名で知られており、[[メアラス]]族の始祖はオロメが[[アマン]]より連れて来た[[馬]]であると言われている。 ** オロメの民の[[マイアール]] [#b5c1173b] オロメの民として言及があるのは以下のマイアールである。 -[[ティリオン>ティリオン(マイア)]] [[月]]を運ぶマイア。オロメに従う狩人だった。 -[[アラタール]] 一説での[[青の魔法使い(イスリン・ルイン)>イスリン・ルイン]]。 -[[パルランド]] 一説での青の魔法使い(イスリン・ルイン)。 #include(Include/アイヌル,notitle) ** コメント [#Comment] #pcomment(,,,,,,reply) テキスト整形のルールを表示する