#author("2024-05-17T20:42:27+09:00","","")
#author("2024-05-17T20:44:37+09:00","","")
* 曙光のない朝 [#k45fa5b7]
** 概要 [#o2e432f9]
|~カテゴリー|[[歴史・事件]]|
|~スペル|Dawnless Day|
|~その他の呼び名|暗黒(Darkness)、モルドールの嵐(Storm of Mordor)|
** 解説 [#c9e94bf2]
[[第三紀]]3019年([[大いなる年]])3月9日から15日にかけて、[[モルドール]]から流出した黒雲によって[[ゴンドール]]を中心とした西方諸国の陽光が遮られたこと。
[[サウロン]]が[[自由の民]]の人心を曇らせるために[[滅びの山]]の噴煙を燻して東風に乗せて送り出したもの。それに相前後してサウロンは[[ナズグール]]が[[大河>アンドゥイン]]を渡るのを許し、また[[大信号]]を発して[[魔王]]に[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]攻撃を命じるなど配下の軍勢を悉く動員して、[[西方との全面戦争>指輪戦争]]を引き起こした。
>「日の出とともにお前さんをふたたびデネソール侯の許に連れて行く。いや、日の出とともにではなく、お呼びがあったらじゃ。暗黒が始まった。夜明けは来まい。」((『[[指輪物語]] [[王の帰還]]』「ミナス・ティリス」 暗闇の中で目覚めた[[ピピン>ペレグリン・トゥック]]に対する[[ガンダルフ]]の言葉。))
黒雲は5日間にわたって西方諸国の空を覆い、人心を大いに暗かしめると共に[[モルドール]]の軍勢の有利に働いた。だが16日の日の出、不意に起こった西風によって吹き払われた。それと共に主戦場であった[[ペレンノール野の合戦]]は自由の民の勝利に終わってモルドール軍は敗退し、同時期に戦場になっていた[[ロスローリエン]]および[[闇の森]]でもサウロンの軍勢は撃退された。
これほど早くに黒雲が吹き払われたことはサウロンにとって予期せざる出来事であり、同時にいずれの戦場でも自軍が敗退したことは、[[一つの指輪]]を自由の民が手に入れたのではないかという疑念を彼に植え付ける因になった。
黒雲は5日間にわたって西方諸国の空を覆い、人心を大いに暗かしめると共に[[モルドール]]の軍勢の有利に働いた。だが16日の日の出、不意に起こった西風によって吹き払われた。それと共に主戦場であった[[ペレンノール野の合戦]]で自由の民は勝利してモルドール軍は敗退し、同時期に戦場になっていた[[ロスローリエン]]および[[闇の森]]でもサウロンの軍勢は撃退された。
これほど早くに暗闇が吹き払われたことはサウロンにとって予期せざる出来事であり、同時にいずれの戦場でも自軍が敗退したことは、[[一つの指輪]]を自由の民が手に入れたのではないかという疑念を彼に植え付ける因になった。
** コメント [#za75cd30]
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