#author("2023-01-08T00:11:07+09:00;2023-01-06T14:00:54+09:00","","")
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* やしろ谷 [#i51d3c79]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Harrowdale|
|~異訳|&ruby(やしろだに){社谷};、&ruby(まぐわだに){馬鍬谷};|

** 解説 [#Explanation]

[[白の山脈>エレド・ニムライス]]の北麓にある谷。南を[[スタルクホルン]]、北を[[イーレンサガ]]に囲まれ、谷底を北方に向けて[[雪白川]]が流れる。低地から、東側の崖を登ったところにある高地は[[フィリエンフェルド]]と呼ばれていて、この崖にある道は、切り立った谷を蛇行して登るように作られた細い道しかなく、道の角には[[プーケル人]]が置かれていた。崖を上がった先には、2列に立ち石が並んでおり、石の道は谷の奥の[[ディムホルト]]、そして[[死者の道]]の北側入り口へと向かっている。[[ロヒルリム]]は死者の道を恐れ、そちら側に近づこうとはしなかった。
[[白の山脈>エレド・ニムライス]]の北麓にある谷間。南を[[スタルクホルン]]、北を[[イーレンサガ]]に囲まれ、北に向けて[[雪白川]]が流れ出る。
雪白川の浅瀬を渡ると広い平地になっており、東側の崖の奥まったところに[[ローハン]]の避難所の一つである[[やしろ岡]]があった。
[[指輪戦争]]時の領主は[[ドゥーンヘレ]]。

石の列などが何のために作られたのは不明だが、かつてここには、後に[[死者の道]]の[[死者>死者の軍勢]]となった、[[&ruby(ダンレンデイング){褐色国人};>褐色国人]]に近しい[[人間]]が住んでいたと思われる。また[[プーケル人]]は、[[ドルーエダイン]]が残したものと考えられる。
指輪戦争では[[エドラス]]の非戦闘民がこの地の[[やしろ岡]]へ避難。[[角笛城の合戦]]の後、ローハンの全軍はこの地に集結することになり、平地にはテントや仮設の小屋が立ち並んでいた。

[[指輪戦争]]時の領主は[[ドゥーンヘレ]]。特に建造物があるわけではないが、崖を登るには蛇行した1本の道しかないという防御に適した地形であるため、崖の上は[[やしろ岡]]の砦(Hold)と呼ばれており、[[指輪戦争]]の時には、[[エドラス]]の人々はこのやしろ岡へと避難した。また[[角笛城の合戦]]前、[[ゴンドール]]へ向かう軍勢は一時ここに集結した。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

[[角笛城の合戦]]の前、エドラスの人々はやしろ岡ではなく[[角笛城]]へと避難しているので、その時点ではやしろ谷は出てこない。だが、[[ゴンドール]]へ遠征する事になったロヒルリムがやしろ岡に集結する場面は再現されている。

&ref(vlcsnap-00097.jpg,,25%,『ロード・オブ・ザ・リング』におけるやしろ谷);

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(やしろ岡/ScreenShot00644.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるやしろ谷とやしろ岡); &ref(やしろ岡/ScreenShot00647.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるやしろ谷とやしろ岡);

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,,,,,reply)