トールキンお気に入りの木が切り倒されることに

世の中、映画『ホビット』第2部のエクステンデッド・エディションの予約開始や第3部の予告公開のネタで盛り上がっておりましたが、そんなこととは全く関係ない、しかも旧聞を取り上げようかと思います。Twittterでは触れていたのですが改めて。

Tolkien’s favourite tree to be cut down – The Tolkien Society

エントに影響を与えたとされる、トールキンがお気に入りだったオックスフォードの木が、自然に枝が落ちてしまったため、安全のため切り倒されることになったという話です。リンク先には、大きな枝が自重に耐えられずに折れてしまっている動画が掲載されております。

『或る伝記』を読むと、トールキンが現実世界でも自然破壊を嫌ったこと、ある木が切られたことについて非常に悲しんだエピソードなどが書かれておりますが、この木は周囲の人間にとって危険だし、人間が居なかったとしてももう“老衰”してしまっていると言えるから仕方ないのですが、やはり寂しいですね。