2012年に映像革命が起こる、『ロード・オブ・ザ・リング』の前章『ホビット』の公開が決定(MOVIE ENTER) - MOVIE ENTER(ムービーエンター) - livedoor ニュース
「ホビット」2部作、2年連続の正月公開が決定 : 映画ニュース - 映画.com
映画”The Hobbit”の邦題が『ホビット』に決定したということです。さらに第1部のサブタイトル”An Unexpected Journey”は『思いがけない冒険』第2部のサブタイトル”There and Back Again”は『ゆきて帰りし物語』になったということで、日本語版小説にほぼ準じたタイトルになっています。
ところで日本語訳で1つ気になっているのが、キャラクター名です。メイキングビデオの発音を聞く限り、トーリン(Thorin)は「ソーリン」と発音しているように聞こえるほか、他のドワーフの名前も、英語の発音に近い感じになっています。日本語ではやはり「トーリン」のほうが馴染み深いのですが、一体どうなるのでしょう。ドワーフの名前がことごとく英語発音よりに変更されたら、小説を読んだときに混乱を招きかねません。
ところで、Twitter上ではこの記事が話題になっていました。
asahi.com(朝日新聞社):「ロード・オブ・ザ・リング」12、13年公開 - 日刊スポーツ芸能ニュース - 映画・音楽・芸能
まず見出しからして『ホビット』ではなく『ロード・オブ・ザ・リング』公開になってますし、さらに本文の最後の説明。
ロード・オブ・ザ・リング 英作家トールキンの小説「指輪物語」が原作。ホビットのビルボは、全宇宙を滅ぼす力を持つ「サウロンの指輪」を手に旅に出ようとしていた。そんなビルボを説得して止めたガンダルフが、指輪の秘密を探る旅に出る。
ビルボが、サウロンの指輪を手に入れるため旅に出る? そのビルボを止めたのはガンダルフ? 指輪の秘密を巡る旅? そして指輪には「全宇宙を滅ぼす力」がある? どこを突っ込んだらいいものやら……。映画を1回も見ていなくても、ちょっとググればもう少しましな粗筋が書けるのに……。
grendel's mum
邦題が決まって、しかも日本でも欧米と同時に公開のようですし、いよいよ楽しみになってきましたね。 ただ、asahi.comの記事を見ると、不安も募りますねえ。
Thorinが「トーリン」か「ソーリン」かだけでなく、Bifurだって「ビフール」か「バイファー」かとか、どうなることでしょうね。 英語のthはtの摩擦音なのだから、tの音つまりトで発音するのは間違いではなく、方言ではthをtで発音することもありますが、ソだとsの音ということで、tの音をsで発音するというのは、これは英語としては間違いというか、絶対通じないですね。ただ、瀬田訳もThrainは「スライン」にしているし・・・。字幕では「ソーリン」になってしまうような気がします。
ところで、邦題決定の記事のリンクを辿っていくと相も変わらずRichard Armitageは「アーミテージ」になっており、どうしたら「アーミティッジ」という表記に訂正してもらえるのか、やきもきします。
配給はワーナーのようですから、表記について、手紙を出してみるのもいいかもしれません。 もしこのサイトの管理人さま、ないしはここにいらっしゃる方々で、手紙を書こうという方がいらしたら、ついでに「アーミティッジ」の件も書き添えていただけたら、とてもうれしいです!どうぞよろしくお願いします。
会社名 ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社 WARNER ENTERTAINMENT JAPAN INC. 所在地 〒105-0003 東京都港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビル TEL 03-5251-6300(代表)
管理人からgrendel's mumへの返信
正直、修正してもらうことは見込めないのではないかと思います。 映画の広報は、正確さではなく知名度を優先しますし。新聞社とかだったら「正確な表現に改める」ということは過去に何度かありましたが……