最後まで引っ張っていた、トーリンとオルクリストのイメージが公開されました。
原作設定ではトーリンは195歳なので、思ったよりもかなり若いイメージですが。オルクリストの方は、他のドワーフの武器と比べると曲線的で、映画『ロード・オブ・ザ・リング』で作られたエルフの文化イメージを継承しているのがわかります。鍔のところがグラムドリングとよく似ていますね。
ところでグローインの写真をよく見ると、グローインが持っている斧は、ギムリが持っていた斧のうちの1つと同じもののようです。『ロード・オブ・ザ・リング』でギムリは、数種類の斧を使っていましたが、恐らく杖代わりに使っていた旅用の斧と同じでしょう。
ところで「ドワーフ＝斧」というイメージを作ったトールキンですが、実際ドワーフに向いているのは斧や鎚という武器だと思われます。ドワーフは手が短いので、遠心力を破壊力に転用する長い武器は、メリットが小さくなります。一方でドワーフは筋力があるので、持つのは重くとも、鎧の上からでもダメージを与えやすい斧などのほうが使いやすかったでしょう。
コメント