死者 の沼地 †
概要†
カテゴリー | 地名 |
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スペル | Dead Marshes |
解説†
エミュン・ムイルの南と東に広がる湿地帯。通行は極めて困難であり、不用意に迷い込むとそのまま沼の中に沈んでしまう。
第三紀にはダゴルラドの方向に次第に広がり、最後の同盟の戦いで死んだ人間、エルフ、オークの墓地を飲み込んでいった。また第三紀1944年、エアルニル二世によってこの沼地に追い込まれた馬車族の多数が死んだ。
その結果、この地は亡霊と人魂がさまよう場所となった。
一瞬眼下の水は汚れたガラスをはめた窓のように見えました。かれはそのガラス越しにじっとのぞき込みました。もぎ取るように両手を泥沼の中から引っぱり出すと、かれは叫び声をあげて後ろに跳びのきました。「死んだものがある、水の中に死人の顔がある。」恐ろしそうにかれはいいました。「死人の顔、顔、顔だ!」
ゴクリは声をあげて笑いました。「死者の沼地、そうよ、そうだよ。これが名前だよ。」かれはけたたましく笑いながらいいました。「死人の蠟燭がついてる時はのぞいちゃいけないよ。」*1
モルドールから釈放されたゴクリは、この地でアラゴルン二世に捕らえられた。
後にモルドールへ向かうフロド・バギンズとサムワイズ・ギャムジーは、ゴクリの案内でこの沼地を通り抜けた。ゴクリによると沼中の死者はただ見えるだけで触れることはできない幻影のようなものであるという。
ゲーム『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』における死者の沼地†
この地でのフロド、サム、ゴクリの冒険を追体験するセッションプレイがある。
コメント†
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