#author("2023-05-19T12:22:51+09:00;2011-12-03T23:05:51+09:00","","")
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* ミンヒリアス [#q69a6594]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Minhiriath|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダリン]]で「川のはざま(Between the Rivers)」の意味。[[エリアドール]]の中で、[[バランドゥイン(ブランディワイン川)>ブランディワイン]]と[[グワスロ(灰色川)>グワスロ]]に挟まれた土地。グワスロを挟んで南東は[[エネドワイス]]。北は[[ブリー郷]]、[[ホビット庄]]になる。エネドワイスと同じく山の少ない開けた土地で、大部分が平原だった。
[[シンダリン]]で「川のはざま(Between the Rivers)」の意味。[[エリアドール]]の中で、[[バランドゥイン(ブランディワイン川)>ブランディワイン]]と[[グワスロー(灰色川)>グワスロー]]に挟まれた土地。グワスローを挟んで南東は[[エネドワイス]]。北は[[ブリー郷]]、[[ホビット庄]]になる。エネドワイスと同じく山の少ない開けた土地で、大部分が平原だった。

『[[終わらざりし物語]]』の「ロンド・ダエルの港」によると、[[第二紀]]初期までミンヒリアスと[[エネドワイス]]は中央の大沼沢地([[ニーン=イン=エイルフ]])を除き、果てしなく続く森だった。だが[[ヌーメノール]]の王[[タル=アルダリオン]]の事業による伐採によって大量に木が刈られて[[ロンド・ダエル]]の港から運ばれていき、荒廃していった。森に住む土着の民は[[ヌーメノール人]]と対立し、彼らを攻撃したが、そのせいでより一層ヌーメノール人が森の伐採が進めると[[エリュン・ヴォルン]]へと逃げ込んだ。[[エリアドール]]で[[ギル=ガラド]]、[[ヌーメノール]]と[[サウロン]]の戦いが起こると、土着の民はサウロンを歓迎し、サウロンはヌーメノール人への破壊活動を行う襲撃者のための密偵や道案内として、土着の民を利用した。この戦争の結果、森の多くが破壊された。
後にミンヒリアスは[[アルノール]]の国土となり、[[第三紀]]861年のアルノールの分裂後は[[カルドラン]]の国土となった。だが[[第三紀]]1936年の[[悪疫]]の大流行で大勢の民が死に、それ以来この土地はほとんど完全に荒れ地と化した。[[凶年の冬]]の翌年の2912年には大洪水に見舞われ、[[エネドワイス]]とともに荒廃した。[[指輪戦争]]の時代には木が多く生えている場所もあったが、平地のほとんどは草原であり、わずかな狩人たちが人目を避けて森に住んでいたという。

** コメント [#Comment]

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