#author("2023-05-19T13:29:49+09:00;2022-05-12T20:41:33+09:00","","")
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* タル=アルダリオン [#tc2ccdc3]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Tar-Aldarion|
|~その他の呼び名|アナルディル(Anardil)、大船長(Great Captain)、航海王(Mariner-king)|
|~種族|[[人間]]([[ヌーメノール人]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第二紀]]700~1098年(享年398)|
|~親|[[タル=メネルドゥル]](父)、[[アルマリアン]](母)|
|~兄弟|[[アイリネル]](妹)、[[アルミエル]](妹)|
|~配偶者|[[エレンディス]]|
|~子|[[タル=アンカリメ]](娘)|

** 解説 [#Explanation]

|>|>|~[[ヌーメノール]]の王|h
|CENTER:第5代&br;[[タル=メネルドゥル]]&br;740~883|CENTER:第6代&br;''タル=アルダリオン''&br;[[第二紀]]883~1075年(192年間)|CENTER:第7代&br;[[タル=アンカリメ]]&br;1075~1280|

[[ヌーメノール]]6代目の王。
本名はアナルディルだが、造船のための植林を盛んに行ったため、早くからアルダリオンの名で知られた。
[[エリアドール]]の[[グワスロ]]の河口に新たに[[ロンド・ダエル]]の港を築き、[[ギル=ガラド]]に協力して、新たに勃興しつつあった[[サウロン]]の勢力に対抗しようとした。
[[エリアドール]]の[[グワスロー]]の河口に新たに[[ロンド・ダエル]]の港を築き、[[ギル=ガラド]]に協力して、新たに勃興しつつあった[[サウロン]]の勢力に対抗しようとした。

アルダリオンは母方の祖父[[ヴェアントゥア]]の影響で少年の頃から航海を愛し、[[中つ国]]の[[ギル=ガラド]]と親交を結んだ。だが、身を固めるべき年齢になっても、アルダリオンが航海にばかり情熱を注ぐことを快く思わなくなった父[[メネルドゥル>タル=メネルドゥル]]からは不興を買った。
心から望んで妻とした[[エレンディス]]との結婚後も航海への情熱を捨てられなかったアルダリオンは、[[ヌーメノール]]にエレンディスと幼い娘[[アンカリメ>タル=アンカリメ]]を置いて、再び[[中つ国]]への長い航海に旅立つ。これが原因でアルダリオンはエレンディスと不和になり別れる。二人の間にはアンカリメの他に子はなかった。ヌーメノールでは、明記されたものではないが古くからの慣習として、女子は王位を継げないことになっていたが、アルダリオンは一人娘に王位を継がせたいが為に自ら法を改め、王に息子がいない場合には最年長の娘が王位を継ぐとした((『[[追補編>指輪物語/追補編]]』の記述では、[[ヌーメノール]]の王位は男女を問わず王の第一子が継承するとなっている。どちらが正確かは不明。))。この顛末は『[[終わらざりし物語]]』収録の「アルダリオンとエレンディス」の中で語られている。

** コメント [#Comment]

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