#author("2022-09-10T20:43:09+09:00;2012-01-15T17:36:39+09:00","","")
#author("2022-10-26T17:02:01+09:00;2012-01-15T17:36:39+09:00","","")
* エイセル・イヴリン [#p37aa0f4]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Eithel Ivrin|
|~その他の呼び名|イヴリンの滝(Falls of Ivrin)、イヴリンの泉(Pools of Ivrin)((邦訳ではwellと同じく「泉」と訳される場合あるが、「湖」もしくは「淵」の意のほうが近いと思われる。))|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダリン]]で「イヴリンの泉(Ivrin's Well)」の意味。[[エレド・ウェスリン(影の山脈)>エレド・ウェスリン]]の南麓にあるイヴリンの滝が流れ落ちる淵。[[ナログ]]川の水源。
この淵の近くで[[ノルドール]]の[[上級王]][[フィンゴルフィン]]によって[[メレス・アデアサド]]の宴が催された。
この淵の近くで[[ノルドール]]の[[上級王]][[フィンゴルフィン]]によって[[メレス・アデルサド]]の宴が催された。

[[グウィンドール]]が[[トゥーリン]]を連れて[[ナルゴスロンド]]に向かう際に立ち寄り、イヴリンの水を飲ませて茫然自失となっていたトゥーリンを癒した。だが後にナルゴスロンドへ進撃する[[グラウルング]]によってこの地は破壊され、その水は汚されてしまった。その後、[[トゥオル]]と[[ヴォロンウェ]]が[[ゴンドリン]]に向かう道中、グラウルングに呪縛をかけられてナルゴスロンドから[[ドル=ローミン]]へ向かうトゥーリンとこの地ですれ違った。

>かつてここには、流れ落ちる水にうがたれた大岩のくぼみの中に見事なイヴリンの淵があり、その周り全体は、山脈の下の木に覆われた窪地だったが、今、そこは汚され、荒れ果てた土地になっているのをかれは見た。木々は焼かれ、根こぎにされ、淵のへりの岩は壊されていた。そのためイヴリンの水は流れ出てしまい、廃墟の中の大きな不毛の沼と化していた。今ではそこにあるものはただ凍った泥の堆積と、地面の上に汚れた霧のように立ちこめる腐ったものの臭いだけだった。((『[[終わらざりし物語]]』「トゥオルおよびかれがゴンドリンを訪れたこと」[[ヴォロンウェ]]が目撃した、[[グラウルング]]に汚されたエイセル・イヴリンの描写))

** コメント [#Comment]

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