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[[湖の町の統領]]
-こんな自分本位な人間が町の統領に選ばれたのは、よほど自己演出に長け、相手を籠絡するのが上手かったのだろう。 政治家向きの人間であるとは思うが。 しかし、スマウグの襲撃で馬脚を現わし、破滅の道に突き進む羽目に。 悪因悪果の典型である。 -- ねずみ &new{2011-10-06 (木) 19:20:28};
--平時の人だったのでしょうね。平時と非常時では求められる才能が違いますし、その両方を持ちあわせている人は極少数の才能にあふれた人間だけですので。 -- &new{2012-08-02 (木) 10:39:47};
--はなれ山奪還を目指すトーリン一党が現れなければ、彼は統領として周りの尊敬を評価を失わず、安寧な一生を過ごせたはず。 本当に自分本位な人間だったら始めから統領には、なれないよ。 -- &new{2012-12-06 (木) 19:36:28};
-金袋は後よ -- &new{2012-01-07 (土) 03:10:11};
-統領=バルド? -- &new{2012-02-04 (土) 20:48:31};
--違いますよ。バルドは谷間の国ですから。 -- &new{2012-02-04 (土) 20:56:37};
---今となっては納得できたけど、初読の頃は「新しい統領=バルド」だと勘違いしてた。バーリンが言う 「人気がある、繁栄に貢献、賢い」に当てはまるのはバルドしかいないもん。勘違いしても仕方ないよね。結局、バルドじゃなくて知らない人が統領になったんだけど…ホントはあんまり納得してない(笑 -- &new{2012-04-29 (日) 09:40:00};
-必要悪が悪たり得るのかは問題だと思う。教授は、この人物を悪人と断定しているのか?むしろ聖書におけるサイロスと同型なのではないか。もし逃亡の小舟の中に、妻や子供がいたらどうであろうか。彼は、都市復興を描いた。灰燼みまわれた民に、食糧を宛がうことを企画し、財源のメドを取ろうとしていたではないか。エスガロスは、教授の描写からすれば、強国ではない。外交と通商で生き残った要因には、この人物の尽力は欠かせないであろう。私は財政が転落する程の黄金を、統領が持ち出したとは思わないが、堕落したのは確認できる。しかし思うに、サルマン同様自らの良心と、私的欲求の区別を失ったという点にあるのではないか。 いずれにせよ人倫で、指導者を説くのは困難だ。 -- &new{2012-07-25 (水) 19:09:23};