[[トゥーリン]]

-初めて読んだ頃、平行して読んでいたメルニボネのエルリックと、どっちがより不幸だろうと考えながら読んでいた。…めそめそ自己憐憫にひたる暇もなくガンガン不幸になっていく点でこの人のほうが不幸か? -- とと屋
-それにしても、従兄弟のトゥオルと見比べるとこの差は一体…トゥーリンの分の幸運はすべてトゥオルに回された感じ。 -- カイト
-シルマリルの物語の第23章でトゥーリンはゴンドリンへ赴く途中のトゥオルとエイセル・イヴリンですれ違ってるのですね。その後は全く違う人生を歩んで行くのですが…(一方は破滅への道もう一方は希望を生む道へ) -- watata
-シルマリルにおけるシグムンド。 -- トミー
--ジグムンド、神聖ローマ皇帝としてはジギスムント・・・だったかな? -- ホビット &new{2008-12-30 (火) 20:09:11};
---「オイディプス王」の結末とも掛けてるんでしょう。教授の手紙にも名前が出ていますが。 --  &new{2009-05-23 (土) 06:48:47};
-絶対にマンドスの館に足向けて寝れませんね。ネルラスにベレグにマブルングにグウィンドール…世話になりすぎ -- 斐水
-究極的に運が悪い人。妖刀を手にする前からすでに運が悪いのでその運の悪さは筋金入り。 -- 流雲
-幼くして親兄弟とはぐれ、知らずに実の妹と通じ合い、悔恨の許自らの剣を胸に突き当てて自ら命を絶つ…フィンランドの叙事詩「カレワラ」に登場するクレルヴォとどこかダブるキャラです。トールキン教授は「カレワラ」を読んだことがあったのでしょうか? -- ぷそきょん
--確かに教授は「カレワラ」を愛読されていたようです。伝記と書簡集に詳しく書いてありますよ。クレルヴォにインスパイアされた部分もあったのではないでしょうか。
--ジークムントあたりは妹と結婚しても喜んでいるけどね(ワーグナー版では)。 --  &new{2010-12-04 (土) 17:26:55};
-モルゴスがいなかったらこの人はもっと幸せな一生を送っていたんだろうなぁ
--その後、どこへ行っても周囲に不幸を招いてしまい、最後には「自分がどこにいけば災厄が一番小さいだろうか」と考えてしまうようになるあたりは読んでいて絶望感までが伝わってきました。 --  &new{2010-12-04 (土) 17:38:37};
--奴のおかげで、行く先々で、災難と滅亡をもたらす疫病神と化してしまったからね。 モルゴスは高笑いが止まらなかっただろうよ。 --  &new{2011-12-24 (土) 20:36:45};
-モルゴスの注目がこの人に向いていたからこそウルモの逆転の一手(トゥオル)に繋がった訳ですね。 --  &new{2007-09-04 (火) 22:00:23};
--一瞬だけトゥーリンとトゥオルがすれ違うところ。トゥオルはずっと後になってそれを思い出し、当時の状況とあわせてあれが従兄弟だったと知ったのでしょうか。その後の運命といい対照的な二人ですな --  &new{2010-12-04 (土) 17:35:01};
-トゥーリンは最後盲目なのだって言ってたけど目が見えなかったのでしょうか?・・・違いますよね? -- 惟 &new{2009-04-23 (木) 20:56:39};
--モルゴスやグラウルングの呪いによって、物事を正確に認識できなくなっていた、という主張でしょう。少なくとも、ニエノールの外見については、グラウルングによって認識を歪められていたのは確かなようです。ただ、彼が呼び込む災いは彼自身の性格によるものも多く、それがどこまでモルゴスの呪いに理由を求められるのかはわかりません。そして、それがわからないとされることが、トゥーリンの悲劇の哀切さをより高めているような気もします。 --  &new{2009-04-24 (金) 00:25:15};
--ニエノールも忘却の呪いの為に「盲目の人のように」なっており、最後グラウルングの死によってその「悪意の帳」が取り除かれ、「自分の一生を思い出した」らしいので、「神の呪い」によってそれとは知りえぬまま肉親と結ばれ、それを知ったとき妻は自殺し、自らは目を潰して盲目になったという「オイディプス王」からの要素だと思います。これに限らず教授の原典の使い方は素晴らしく巧みなので、作品内での意味はオリジナルとしかいいようがありませんが。 --  &new{2009-12-30 (水) 18:51:19};
--ただ単に探していた妹とやってはいけない関係を結んだ事と、それが原因で死に追いやった事を知ってファビョっていたのかも。 まあ、まともな精神状態ではなかったのは事実だけどね。 --  &new{2015-02-26 (木) 15:05:22};
-どういうわけか終末の日にグアサングとともに復活してモルゴスを殺すことが予言されてる人。いまも魂は中つ国をさまよい続けているんだろうか --  &new{2010-05-22 (土) 18:08:05};
-モルゴスに呪いをかけられていなかったとしても彼は結局グラウルングを殺すことになったのだろうか。トゥーリンの死かグラウルングの死、モルゴスにしてはどちらの死の方が損失は少なかったのだろう。 --  &new{2010-09-10 (金) 15:40:03};
-上で書いてる人もいるけど、いろんな神話・伝承の英雄の要素を組み合わせたキャラ。ざっと思いつく限りでオイディプス、ベーオウルフ、カレワラのクッレルヴォー、ヴォルスンガ・サガのシグルズetc 何をしても裏目に出るっていうのは『グレティルのサガ』のグレティルから来てるとおもわれる --  &new{2013-01-20 (日) 08:52:39};
-トゥーリンとトーリン、赤の他人なのにどことなく似ている… --  &new{2013-01-22 (火) 02:45:13};
--リチャード・アーミティッジが演じるトゥーリンも見てみたい --  &new{2013-08-11 (日) 21:40:56};
---身に着けている装束を変えただけでも通用しそうだね。 --  &new{2015-02-26 (木) 13:36:30};
---映画ホビット での若き王子の頃のトーリンに似てるかなあ。 --  &new{2015-03-05 (木) 21:34:40};
-トゥーリンは気の毒なんだが、トゥーリンもモルウェンもフーリンもニエノールも超強情な性格だったから、どっちかというとそれに巻き込まれて悲惨な最期になったグウィンドールとブランディアに超同情した。 --  &new{2013-08-12 (月) 02:51:28};
--彼の物語は国を追放された後、盗賊の頭目になるは、国の相談役に治まるも判断を誤り、国を滅ぼし、パニくって故郷で暴れて逃げ出して、拾われた集落で大きい顔をしたあげく、実の妹と結婚したが事実を知った妹さんは自殺。 それを指摘した族長さんを逆ギレして殺害。 最期はファビョって自分からアボーン。 考えてみたら、ただのDQNのような気が・・・・・。 --  &new{2015-02-26 (木) 14:57:01};
---考えてみたら、周りの迷惑も考えずにやりたいようにやって、くたばったんだから、ある意味、幸せな一生だな。 --  &new{2015-03-29 (日) 17:37:39};
---ダゴール・ダグラスにおいて、奴がモルゴスに止めを刺すとあるのは、前にやらかしたDQN行為の贖罪もあるのかもね。 --  &new{2015-05-03 (日) 22:24:49};
---ただのクソDQNなのにエルフのおかげで超絶美化された、ある意味、幸せな御仁。 --  &new{2015-06-10 (水) 11:19:00};
--奴に関わった者が悲惨な身の破滅を招いたのは、モルゴスの呪いがあったかもしれないが奴自身の性格も原因のひとつかも。 --  &new{2015-04-03 (金) 15:15:31};
---単にモルゴスはそれに便乗して、わしの呪いのせいだと吹聴しただけかも(笑)。 --  &new{2015-05-03 (日) 22:27:24};
-しかし凄まじいまでに疫病神であるにも関わらず、行く先々で次々にエルフ達に猛烈に愛されてるのが凄いと思う。(除くサイロス) --  &new{2013-08-12 (月) 02:56:01};
--メリアンの魔法帯に守られていたドリアスにいれば、モルゴスの呪いは受け付けなかったからも。 まさか、トゥーリン自身も周りの連中も気がつかなかっただろう。 --  &new{2015-02-26 (木) 13:40:42};
-トゥーリンがエルフ達に愛されたのは彼の強さと美しさ、背負ってきた運命に惹かれたのだろうか? --  &new{2013-08-12 (月) 10:33:03};
-エルフをことごとく没落させる人ですね。彼がエルフの黄昏の時を早めたといえなくもない。ところで、人間たちは先見の力が無いからしょうがないとして、なんでエルフたちは予見できたのに彼を受け入れたのだろうか・・・ --  &new{2014-05-02 (金) 13:03:29};
--わかっていても好きにならずにいられないくらいトゥーリンが魅力的だったのかも…(某サ氏以外) --  &new{2014-05-02 (金) 13:27:18};
--自信があったのかもですね。エルフである自分たちなら彼の運命に抗うことができ、そういうものに左右されない良好な関係を築いていけると思ったのかもしれないですね。 --  &new{2014-05-03 (土) 17:29:45};
-彼に関わった者は敵、味方に関係なく身の破滅を招いているね。 それだけモルゴスの呪いは強力だったのかな。 呪いを避けたくば、まず、彼に近づかない。 話さない。 そして極力、関わらないように心がける。 しかし、あくまで結果論であるが。 --  &new{2015-02-26 (木) 14:41:21};
--関わり過ぎると、法則発動かな。  --  &new{2015-02-26 (木) 15:07:30};
---法則発動を免れる方法があるんだよ。 それは彼を裏切る事。 現に彼を売ったミームは、彼よりも長生きしたからね。 結局は親父さんのフーリンに討ち果たされてしまったが、あくまで息子に対する復讐で呪いとは、関係ない。  --  &new{2015-03-04 (水) 13:38:58};
---Kの法則ならぬTuの法則かな? --  &new{2015-04-03 (金) 15:12:26};
--確かに彼に関わった敵さんのグラウルングやオークも破滅しているね。 もし、モルゴス自身が関わったら、どうなっていた事やら(笑) --  &new{2015-03-04 (水) 13:31:34};
---河豚、毒蛇は自分の毒では死なないが間抜けなモルゴスだったら、もしかしたら(笑)。 --  &new{2015-03-04 (水) 14:30:06};
---毒(モルゴスの呪い&魔剣グアサング)を以て毒(グラウルング)を制したというわけですね。 --  &new{2015-03-06 (金) 05:23:41};
--トゥオルも危ないところだったよな。 うっかり、奴に話しかけたら法則発動でゴンドリンにたどりつけなかったかも。 --  &new{2015-05-03 (日) 22:40:02};
---うっかり、奴に近づいただけでも後で、オークに追跡される羽目に。 話しかけていたどうなっていたことやら。 --  &new{2015-05-30 (土) 10:40:14};
---話しかけていたら、人の善意に付け込む事に関しては得意な彼に協力させられる羽目になったでしょうね。 その頃、彼を追跡するオークの集団が近くにいたから、彼の代わりに捕まって身の破滅を招いた事でしょう。 --  &new{2015-06-24 (水) 09:10:10};
---それ以前に奴の様子を見たら、喚き散らす基地外にしか思わず、引いたのかも(笑)。 --  &new{2015-06-24 (水) 10:36:53};
-竜退治と言ってもただ単にねずみのように隠れていてグラウルングが通りかかったら腹を剣でぶっ刺しただけの話じゃない。 これくらいだったら、誰でもできそうな気が? --  &new{2015-06-10 (水) 11:17:32};
--数十mもある化け物に挑むってだけでも相当な胆力がないと無理だろ。その上隠れるために夜半に危険なカベド=エン=アラスを渡らなきゃならんのだぞ。誰でもできることじゃないと思う。少なくとも俺は無理だ。 --  &new{2015-06-10 (水) 13:00:53};
---少なくとも彼一人では無理でしたでしょうね。 同行者がいてくれたから結果、竜退治に成功につながったのですから。 --  &new{2015-06-24 (水) 09:12:30};
---グラウルングがスマウグ並みの鼻が利く持ち主だったら、いくら隠れていても、すぐに見つかっていたろうね。 相手が地這い竜でも鼻が利かなくて助かったね。 --  &new{2015-11-11 (水) 10:12:35};
--後の時代、空飛ぶ船に乗って、史上最大最強の竜、アンカラゴンに立ち向かったエアレンディルや矢でスマウグを退治したバルドと比較すると格好悪いですね(笑)。 --  &new{2015-06-24 (水) 09:16:31};
---後の時代と比較したら、そうかもしれないが、この時代、巨大竜を斃す者なんか今までいなかったんだよ。 それをやり遂げたのだから偉大なんだから、馬鹿にするのは止めろ。 --  &new{2015-07-11 (土) 14:30:21};
---実の所、怒りの戦いにおいてエアレンディルがアンカラゴンを倒すってプロットを、教授は後年破棄しているっぽいんだよ。教授の後々の案では、アンカラゴンを仕留める役目は何を隠そう、再びこの世界に戻ってきたトゥーリンが担うことになっていたりする。詳細はHoME12に載っている。ただアンカラゴンの設定も弱体化してる可能性はあるけれど。 --  &new{2015-07-13 (月) 15:05:38};
---↑読み違えてらっしゃるのでは。トゥーリンがアンカラゴンを倒すというのは、怒りの戦いのことではなく、ダゴール・ダゴラスのことですよ(the Last Battle)。初期案では、戻ってきたトゥーリンがモルゴスに止めを刺すとされていたところが、後年案ではアンカラゴンに止めを刺すに変更されたというだけです。怒りの戦いでエアレンディルがアンカラゴンを倒すという点に変更が加えられた形跡はなかったはずです。 --  &new{2015-07-13 (月) 16:25:49};
---ええとですね、私も最初はそう思ってたんですけど、ハーパーコリンズ版のp.375の最後の段落の"In this last reappearance~"以降を読むと、ダゴール・ダゴラスのことでなく怒りの戦いの事を指してるようにも読めなくないですかね。 --  &new{2015-07-13 (月) 18:33:54};
---ちょっと今ググってもみたんですが、http://forum.barrowdowns.com/showthread.php?t=18279でAiwendilさんが纏めて下さってますが、そこだと怒りの戦いとなってます。が、ask middle earthだとダゴール・ダゴラスになってるんですよねえ……。どっちが正しいんだろ。 --  &new{2015-07-13 (月) 18:40:51};
---HoME該当箇所でクリストファー・トールキンは「ダゴール・ダゴラスのことを指していると思われる」旨のコメントを述べており、それを否定する根拠はないように思います。the prophecy of Andrethの内容が指している時期(第一紀のthe Last Battleなのか世界のthe Last Battleなのか)については、海外フォーラムではhttp://www.thetolkienforum.com/index.php?threads/t%C3%BArin-and-the-second-prophecy-of-mandos.10048/が詳しいかと。特にjallan氏の、文脈から考えてダゴール・ダゴラスのことを指していると捉えないと不自然であるという分析は頷けるものがあります。 --  &new{2015-07-13 (月) 21:21:58};
---読んでみました。確かにthe Last Battleを怒りの戦いだとすると、仮定的な書き方がそぐわないというのは納得がいきますね。しかしそうなると、英版wikiでもthe Last Battleは怒りの戦いを指していて、エアレンディルに代わってトゥーリンがアンカラゴンを討つ、とされてますがこれも間違いですね。wikiでこれだと結構あっちでも取り違えている人は多いのかもしれません。 --  &new{2015-07-13 (月) 21:46:15};
--「電車を使った度胸試しなんて、電車が通り過ぎるまで線路の真ん中でじっと寝転がっていれば良いだけだから、誰だってできるよね」と言うんだったら、まあそうなんでしょうよ --  &new{2015-08-08 (土) 23:33:24};