#author("2017-01-16T03:10:56+09:00","","")
#author("2022-09-10T21:37:57+09:00;2018-03-12T21:13:11+09:00","","")
* &ruby(わす){忘};れじ&ruby(ぐさ){草}; [#cfa5f3d2]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[植物]]|
|~スペル|evermind|
|~その他の呼び名|シンベルミネ(simbelmynë)、ウイロス(uilos)、アルフィリン(alfirin)|
|~その他の呼び名|スィンベルミュネ((シンベルミネの訳もあり。))(simbelmynë, symbelmynë)、ウイロス(uilos)、アルフィリン(alfirin)|

** 解説 [#Explanation]

[[ローハン語]]では''シンベルミネ''。[[エルフ語]]ではウイロスもしくはアルフィリン。
[[エドラス]]の麓にある、[[ローハン]]代々の王の塚山のそばに、一年中四季を通じて咲く白い花。
[[ローハン語]]での名は''スィンベルミュネ''。[[エルフ語]]での名はウイロスもしくは[[アルフィリン]]。
[[エドラス]]にある歴代の[[ローハン]]王の塚山に、一年中四季を通じて咲く小さな白い花。『[[終わらざりし物語]]』によると、[[ハリフィリアン]]にある[[エレンディル]]の墓所にも咲いている。

>城壁に囲まれた丘の麓で、道はたくさんの高い緑の塚山の影の下を通っていました。それらの塚山はどれも西側が雪の吹きだまりのように白くなっていました。小さな花が無数の星のように芝草の間から咲き出ているためでした。 &br; 「ご覧!」と、[[ガンダルフ]]がいいました。「明るい瞳のように芝に咲く花のなんと美しいことじゃろう!」((『[[二つの塔]] 上』「六 黄金館の王」))
>城壁に囲まれた丘の麓で、道はたくさんの高い緑の塚山の影の下を通っていました。それらの塚山はどれも西側が雪の吹きだまりのように白くなっていました。小さな花が無数の星のように芝草の間から咲き出ているためでした。
「ご覧!」と、[[ガンダルフ]]がいいました。「明るい瞳のように芝に咲く花のなんと美しいことじゃろう!」((『[[指輪物語]] [[二つの塔>指輪物語/二つの塔]]』「黄金館の王」))

&ruby(ワスレナグサ){勿忘草};の事とも思えるが、勿忘草は英語では普通Forget-me-notと書く。また勿忘草の自然種の花は空色で、白は園芸品種の勿忘草の色である。勿忘草の花言葉はそのまま「私を忘れないで」。
『[[Guide to the Names in The Lord of the Rings]]』によると、イチリンソウ属の一種で、藪一華のように小さく、白い花。名前の意味は勿忘草(forget-me-not)に似ているが全く異なる種類の花である。(('the name thus resembles 'forget-me-not', but a quite different kind of flower is intended: an imagined variety of anemone, growing in turf like Anemone pulsatilla, the pasque-flower, but smaller and white like the wood anemone.'))

** ゲーム『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』における設定 [#LotRO]

&ref(ScreenShot00632.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるローハンの王の塚山とシンベルミネ);
&ref(ScreenShot00632.jpg,,10%,『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』におけるローハンの王の塚山とスィンベルミュネ);

** コメント [#Comment]

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