#author("2018-02-16T17:47:56+09:00","","")
* 七つの星 [#t418abee]

|~カテゴリー|[[言葉・単語]]|
|~スペル|Seven Stars|
|~異訳|七つ星|

** [[天文]] [#m39e6889]

[[ヴァラキアカ]]、すなわち星座の北斗七星のこと。

** 紋章 [#b73bcf46]

『[[指輪物語]]』中に登場する紋章にみられるシンボル。

*** [[ドワーフ]]の紋章 [#v25a94e8]

[[ドゥリンの紋章]]に含まれる七つの星章。[[北斗七星>ヴァラキアカ]]を表す。

*** [[ドゥーネダイン]]の紋章 [#yff706d4]

[[エレンディル]]の紋章である七つの星章のこと。
『[[指輪物語]]』原書第二版(1966年)の索引に付された[[トールキン]]の解説によると、エレンディルの紋章である七つの星は[[ヌーメノール]]から[[パランティーア]]を運んだ七隻の船の旗にちなむ。

>エレンディルと彼の大将たちの七つの星は五条の光線を持ち、元々はパランティーアを運んだ(9隻中)七隻の船の各々の旗の一つ星を表した。[[ゴンドール]]では七つの星は[[白い花が咲いた木>白の木]]の周りに置かれ、王たちはその上に[[翼ある王冠>ゴンドールの王冠]]を置いた。((項目編集者訳。以下原文。'''Seven Stars of Elendil and his captains, had five rays, originally represented the single stars on the banners of each of seven ships (of 9) that bore a palantír; in Gondor the seven stars were set about a white-flowered tree, over which the Kings set a winged crown'''))

当初の説明では光線は六条だったが、1969年に五条に改訂された。『[[The Lord of the Rings A Reader's Companion]]』ではその理由を、トールキンがデザインした『[[王の帰還]]』のカバー・イラストに描かれた星の形状に合わせたためと推測している。

鍛え直された[[アンドゥリル]]の刃には[[月]]と[[太陽]]と七つの星の図様が刻まれた。
上記の通り、[[ゴンドール]]王の紋章は七つの星に[[白の木]]と[[ゴンドールの王冠]]を加えたものであり、[[噴水の庭]]に立つ[[城塞の近衛兵>城塞の近衛部隊]]の陣羽織にも描かれた。[[アルウェン]]が製作し、[[アラゴルン二世]]が[[イシルドゥア]]の世継ぎとして[[指輪戦争]]で掲げた[[旗印>アルウェンの旗印]]にも同様の紋章が描かれていた。この紋章は『[[指輪物語]]』本文中では「[[エレンディルの印]]」と呼ばれている。

** コメント [#Comment]

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