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#author("2018-12-17T00:24:52+09:00","","")
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* Volume IV. The Strength of Sauron &color(green){(第四部 サウロンの力)}; [#q94603f3]
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『[[ロード・オブ・ザ・リングス オンライン]]』エピッククエスト IV. The Strength of Sauron (第四部 サウロンの力)のストーリー。
日本語版『ロード・オブ・ザ・リングス オンライン』では実装されなかった。公式の日本語訳が存在しない単語は、&color(green){緑文字で表記している。};

** Book 1: The Road to Gondor &color(green){(第一巻 ゴンドールへの道)}; [#book1]

冒険者は、[[馬鍬谷]]で避難民を指導している[[エオウィン]]に呼び出される。そこには[[セオデン]]と共に[[ゴンドール]]へ進軍するため、[[ローハン]]各地から召集された軍勢も集まって来ていたが、避難民も兵士たちも皆一様に差し迫った戦争の行く末について不安を抱いていた。また、[[アラゴルン>アラゴルン二世]]に率いられた[[灰色の一行]]が[[死者の道]]へと向かった直後で、彼らの不可解な行動に対する疑念が、人々の心により一層暗い影を落としていた。そんな折、少年たちから[[エルフヘルム]]の孫Elfdagが、灰色の一行を追って山中に入って行ったという知らせがもたらされる。冒険者は死者の道を探索し、幸運にもElfdagを救出することができた。

Elfdagは亡霊たちの囁く声を聞いていた。その内容は、彼らの元に人間の一団が現れ、呪いからの解放を望む多くの者が彼らの後を追って行ったというものだった。また、亡霊たちの中には解放を望まずに留まった者たちも多くいることも分かった。彼らは今もなお冥王を信奉し続けており、贖罪も誓言の成就による解放も望んでいなかった。
もしも、彼らが冥王に呼応すれば、山から降りて、麓に住む人々に害を及ぼすことも考えられる。エオウィンの提案により、冒険者は危険に晒された人々を救うために、灰色の一行を追ってゴンドールに行くことにする。

死者の道を抜けて、[[黒根谷]]に出た冒険者は、Morladの町で、住民が山から死者が降りてくるのを目撃しており、さらにその影響からか、鳥獣達が凶暴化するなどの異常が起こっていることを知った。
[[エレヒ]]の丘で亡霊たちが踊っていたという情報を元に、冒険者はエレヒに向かう。丘の頂にある黒い石球の周囲では、大勢の者たちが集会を行っていた痕跡を発見した。すると、何者かが冒険者を呼び止める声がした。その声の主はRovalangという騎士だった。彼は夜中に石の周りで行われた集会で、彼らの指導者らしき男が角笛を吹いて[[死者の軍勢]]を召集するのを目撃していた。彼らは夜明けと共に死者を率いて[[タルラングの地峡]]へ向かったという。
Rovalangは強大な悪がゴンドールに襲来したのではないかと恐れていた。

Rovalangは[[ドル・アムロス]]の大公[[イムラヒル]]に従う白鳥の騎士団(Swan Knights)の一員だった。彼によれば、イムラヒルは[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]の白の都を守るために出兵しており、代理として娘の[[ロシーリエル]]が治めていた。Rovalangはロシーリエルの命で黒根谷と[[ラメドン]]を守るために派遣された身だった。冒険者の資質を見抜いた彼は、自分に協力してラメドン地域の様子を視察して、必要ならば死者の脅威から救って欲しいと依頼する。

ラメドンでは、農村や街道を行く隊商が何者かに襲撃を受ける事態が多発していた。[[カレンベル]]の町の商人Galengamは冒険者が攻撃された農場で拾った武器から、襲撃者が[[ウンバール]]から来た[[海賊]]で、[[ベルファラス]]の西岸に上陸した彼らが[[エゼルロンド]]の古い廃墟に隠れていると推測した。

冒険者が廃墟を一望できる高台に向かうと、そこには[[エルフ]]のLathlornがいた。彼はエゼルロンドを修復維持し、守り続けるAvorrimという組織の一員だった。冒険者は彼に協力して遺跡の中を探索し、Galengamの予測通り、海賊が拠点を置いているのを確認した。

Latlornの案内でAvorrimの隠れ家の洞窟に向かった冒険者は、そこで[[ガルドール]]と再会した。Avorrimは[[キーアダン]]を中心とする[[灰色港]]のエルフたちによって作られた組織だった。ガルドールはベルファラスに来るまでの旅の道中で得た情報を元に、海賊たちがThe Heirs of Castamir([[カスタミア]]の相続人)のScourgeなる首領に忠誠を誓っている事を伝え、警告した。
Avorrimの頭領のDothanethは海賊の脅威が予想以上に増長していると考えており、ロシーリエルにその旨を伝えて欲しいと冒険者に頼む。

ドル・アムロスでロシーリエルと面会し、Dothanethの言伝てを届けた冒険者は、町の図書館へ赴き、ゴンドールの地理と歴史、[[執政家>執政]]と大公家の関係、ウンバールと海賊の事などについて詳しく調べる。司書のCirhaelは、海賊の首領が本当にカスタミアの末裔であるかどうかは疑わしいが、その名前が海賊たちを束ねるのに非常に有効な手段であり、襲撃が活発化している事を関係しているだろうと助言した。

一人の指導者の下に結束した海賊が、ドル・アムロスに標的を定め、攻め寄せてくるのは時間の問題だった。ロシーリエルは戦いに備え、西ゴンドール各地に散った騎士たちを呼び戻すよう冒険者に依頼した。
小規模な襲撃者の集団を掃討しつつ、Amon LontirでNedrosに、ラメドンでHelendirに召集をかけると、最後に黒根谷に残っていたRovalangと再会した。
しかし、彼は黒い何かがエレヒの上空を旋回し、[[モルナン]]の方へ飛び去るのを目撃していた。[[黒の乗り手>ナズグール]]による監視の目は、ゴンドール領域の奥深くまで及んでいたのである。
もしも、この乗り手が死者の軍勢の召集に勘づけば、アラゴルンもゴンドールも、[[モルドール]]に対する重大な切り札を失ってしまうかもしれない。それを防ぐため、冒険者はRovalangの協力を得て[[ナズグール]]を黒根谷から追い払おうと試みる。
冒険者らは[[モルソンド]]沿いでナズグールのBane of Rhunと対峙し、灰色の一行の存在が露呈するのを未然に防ぎ、同時に山に残った悪しきままの亡霊たちと接触するのを阻止した。

ドル・アムロスに戻った冒険者から事の次第を聞いたロシーリエルは、[[ボロミア]]の事を思い返す。ボロミアが夢の啓示に従って[[裂け谷]]へ旅立つ直前、二人は婚約していた。従兄弟同士である二人にとっては不本意な婚約だったが、人々の平和と幸福を願う気持ちは通じ合っていた。
ロシーリエルは同じ志を抱く者としてボロミアを偲び、同時に[[サウロン]]に恐れず立ち向かおうと、迫り来る戦いに向けて決意を新たにした。

** Book 2: The Dawnless Day &color(green){(第二巻 曙光のない朝)}; [#book2]

ドル・アムロスの防備を固めることはできたものの、海賊の大艦隊がベルファラス湾を封鎖しており、ゴンドールの艦船は港から出られなくなっていた。海賊たちを束ねているのはBalakhôr the Scourge、この男こそがカスタミアの相続人であった。船乗りの達の間からは、かつて艦隊を率いてウンバールに遠征し大勝利を納めた勇将[[ソロンギル>アラゴルン二世]]の姿を懐かしむ声も挙がっていた。

Balakhôrはロシーリエルに自分との会見を求めていた。冒険者は危険を犯して交渉に赴こうとするロシーリエルを思い止まらせ、代理として沖合いに停泊するBalakhôrの旗艦Nûluzimir(the Night-jewel)での会見に臨む。
船上で冒険者と会ったBalakhôrは、代理人を寄越したロシーリエルを臆病者と謗った。さらに自信の艦隊の強大さと、それに比したゴンドールの脆弱さを強調し、沿岸地方全域の無条件降伏を求めた。対して、冒険者が提示した戦闘停止と即時撤退の要求は全て一蹴された。その上、帰りの船も与えられず、泳いで港に戻る羽目になった。
交渉は決裂したものの、Balakhôrがドル・アムロスの包囲に必要な兵を残して[[アンドゥイン]]を遡り、ゴンドール艦隊の主力がいる[[ペラルギア]]を攻撃するつもりであることは分かった。ロシーリエルは冒険者に、Balakhôrよりも速くペラルギアに行き、差し迫った危機を知らせるよう指示した。

冒険者が[[リングロ谷>リングロ]]に差し掛かる頃、空は暗い影に覆われ、夜明けの光さえも射さなくなっていた。モルドールから来た闇がゴンドールを徐々に侵食する中、冒険者はリングロ谷から[[ドル=エン=エアニル]]を経由して灰色の一行を追い続ける。その途上、[[エスリング]]では山から降りてきたオークと戦い、大量の篝火を設置した。[[リンヒア]]では灯台Barad Rillを占拠していた[[ハラドリム]]と海賊を倒して、敵艦隊の進行を遅らせた。
さらに、海賊に襲われた町娘Ronielを救出した際には[[ギルライン>ギルライン(地名)]]川の乙女Roaming Starとの邂逅を果たす。彼女は眠るRonielの姿を見て、遠い昔にこの地で消息を絶った[[エルフの姫君>ニムロデル]]との思い出を語った。
Ronielを伴ってリンヒアに戻ると、Ioronという老人が狂ったように市民を鼓舞していた。彼から聞いたところによれば、数日前に北から風と共に奇妙な一団が通り過ぎ、市民と侵略者の双方に大きな恐怖を与えた。だが彼らの先頭に立っていた姿は、Ioronが若い頃に見た英雄ソロンギルその人だった。老人は、かの者が敵を再び撃退するためゴンドールに戻って来たと狂喜乱舞していたのだ。

冒険者はIoronの語った一団が向かったと思しきペラルギアに迫り、ついに灰色の一行に追い付いた。冒険者の見込んだ通り、ソロンギルの正体はアラゴルンだった。その時のペラルギアは、まさにBalakhôr率いる大艦隊による攻撃の最中にあった。
冒険者は[[エルラダン]]、[[エルロヒア]]の兄弟と共に町中へ潜入し、城門を内側から開いて一行を引き入れた。守備隊に合流したアラゴルンらは[[死者の軍勢]]を召喚し、彼らのもたらした恐怖によって敵を潰走せしめた。
留まった配下を倒され、略奪で捕らえた奴隷たちを解放されても尚、BalakhôrはNight of Jwelに立て籠り、Bane of Umbarたるアラゴルンに抵抗する構えを見せた。対して、アラゴルンはその名が自分に与えられた多くの名であることを認めたが、Balakhôrの自称するHeir of Castamirの名は偽りであると断じた。Balakhôrは暗闇が空を覆い尽くした今、誰も[[サウロン]]の力には抗えないと吐き捨てて逃走を図るが、亡霊たちに取り囲まれた恐怖で昏倒した。

戦いの後、アラゴルンは宣誓を果たした死者の軍勢を解放した。死者のもたらす恐怖を経験した海賊が、ゴンドールを脅かすことは無くなったと思われた。そして、南方からの脅威が取り除かれた今、次は東方から来る敵と対峙しなければならない。アラゴルンらは打ち捨てられたウンバールの軍船を使って河を遡って都へ向かう事にする。

** Book 3: Voices of the Past &color(green){(第三巻 過去の声)}; [#book3]

(未入力です、協力をお願いします)
[[辺境の諸侯国]]から兵が集結するのを待つアラゴルンは、一足先に陸路で都に向かう[[アングボール]]とその軍勢に同行し、都にいると思われる[[ガンダルフ]]か、[[ボロミア]]に変わって大将を務める[[ファラミア]]にペラルギアでの勝利を伝えて欲しいと冒険者に依頼する。

[[レベンニン]]上流(Uppeer Lebennin)の[[トゥムラデン>トゥムラデン(ゴンドール)]]に向かった冒険者は、ミナス・ティリスから逃れてきた避難民から都の状況を聞く。彼らによれば、ファラミアの指揮で辛うじてオスギリアスが持ちこたえているものの、それがいつまで続くかは分からなかった。また、灰色の放浪者に連れられた[[小さい人>ペレグリン・トゥック]]を見た者もいた。

[[エルイの渡し]]に夜営するハラドリムを追い払い、アングボールの進軍経路を確保した冒険者は[[ロスサールナッハ]]に入り、[[ペレンノール野]]の目前に迫った。だが、[[ランマス・エホール]]の内側に入るために通らなければなならない[[ハルロンド]]の港は既に敵の手に落ちていた。
アラゴルンが到着するまでにハルロンドを突破するだけの時間的余裕がないと判断したアングボールは、冒険者に[[イシリアン]]から迂回してオスギリアスに入ることを提案した。

芦原に隠された秘密の渡し場から[[アンドゥイン]]の東岸に渡った冒険者は、執政家の故地Bâr Húrinでファラミア配下の[[野伏>イシリアンの野伏]]らしき男たちと出会った。しかし、彼らは野伏ではなく、[[黒根谷]]の領主[[ドゥインヒア]]の息子である[[ドゥイリン]]と[[デルフィン]]だった。
領地で優れた狩人として名を馳せていた兄弟は、ハラドリムの使役する巨大な[[ムマキル]]を仕留めてさらに名を上げようと、籠城の準備を進めるミナス・ティリスを抜け出してこの地まで足を運んだという。二人は狩りを手伝うのと引き換えに、ファラミアの元まで案内すると申し出た。

3人はイシリアンの南部を探索し、その途上でハラドリムやオークの斥候を目撃する。彼らから盗み聞いた会話によると、彼らが[[ナズグール]]とは別の幽鬼らしき者の指揮下にあること、その者が[[ゴスモグ]]というか名である事が分かった。その後、彼らはムマキルの実際の姿を目の当たりにするが、獣の予想以上の巨体に圧倒され、一先ずは狩りを見送る事にする。Bâr Húrinに戻ると、ドゥイリンはムマキルの弱点が目にあると推測し、ゴンドールで最初に巨獣を狩った兄弟として称えられる様を思い浮かべ、再戦を誓った。

狩りを終えた3人がオスギリアスに着くと、町は敵の猛攻に晒されており、もはや陥落は時間の問題となっていた。生き残った守備隊が地下道に立て籠って、抵抗を続けていたものの、彼らを率いるファラミアは混乱の渦中で行方知れずとなっていた。冒険者はオスギリアスの廃墟の中を探し回り、負傷して隠れていた兵士たちから、ファラミアがゴスモグなる幽鬼とその配下に追われていたという証言を得た。また、死んだオークの伝令が携えていた書簡から、敵が[[グロンド>グロンド(破城槌)]]という兵器でミナス・ティリスの城門を破壊しようとしている事も判明した。

黒根谷の兄弟と共にグロンドの隠し場所を探す冒険者だったが、町を埋め尽くしていたオークはいつの間にか何処へか消え失せ、その代わりに一帯を得体の知れない恐怖感が包んでいた。オスギリアスの北東でグロンドを発見した冒険者たちは、その巨大さに驚きながらも、車輪を破壊して動きを封じることができた。だがその直後、強烈な冷気を纏ったゴスモグがついに冒険者の前に姿を表した。
ゴスモグは冒険者に、自らがかつて[[アングマール]]で戦った執政[[モルディリス]]であることを明かした。冥王に新たな姿を与えられて蘇ったモルディリスは、自分を倒したゴロディアへの雪辱を誓っていた。冒険者はドゥイリンの一声で我に返り、その場から逃げ去る。

地下道に退却した冒険者は、二人に幽鬼から聞いた事を誰にも口外しないように念を押した。既に戦いで疲弊しきった兵士たちに、そこから更に士気を下げるような知らせをもたらす訳にはいかなかった。ファラミアの副官のDarmodは、オスギリアスは落ちたが、ファラミアが戻りさえすれば都の環状壁で敵を押し返せるだろうという楽観的な見方を示した。だが冒険者の心には、モルディリスの復活が重くのし掛かっていた。

** Book 4: Siege of the White City &color(green){(第四巻 白の都市の包囲)}; [#book4]

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** Book 5: The Ride of the Rohhirrim &color(green){(第五巻 ローハン軍の長征)}; [#book5]

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** Book 6: The Battle of the Pelennor Fields &color(green){(第六巻 ペレンノール野の合戦)}; [#book6]

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** Book 7: The Trap &color(green){(第七巻 罠)}; [#book7]

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** Book 8: The Black Gate &color(green){(第八巻 黒門)}; [#book7]

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** Book 9: The Ring of Power &color(green){(第九巻 力の指輪)}; [#book7]

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