* ロリマック・ブランディバック [#zec3e193]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Rorimac Brandybuck|
|~その他の呼び名|ローリイ・ブランディバック老人(Old Rory Brandybuck) &br; ロリ―じいさん(Old Rory) &br; Goldfather((『[[追補編]]』の系図に記された別名だが、邦訳では訳抜け))|
|~種族|[[ホビット]]|
|~性別|男|
|~生没年|[[ホビット庄暦]]1302~1408(享年106)。館主1363~1408(45年間)|
|~親|[[ゴーバドク・ブランディバック]](父)、[[ミラベラ・トゥック]](母)|
|~兄弟|アマランス(妹)、サラダス(弟)、ドディナス(弟)、アスフォデル(妹)、ディノダス(弟)、[[プリムラ>プリムラ・ブランディバック]](妹)|
|~配偶者|メネギルダ・グールド|
|~子|[[サラドク>サラドク・ブランディバック]](息子)、メリマック(息子)|

** 解説 [#Explanation]

|>|>|~[[バック郷]]の[[館主]]|h
|CENTER:[[ゴーバドク・ブランディバック]]&br;1310~1363&br;2910~2963|CENTER:Goldfather''ロリマック・ブランディバック''&br;[[庄暦>ホビット庄暦]]1363~1408&br;[[第三紀]]2963~3008|CENTER:[[サラドク・ブランディバック]]&br;1408~1432&br;3008~[[第四紀]]11|

[[ゴーバドク・ブランディバック]]と[[ミラベラ・トゥック]]の長男。[[バック郷]]の[[館主]]。
六人の弟妹の中で[[フロド>フロド・バギンズ]]の母[[プリムラ>プリムラ・ブランディバック]]は末の妹にあたる(つまりフロドの母方の伯父)。メネギルダ・グールドを妻とし、[[サラドク・ブランディバック]]、メリマック・ブランディバックの父となる(つまり[[メリアドク>メリアドク・ブランディバック]]の父方の祖父)。
[[メリアドク・ブランディバック]]と[[ペレグリン・トゥック]]の祖父[[アダルグリム・トゥック]]、[[フレデガー・ボルジャー]]の祖父[[シギスモンド・トゥック]]、及び[[ビルボ・バギンズ]]とは母方の従兄弟同士で、ビルボより12歳年少。

フロドが両親を喪って[[ブランディ館]]に身を寄せていた時期の館主であり、[[ビルボの別れの宴]]に招待された館主でもあった(当時99歳)。宴でビルボが姿を消した時、招待客の中で唯一これが悪ふざけではなく、ビルボは本当に旅立つつもりであることを見抜いた。

>しかしローリイ・ブランディバック老人にはそうとばかりは思えませんでした。高齢と飽食にもかかわらず、老人の目はそこまで曇ってはおりませんでした。老人は[[息子>サラドク・ブランディバック]]の嫁の[[エスメラルダ>エスメラルダ・トゥック]]に言いました。「なあ、これはどうも臭いぞ! [[いかれバギンズ>ビルボ・バギンズ]]め、また出かけよったとわしはにらんだぞ。阿保じじいのしれごとよ。だが、何も案ずることはない。あいつは食べ物まで持っていっちゃおらんわい。」そして老人は大声で[[フロド>フロド・バギンズ]]を呼び、もう一度みんなの所にぶどう酒を運ばせるようにいいました。((『[[指輪物語]] [[旅の仲間]] 上』「一 待ちに待った誕生祝い」))

後にロリマックはビルボからの形見分けの品として、[[オールド・ヴィンヤード]]を12本受け取った。これは彼がビルボを親切に持て成してきたことへのお礼であった。

>ローリイはビルボを完全に許してやりました。そして最初の一びんを空にするころには、かれをすばらしいやつと断言してはばかりませんでした。((同上))

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