* ロスローリエン [#h2310ac0]
** 概要 [#h8affa29]

|~カテゴリー|地名|
|~スペル|Lothlórien|
|~その他の呼び名|ローリエン(Lórien)、ラウレナンデ(Laurenandë)、ラウレリンドレナン(Laurelindórenan)、ローリナンド(Lórinand)、グロルナン(Glornan)、ナン・ラウア(Nan Laur)、リンドーリナンド(Lindórinand)、黄金の森(Golden Wood)、ドゥイモルディネ(Dwimordene)|

** 解説 [#o20c408f]

[[シンダール語]]で「夢の花」或いは「花のローリエン」の意。[[アマンのローリエン>ローリエン(アマン)]]に由来する名だが、(中つ国では)単にそのままローリエンといってもロスローリエンのことを指す。([[木の鬚]]によると)かつてはラウレリンドレナンと呼ばれていたが、それが短縮された。[[クウェンヤ]]ではラウレナンデ。[[ナンドール]]にはローリナンドと呼ばれ、[[シンダール語]]ではグロルナンあるいはナン・ラウアと呼ばれることもあった。また「歌い手達の国」の意であるリンドーリナンドとも呼ばれている。[[ロヒアリム]]には「黄金の森」あるいは、「まぼろしの谷」の意であるドゥイモルディネと呼ばれていた。

[[霧ふり山脈]]の東、[[ケレブラント]]と[[アンドゥイン]]の間にある[[エルフ]]([[ガラズリム]])の国。首都は[[カラス・ガラゾン]]。
国となる前から多くの[[ナンドール・エルフ>ナンドール]]が住み着いていた。[[アムロス]]が統治していたが、彼が行方不明となると[[ケレボルン]]と[[ガラドリエル]]に統治されるようになる。
[[指輪戦争]]時は[[指輪の仲間]]を一時匿った。また[[指輪の仲間]]が出発したあと、[[ドル・グルドゥア]]との間で戦闘が行われた。
[[第三紀]]末の[[ローハン]]や[[ゴンドール]](の上層部)においては、生身の[[人間]]が一度入ったら二度と生きて戻れないおそるべき森、といった感じでイメージされていたらしい。

[[第四紀]]に入り、ケレボルンとガラドリエルがこの土地を去ると、僅かなエルフのみしかこの土地には残らなかったようである。

** コメント [#qa938cc5]

- 『新版・指輪物語』だと、「ロスロリアン」になっていますね。ローリエンとロリアン、どちらを正式として扱えばよいのでしょう?; 大もとの発音に近いのは「ローリエン」だと思うのですが、個人的には「指輪」で慣れ親しんだ「ロリアン」の音の方が好みです。
- フランスにはロリエンと言う町がありますね
ちなみにモンドール山と言う山もあったりする・・・ -- PINPIN
- たしかにフランスにはそのような地名がたくさんあります。しかしそれをもとに現代版中つ国の地図をつくると、モルドールはイタリア・・・
- ↑第二次世界大戦当時はムッソリーニによる独裁政治が行われていたファシズム国家ですからね 偶然か意図的なものなのかは分かりませんが・・・
- ↑意図的なものではないでしょう。トールキン教授はそういうことを嫌っていましたから。
- モルドールは地理的にトルコに当たるらしい。ちなみにイタリアはゴンドール、ヴェネツィアはミナス・ティリス、イスタンブルはペラルギアに当たるらしい。 -- ホビット &new{2008-10-12 (日) 13:48:04};

#comment