#author("2018-09-23T18:30:38+09:00","","")
* ラライス [#gb82dd60]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Lalaith|
|~その他の呼び名|ウアウェン(Urwen)|
|~種族|[[人間]]([[エダイン]])|
|~性別|女|
|~生没年|[[第一紀]](466)~†(469)|
|~親|[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]](父)、[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]](母)|
|~兄弟|[[トゥーリン]](兄)、[[ニエノール]](妹)|
|~配偶者|なし|
|~子|なし|

** 解説 [#Explanation]

名は[[シンダール語]]で「笑い(Laughter)」の意。[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]と[[モルウェン>モルウェン(バラグンドの娘)]]の長女で、[[トゥーリン]]の2歳下の妹。
本来の名はウアウェンであるが、非常に愛らしく、彼女の笑い声は[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]の屋敷の近くを流れる[[ネン・ラライス]]のせせらぎのようであったことからラライスと呼ばれていた。
フーリンからは[[エルフ]]の子供のようだと言われ、トゥーリンは誰よりも彼女を慈しんでいたが、3歳の時に[[悪しき吐息]]で病死し、家族を大いに悲しませた。

『[[終わらざりし物語]]』によると、トゥーリンは全ての女性にラライスの面影を求めたという。

>「おお、美しき[[ニエノール]]! ならばかの女は[[ドリアス]]から[[竜>龍]]へ、竜からわたしのところへと走ったのだ。運命の恩寵の何と甘美なことよ! 木の実のように茶色で、髪は黒、[[エルフ]]の子のように小柄できゃしゃで、誰がかの女を見間違えようか!」((『[[終わらざりし物語]]』「[[ナルン・イ・ヒーン・フーリン]]」[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]から[[ニエノール]]のことを聞き、事の真相に気付いて錯乱した[[トゥーリン]]の言葉。))

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