* メリアン [#d4d38f40]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Melian|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[マイア]]|
|~その他の呼び名|[[ドリアス]]の女王(Queen of Doriath)|
|~種族|[[マイエア>マイアール]]|
|~性別|女|
|~生没年||
|~親||
|~兄弟||
|~配偶者|[[シンゴル]]|
|~子|[[ルーシエン]](娘)|

** 解説 [#Explanation]

[[ヴァーナ]]と[[エステ]]に仕えた[[マイア]]。[[中つ国]]に来る以前は[[アマン]]の[[ローリエン]]に住み、[[イルモ]]の庭に花咲く木々の世話をしていた。
[[クイヴィエーネン]]で[[エルフ]]が目覚めた頃に[[中つ国]]にやってきて、自らの歌声と彼女と共にいる小夜啼鳥の声で充たした。
[[ヴァーナ]]と[[エステ]]に仕えた[[マイエ>マイアール]]。[[中つ国]]に来る以前は[[アマン]]の[[ローリエン]]に住み、[[イルモ]]の庭に花咲く木々の世話をしていた。
[[クイヴィエーネン]]で[[エルフ]]が目覚めた頃に[[中つ国]]にやってきて、薄明を自らの歌声と彼女と共にいる小夜啼鳥の声で充たした。
やがて彼女は[[ナン・エルモス]]で、メリアンの歌声に引き寄せられた[[エルウェ・シンゴル>シンゴル]]に出会う。シンゴルはメリアンに魅せられ、メリアンは彼と夫婦になって[[ルーシエン]]を生んだ。
かくして彼女を通じて[[アイヌア]]の血統が[[エルフ]]と[[人間]]の中に引き継がれることとなった。

メリアンはシンゴルと共に[[中つ国]]に留まり、[[魔法帯]]で[[ドリアス]]の国境を守って、この地に外敵が侵入するのを防いだ。しかしシンゴルが、[[シルマリル]]と[[ナウグラミーア]]を巡る争いから[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺されると、メリアンは[[ルーシエン]]と[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]への言伝を[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]に頼んだあと中つ国から姿を消し、[[ローリエン]]の地に戻って哀しみに耽ったという。
メリアンは[[アルダ]]の創造に参画し、その進展を目にした[[アイヌア]]の一員として、大いなる智慧と先見の明の持ち主であった。
彼女はやがて[[メルコール(モルゴス)>モルゴス]]が戻ってくることを予見したため、シンゴルは来るべき苦難の時代に対する備えとして[[メネグロス]]の地下宮殿を建造した。実際にモルゴスが[[アングバンド]]に戻ってきて、[[ベレリアンド]]に[[最初の合戦>ベレリアンド最初の合戦]]が起こると、メリアンは[[ドリアス]]に[[魔法帯]]をめぐらし、王国を外敵の侵入から防いだ。
メリアンの魔力は[[サウロン]]と拮抗するほどのものであり、また[[ガラドリエル]]はドリアス滞在中にメリアンから教えを受けた。

しかしシンゴルが、[[シルマリル]]と[[ナウグラミーア]]を巡る争いから[[ノグロド]]の[[ドワーフ]]に殺されると、メリアンは[[ルーシエン]]と[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]への言伝を[[マブルング>マブルング(ドリアス)]]に頼んだあと中つ国から姿を消し、[[ローリエン]]の地に戻って哀しみに耽ったという。

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