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* ミナス・ティリス [#z06284da]
** 概要 [#lbfd0456]
|~カテゴリー|地名|
|~スペル|Minas Tirith|
|~その他の呼び名|ミナス・アノール(Minas Anor)、ムンドブルグ(Mundburg)|
** 解説 [#pfc4ae4a]
[[シンダール語]]で「守りの塔」の意。[[ゴンドール]]の首都。[[ローハン語]]ではこの地はムンドブルグと呼ばれている。
[[ミンドルルイン]]山の山腹に建設されており、ミナス・ティリスの周囲は[[ペレンノール野>ペレンノール]]になっている。
元々はゴンドールの元来の首都[[オスギリアス]]の、西部防備のための塔(砦)として[[オストヘア]]に建造されたもので、ミナス・アノールと呼ばれていた。だが、[[第三紀]]1636年から発生した疫病でオスギリアスの人口が激減したため、1640年に当時の王[[タロンドール>タロンドール(ミナスタンの息子)]]の手によってゴンドールの王宮はミナス・アノールに移される。以後、歴代のゴンドールの王([[エアルヌア]]以降は[[執政]])の居城となる。
さらに2002年、オスギリアス東部を防備していた[[ミナス・イシル]]が陥落し、さらに2475年に[[モルドール]]の攻撃によってオスギリアスが廃墟と化すと、ミナス・アノールの名はミナス・ティリスと改められた。
*** 構造 [#paf00286]
ミナス・ティリスは第7層まで存在し、それぞれが城壁で分断されている。第1層に入るための城門(大門)は東にある。第1層と第2層を結ぶ門は南東、第2層と第3層を結ぶ門は北東、第3層と第4層を結ぶ門は南東というように、各層を結ぶ門は北東と南東に交互に配置されている。大門の背後には、船首の竜骨のように切り立った崖があり、その高さは第7層にまで達している。
第7層には[[白の塔]]がある。第7層の噴水のある広間には、[[白の木]]が植えられていた跡がある。第6層の背後には、[[ラス・ディネン]]への入り口がある。
** コメント [#f43698e7]
- 「・・・(前略)ミナス・アノールが再び古の世のごとく、光に満ち、高く汚れなく、いかなる王妃にも見劣りせぬ王妃のごとく美しく立つのを見たい。多くの奴隷たちの女主人のようであることは望まぬ。(後略)」byファラミア(二つの塔・上、第五章、「西に開く窓」より抜粋) -- カイト
- 原作だと一段目のの城壁はオルサンクのような堅くて黒い壁だが映画だと他の階同様白くなっている。
- 原作だと第一階層までしか攻め込まれてないのに映画だと第三階層ぐらいまで侵入されていた。
- 原作での投石は第一層の外壁をすれすれで越えているのに、映画では相当上の城壁まで当たってますね。もう少し外壁は高いと思っていたのに。
- こんな都があったら是非尋ねてみたい。よく言われますが確かにモン・サン・ミッシュエルに似てますね。あとラピュタにも。 -- echi
- 「ミナス・ティリス好きだよ」byビリー・ボイド(『王の帰還SEEのオーディオ・コメンタリー』より) -- エグゼクター &new{2007-06-30 (土) 11:17:16};
- 死者の軍勢が入ってきたとき、残っていた住民は恐ろしい思いをしたでしょうね。 -- エグゼクター &new{2007-09-01 (土) 17:21:03};
- 戦争としてみたら、孤立した時点でよく陥落しなかったなと思います。ここの住民は強いですね。 -- 「ど」の字 &new{2007-10-15 (月) 12:28:50};
- ↑10万とか20万とか言われるモルドール軍にビッシリ囲まれて、推定1万弱(うち3000が南方からの援軍ですからそんなところでしょう)の守備隊でローハン軍の到着まで支えたわけだから、確かに物凄い城塞都市です。現実の世界史と比較するならコンスタンティノープル以上? -- &new{2008-01-26 (土) 00:53:47};
- ↑攻め手が『囲師を欠く』事をせず、守備隊に死に狂いの反抗をさせてしまったからでしょう。地形的に見れば、確かに攻める側にはコンスタンティノープルをはるかに凌ぐ最悪の城塞です。自分としては、往時のミナス・イシルの抵抗戦の詳細を知りたかった……。 -- 「ど」の字 &new{2008-02-02 (土) 03:45:47};
- ↑「月の塔」のほうが強力だった可能性は高いですよね。なんたって直接モルドールに面しているわけだから。ドゥーネダインも指輪時代とは比較にならぬくらいに勢力を保っていたはずだし、恐るべき損害を魔王軍に強いたことでしょう。それに対してミナス・ティリスはペレンノール合戦まで、あまり直接の包囲攻撃を受けたことはないような。 -- 粥村在住 &new{2008-02-02 (土) 23:59:46};
- 中つ国歴史地図に、一応の推察は載っています。それに、原作に10万、20万なんて設定はないような -- &new{2008-09-06 (土) 21:21:21};
- 中つ国歴史地図の推察は「最低、少なくとも」ですから、それより多くても間違いではないでしょう。 -- &new{2008-11-13 (木) 12:46:48};
- 地理的にこの都はこの世界のヴェネツィアに当たるらしい。 -- ホビット &new{2008-12-07 (日) 13:08:18};
- 特徴とか歴史的にみればまんまコンスタンティノポリスなんだけどなあ。ゴンドールもビザンツっぽいし。 -- &new{2008-12-17 (水) 22:35:28};
- ↑ペラルギア=コンスタンティノープル・・・らしいですよ、ウィキペディアによると。でもそうするとヌメノール人=ギリシア人ということになりますね。コンスタンティノープル(ビザンティウム)を最初に建造したのはギリシア人ですから。 -- ホビット &new{2008-12-31 (水) 23:03:03};
- ↑ゴンドール=ビザンツと見るならやっぱりコンスタンティノープルでしょう。1453年の包囲戦時にもしもハンガリー=ローハンとアテネ=ペラルギア方面から援軍が来たら・・・って感じなんだと思います。 -- &new{2009-03-10 (火) 13:06:05};
- ウィーンかもしれませんよ。 -- &new{2009-03-11 (水) 09:29:29};
- ↑×2 1453年の包囲戦時にはすでにアテナイはオスマン帝国に征服されていたはずです。 -- ホビット &new{2009-05-03 (日) 17:01:51};
- ではやはりウィーンで。セオデンはヤン三世 -- &new{2009-05-03 (日) 22:08:03};
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