-ゴンドールの統治権を持つ20代目の執政ベレゴンド(Beregond)については、[[ベレゴンド(ベレンの息子)]]を参照してください。
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* ベレゴンド [#oc94c69a]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[人名]]|
|~スペル|Beregond|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[人間]]([[ゴンドール人>ゴンドール]])|
|~性別|男|
|~生没年||
|~親|[[バラノール]](父)|
|~兄弟||
|~配偶者|不明|
|~子|[[ベアギル]](息子)|

** 解説 [#Explanation]

[[バラノール]]の息子。[[ベアギル]]の父。[[指輪戦争]]時の[[ゴンドール]]の[[城塞の近衛兵>城塞の近衛部隊]]。第三中隊(Third Compny)所属。ゴンドール人の中でも背が高い。彼の家は元々、山の谷間の地方の出で、その前は[[イシリアン]]から来たという。

[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]にやってきて[[執政]][[デネソール二世]]に忠誠を誓った[[ペレグリン・トゥック(ピピン)>ペレグリン・トゥック]]の世話を任せられる。本人は初めて見る[[小さい人>ホビット]]に興味を持ち、ピピンも[[メリアドク・ブランディバック(メリー)>メリアドク・ブランディバック]]との別れで寂しい思いをしていたので、二人は城塞での話し相手となった。またピピンは彼の紹介で息子の[[ベアギル]]とも知り合った。

[[ファラミア]]を非常に敬愛していた。城塞の門での衛兵勤務中に、デネソール二世が[[ラス・ディネン]]にある執政家の廟で[[病床>黒の息]]のファラミアを道連れに焼身自殺しようとしていることをピピンから聞くと、持ち場を放棄して救出に向かう。[[フェン・ホルレン(開かずの入口)>フェン・ホルレン]]では門番が剣を抜いて抵抗したため、ベレゴンドはやむなく彼を殺害し、廟では自殺を妨害する過程で執政に付き従っていた六人の従僕の内二人を殺害したが、結果的にピピンが[[ガンダルフ]]を連れて来るまでの時間を稼いだ。更にデネソール二世が短剣でファラミアを殺そうとすると、立ち塞がってこれを止めた。ファラミア救出後は、[[療病院]]で使い走りをしている息子の[[ベアギル]]と共に[[アラゴルン二世]]によるファラミアの治療に立ち会った。

上記の件で近衛隊からは外されたベレゴンドだが、処分保留のまま都の兵士の一隊を率い、西軍の一員として出陣することになった。[[黒門の戦い]]ではゴンドール軍の最前列に立ったが、[[モルドール]]軍の山[[トロル]]部隊の攻撃を受けて失神し、トロルの首領に止めを刺されそうになるも、彼の指揮する隊の兵士として隣にいたピピンが[[塚山出土の剣]]でこれを倒した。

戦後、[[エレスサール]]王に即位したアラゴルン二世による裁きを受けた。持ち場の放棄と聖所を血で汚した罪で本来なら死罪のところを、戦功とファラミアへの忠誠心に免じ、近衛隊からの除隊と都からの追放処分となる。と同時に王によってファラミアが[[イシリアン]]の大公に封じられ、ベレゴンドも[[白の部隊]]の隊長として[[エミン・アルネン]]で暮らすよう命じられた。

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

登場しない。

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