#author("2016-04-26T14:39:13+09:00","","")
* ヒムリング [#we8d0406]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Himring|
|~その他の呼び名|ヒムリングの丘、ヒムリング山(Hill of Himring)|

** 解説 [#Explanation]

『[[シルマリルの物語]]』本文中では「常に寒きところ」(the Ever-cold)と訳される。[[東ベレリアンド]]の[[エレド・ルイン]]と[[ドルソニオン]]の間にある、[[小ゲリオン]]の水源である丘とそこに築かれた砦の名前。
ヒムリングの丘は肩が広く、頂は平らで、木が生えていない裸山だった。より低いたくさんの丘に囲まれ、[[ドルソニオン]]や[[エレド・ウェスリン]]に比べると険阻でなかったため、丘の周辺の土地は[[ベレリアンド]]防衛上の弱点となっていた。そのため[[ミスリム]]から退転した[[フェアノールの息子たち]]がこの地に[[マイズロスの辺境国]]を築くと、丘の上に辺境国の本拠地たる大きな砦を建てられ、[[マイズロス]]が住んで守護した。
『[[シルマリルの物語]]』本文中では「常に寒きところ」(the Ever-cold)と訳される。[[東ベレリアンド]]の北の辺境、[[エレド・ルイン]]と[[ドルソニオン]]の間にある丘。[[小ゲリオン]]が発する。
ヒムリングの丘は肩が広く、頂は平らで、木が生えていない裸山だった。より低いたくさんの丘に囲まれ、[[ドルソニオン]]や[[エレド・ウェスリン]]に比べると険阻でなかったため、丘の周辺の土地は[[ベレリアンド]]防衛上の弱点となっていた。そのため[[ミスリム]]から退転した[[フェアノールの息子たち]]がこの地に[[マイズロスの辺境国]]を築くと、丘の上に辺境国の本拠地たる大きな砦を建て、[[マイズロス]]が住んで守護した。
[[ダゴール・ブラゴルラハ]]の時には敵の攻撃に対して持ち堪えたものの、[[ニアナイス・アルノイディアド]]の際に放棄され、陥落した。

『[[終わらざりし物語]]』の付属の地図と[[クリストファー・トールキン]]の解説によると、[[ベレリアンド]]の崩壊後も島となって残っている。

** コメント [#Comment]

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