#author("2019-12-30T18:22:32+09:00;2017-07-28T02:38:08+09:00","","")
* ノウム [#nbc876b4]
** 概要 [#z8affe96]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|種族|
|~スペル|Gnome|
|~その他の呼び名||
|~カテゴリー|[[種族]]|
|~スペル|Gnome(単) / Gnomes(複)|
|~異訳|土鬼|

** 解説 [#aa73ce7a]
** 解説 [#Explanation]

『[[ホビットの冒険]]』で、地の[[エルフ]](即ち[[ノルドール]])を指すのに使われることもあると書かれていた言葉。ただし『ホビットの冒険』が改版された時、この表記は削除されたため、廃案にされたものと考えられる。
『[[ホビットの冒険]]』の初版および第二版で、[[西のくに>アマン]]の[[上のエルフ]]のうち、''地のエルフ''(即ち''[[ノルドール]]'')を指すのに使われることもあると言及される言葉。第三版でこの語は削除された。
[[瀬田貞二]]訳の[[岩波書店]]版『ホビットの冒険』は第二版を底本としているためそのまま登場する。[[山本史郎]]訳の[[原書房]]版『[[ホビット ゆきてかえりし物語]]』本文は第三版を底本としているため登場しない。

元来は民話に登場する存在。地中の宝を守ると信じられた、通常白いあごひげで猫背の地の精、小鬼の意。そこから転じて、国際的金融業者を表わす口語ともなっている。
妖精としてのgnomeは16世紀の錬金術思想家パラケルススの著作に登場した地の精に由来し、そこから次第に民話の存在となっていった。ラテン語の「gēnomos(大地の住人)」が語源と考えられている。通常白いあごひげを生やした猫背の地の精、小鬼で、地中の宝を守ると信じられた。そこから転じて、国際的金融業者を表わす口語ともなっている。
また、英語では同じ綴りの単語にgnome「格言」がある。これはknowと同根で「知識」が原義である。妖精gnomeの語源をこちらに求める向きもある。

** コメント [#e98603af]
** コメント [#Comment]

- HoMEの中でも初期草稿に属する部分では、ノルドールのことを指す種族名としてよく用いられているようなので、当初は"Gnome"こそが「ノルドール」の呼称として考えられていたのでしょう。しかし、ホビットの冒険の改版の際に削除された、ということは、(確かその時には束教授が御存命だったはずなので)教授御自身が没案にした、ということでしょう。 -- カイト
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