* ナン=タスレン [#g44d0775]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[地名]]|
|~スペル|Nan-tathren|
|~その他の呼び名|タサリナン(Tasarinan)、ナン=タサリオン(Nan-tasarion)|
|~その他の呼び名|柳の国(Land of Willows)、タサリナン(Tasarinan)、ナン=タサリオン(Nan-tasarion)|

** 解説 [#Explanation]

[[シンダール語]]で「柳の谷」「柳の国」の意。[[クウェンヤ]]ではタサリナン或いはナン=タサリオン((この名で[[木の鬚]]の歌に出ている))。
[[シンダール語]]で「柳の谷」(Willow-vale)の意だが、『[[シルマリルの物語]]』『[[終わらざりし物語]]』では''柳の国''と訳される。『[[指輪物語]]』中の[[木の鬚]]の歌では、[[クウェンヤ]]の名で''タサリナン''或いは''ナン=タサリオン''と呼ばれる。
[[ベレリアンド]]の南西部、[[ナログ]]川が[[シリオン]]川に注ぎ込む地。[[シリオンの港]]の北に位置する。その南は様々な花々で埋まり、ほとんど住む者のない草原があった。
[[ニアナイス・アルノイディアド]]以降は[[オーク]]達が侵入してくるようになったが、[[ヴォロンウェ]]は[[ゴンドリン]]から[[バラール]]の[[キーアダン]]の元へと遣わされる旅の途中でこの地の美しさに魅せられ、暫くの間留まっている。[[ゴンドリン]]陥落の後、[[トゥオル]]に導かれた[[ゴンドリン]]の残党がこの地まで落ち延びてきて休息し、やがて[[シリオンの河口]]の[[港>シリオンの港]]へと向かった。

** コメント [#Comment]

#pcomment(,,noname,,,,reply)