#author("2022-10-26T17:19:04+09:00;2020-10-07T13:48:22+09:00","","")
* ナルン・イ・ヒーン・フーリン [#hb8cfcdb]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|詩・歌|
|~スペル|Narn i Hîn Húrin|
|~その他の呼び名||
|~カテゴリー|[[詩・歌]]|
|~スペル|Narn i Hîn Húrin (Narn i Chîn Húrin((『[[The Lost Road and Other Writings>The History of Middle-earth/The Lost Road and Other Writings]]』によると、こちらが正しい表記。同書での[[クリストファ・トールキン]]曰く、Chînを英語のchinで読まれるのを避けるためにHînに変えたが、この判断は誤りであったという)))|
|~その他の呼び名|フーリンの子らの物語(Tale of the Children of Húrin)|

** 解説 [#Explanation]

[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]の子供達の物語の意。[[トゥーリン]]の物語を題材にした詩で、[[ディーアハヴェル]]によって作られた。[[シルマリルの物語]]第21章。
また、これを題材にした小説が『[[The Children of Húrin]]』である。
[[シンダリン]]で「''フーリンの子らの物語''」の意。[[ディーアハヴェル]]によって作られた長詩で、当時を語る物語詩の中でもっとも長いものであるという。
[[モルゴス]]が[[フーリン>フーリン(ガルドールの息子)]]にかけた呪いにより、彼の子供達と[[ハドル家]]に非業と破滅の運命がもたらされた次第を語ったもので、フーリンの息子[[トゥーリン]]の生涯が中心になっている。

>そしてこれは、痛ましい嘆きの物語とも呼ばれる。というのも、これが悲しい物語であり、モルゴス・バウグリルの最も忌むべき所業がここに現われているからである。((『[[シルマリルの物語]]』「トゥーリン・トゥランバールのこと」))

『[[シルマリルの物語]]』「[[クウェンタ・シルマリッリオン]]第21章」は、これを要約したものである。『[[終わらざりし物語]]』には、部分部分のより詳細な形が収録されている。さらに、より完全な形に編集されたものが『[[The Children of Húrin]]』である。

** コメント [#Comment]

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