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#author("2017-07-22T13:03:57+09:00","","")
* ナルヤ [#saa74c73]
** 概要 [#Summary]

|~カテゴリー|[[物・品の名前]]|
|~スペル|Narya|
|~その他の呼び名|火の指輪(Ring of Fire)、赤の指輪(Red Ring)、第三の指輪(Third Ring)、偉大なるナルヤ(Narya the Great)、赤のナルヤ(Narya the Red)|

** 解説 [#Explanation]

[[エルフ]]の[[三つの指輪]]のうちの一つで、紅玉石(ルビー)が嵌められている。人々の心を奮い立たせる力を持つ。
[[第二紀]]に[[ケレブリンボール]]によって作られ、その後[[キーアダン]]に渡されて彼が所持していたが、[[第三紀]]に[[ガンダルフ]]が[[西方>アマン]]からやって来た時、キーアダンはナルヤをガンダルフに譲った。
[[第二紀]]に[[ケレブリンボール]]によって作られ、その後[[キーアダン]]に渡されて彼が所持していたが、[[第三紀]]に[[ガンダルフ]]が[[アマン]]からやって来た時、キーアダンはナルヤをガンダルフに譲った。

>この指輪がいつもあなたを支え、疲れからあなたをお守り申すでしょう。なぜなら、これは火の指輪であり、これによって恐らく、あなたは次第に冷えゆく時代にあって、人々の心を再び燃え立たせ、古の世の武勇を点火せしめることがおできでしょう。((『[[シルマリルの物語]]』「力の指輪と第三紀のこと」 [[キーアダン]]の言葉))

ガンダルフは、[[サウロン]]を敵とした戦いの中において、密かにナルヤを使い自らの任務の助けとする。やがてサウロンが滅び、[[指輪所持者]]が[[西方>アマン]]へと旅立つことになったときガンダルフも同行するが、その時にガンダルフはナルヤを身につけたまま去っていった。
ガンダルフは、[[サウロン]]を敵とした戦いの中において、密かにナルヤを使い自らの任務の助けとする。やがてサウロンが滅び、[[指輪所持者]]がアマンへと旅立つことになったときガンダルフも同行するが、その時にガンダルフはナルヤを身につけたまま去っていった。

>かれがこちらを向いてみんなの方にやって来た時、フロドはガンダルフが今や公然とその手に第三の指輪、偉大なるナルヤをはめているのに気づきました。それについている石は火のように赤く燃えていました。((『[[指輪物語]] [[王の帰還]] 下』「九 灰色港」))
>かれがこちらを向いてみんなの方にやって来た時、フロドはガンダルフが今や公然とその手に第三の指輪、偉大なるナルヤをはめているのに気づきました。それについている石は火のように赤く燃えていました。((『[[王の帰還]]』「灰色港」))

** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#Lotrmovie]

原作と同様、ガンダルフが灰色港から去るとき、指にはめているのを確認できる。
冒頭では[[キーアダン]]が、終盤の[[灰色港]]の場面では[[ガンダルフ]]が、それぞれ左手の中指にはめているのを確認できる。

** 映画『[[ホビット>ホビット(映画)]]』における設定 [#Hobbitmovie]

[[ドル・グルドゥア]]のシーンで、[[ガンダルフ]]が身につけているのが確認できる。
[[エクステンデッド・エディション]]では、[[オーク]]がナルヤを奪おうとガンダルフの手を切り落とそうとする場面が追加されている。
[[ドル・グルドゥア]]の場面で、[[ガンダルフ]]が左手の中指にはめているのが確認できる。その際、見えない指輪が姿を現すという演出がなされている。
[[エクステンデッド・エディション]]では、[[オーク]]がナルヤを奪おうとガンダルフの左手を切り落とそうとするカットが追加されている。

** コメント [#Comment]

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