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* デネソール二世 [#v29fa33a]
** 概要 [#n25eb216]
|~カテゴリー|人名|
|~スペル|Denethor II|
|~その他の呼び名||
|~種族|[[人間]]([[ドゥーネダイン]])|
|~性別|男|
|~生没年|[[第三紀]]2930年~第三紀3019年。執杖2984年~3019年|
|~親|[[エクセリオン二世]](父)|
|~兄弟|なし|
|~配偶者|[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]]|
|~子|[[ボロミア二世]](息子)、[[ファラミア二世]](息子)|
** 解説 [#a57af5f4]
[[ゴンドール]]王国26代目の[[執政]]。[[ボロミア二世]]と[[ファラミア二世]]の父。
25代目の執政[[エクセリオン二世]]の息子として生まれる。父の死後執政職を受け継ぎ、王が不在のゴンドール王国を統治した。[[ドル・アムロス]]の[[アドラヒル>アドラヒル(アンゲリマールの息子)]]大公の娘である[[フィンドゥイラス>フィンドゥイラス(アドラヒルの娘)]]を妻にし、[[ボロミア二世]]と[[ファラミア二世]]の二人の子供の父となった。
老練で賢明、自尊心が高く寡黙な性格。妻は早くに死に、それ以後より一層気難しくなったという。二人の息子のうち、兄のボロミアを特に愛していた。
その自尊心ゆえ、[[ゴンドール]]に現れた王位継承者である[[アラゴルン]]と、その援護者である[[ガンダルフ]]を警戒していた。
彼は時折その聡明さと先見の明で人々を驚かせていたが、実はその知識の一部は、[[パランティーア]]を使って獲得したものであった。だが、[[サウロン]]の意思と戦ってパランティーアを使用することにより、デネソールは次第に老け込み、さらに神経を衰弱させていく。そこにボロミアの死と、[[ミナス・ティリス>ミナス・ティリス(ゴンドール)]]へのモルドール軍の大攻勢、ファラミアの危篤が重なったためデネソールは絶望。ついには自ら炎の中に身を投げて死んだ。その時、ファラミアと心中しようとしたのだが、ファラミアは[[ペレグリン・トゥック]]と[[ペレゴンド>ベレゴンド(バラノールの息子)]]によって救出された。
*** 映画『[[ロード・オブ・ザ・リング]]』における設定 [#afeeccce]
|~俳優|[[ジョン・ノブル]]|
|~日本語吹き替え|[[勝部演之]]|
** コメント [#ua24ac88]
- TTTのSEEではオスギリアスまで出向いていて、ちょっと意外だった。なんとなく、ミナス・ティリスはおろか、ひょっとすると第7層からもめったに外に出ない人のような気がしていたので。 -- カイト
- 映画だとかなり情けない。しょうもないことばっかやってガンダルフにぶったたかれまくり。パランティーアすら使わせてもらえなかった。
ボロミアもゴラムも原作より好意的に扱われているのに何でコノヒトだけ?
やっぱ高潔で誇り高い人物の心が盲目的な愛情で壊れてしまう過程が見たかった。死んだ奥さんの記憶とか。 -- 岡崎
- ある意味、今回の映画の中で一番ひどく改変されてしまった人ではないでしょうか。 -- たー
- ボロミアは「高潔な執政官だ」と語っていたが・・・高潔な執政官ならもっと品格のある狂い方を見せて欲しいです!それとも、まさか身内故の欲目? -- アスカニア
- いずれにしろ、人間の愚かさを体現する上で重要なキャラクターでしたね。
ジョン・ノブルのファラミアに対する愛を一瞬垣間見せる演技は素晴らしかったです。 -- マイカル
- この人、炎に包まれて第6環状区にあるラス・ディネンから第7環状区まで走っていますけど、門番の人は驚いただろうな。 -- エグゼクター
- デネソールの自尊心が精神の崩壊へつながる過程はヌメノールの滅亡、ひいては第1紀のフェアノール一族の運命にも重なって見えます。 -- &new{2007-10-07 (日) 01:13:34};
- 映画版では、炎に包まれた理由がガンダルフに吹っ飛ばされて、なんて酷すぎる。自ら炎に包まれてなお笑続ける様が怖いけどかっこよかったのに……。 -- ひかる &new{2007-11-07 (水) 16:34:21};
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