* シルマリルの物語 [#fe783f56]
** 概要 [#se08243f]

|~カテゴリー|関連物|
|~スペル|The Silmarillion|

** 解説 [#q8f2e781]

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『[[指輪物語]]』の前史となる本。[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]はこれを完成する前に他界。死後に[[クリストファー>クリストファー・トールキン]]によって編集、出版された。
『[[ホビットの冒険]]』『[[指輪物語]]』の前史となる本。[[トールキン>ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン]]はこれを完成する前に他界。死後に[[クリストファー>クリストファー・トールキン]]によって編集、出版された。

作中では、唯一なる神[[エル>イルーヴァタール]]による地球([[アルダ]])の創造、アルダの支配権を争う[[ヴァラール]]と[[メルコール]]の戦い、[[エルフ]]や[[人間]]の誕生、エルフの[[至福の国>アマン]]への移動、[[シルマリル]]を巡る[[ノルドール]]の[[中つ国]]帰還と戦い、[[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]と[[ルーシエン]]の物語、[[エアレンディル>エアレンディル(トゥオルの息子)]]の航海までの[[第一紀]]、[[ヌーメノール]]の繁栄と没落、[[指輪戦争]]に至るまでの話([[第二紀]]と[[第三紀]])、そして索引と[[エルフ語]]に関する資料が掲載されている。
『[[指輪物語]]』序章にある、'''『[[ビルボ>ビルボ・バギンズ]]が「[[エルフ語]]から翻訳したもの」のすべてがのせられていることである。その三巻は、一四〇三年から一四一八年の間に、ビルボが[[裂け谷]]であたれるだけの資料にあたり、聞ける限りのひとに聞いて書いた、博識達文の著作であった。』'''はこの本の事と考えられる。

日本では2003年に[[新版]]が出版された。[[旧版]]では上下別巻だったものが、新版では一冊に纏められた。また新版では原書のSecond Editionを底本にしており、冒頭にトールキンの手紙の文章が入っているほか、クリストファー・トールキンによる修正も入っている。また[[エルフ語]]表記も改められた。

*** 目次 [#t21d1294]

-[[アイヌリンダレ]]
--[[アイヌア]]の音楽
-ヴァラクウェンタ
--[[ヴァラール]]と[[マイアール]]のこと――[[エルダール]]の伝承による
-[[クウェンタ・シルマリルリオン]]
--第一章 世の始まりのこと
--第二章 [[アウレ]]と[[ヤヴァンナ]]のこと
--第三章 [[エルフ]]たちの到来と虜囚となった[[メルコール]]のこと
--第四章 [[シンゴル]]と[[メリアン]]のこと
--第五章 [[エルダマール]]と[[エルダリエ]]の公子たちのこと
--第六章 [[フェアノール]]と鎖から解き放たれたメルコールのこと
--第七章 [[シルマリル]]と[[ノルドール]]不和のこと
--第八章 [[ヴァリノール]]に暗闇の訪れたこと
--第九章 ノルドール族の逃亡のこと
--第十章 [[シンダール]]のこと
--第一一章 [[太陽]]と[[月>月(天文)]]と[[ヴァリノール]]隠しのこと
--第一二章 [[人間]]のこと
--第一三章 ノルドール族の[[中つ国]]帰還のこと
--第一四章 [[ベレリアンド]]とその国土のこと
--第一五章 ベレリアンドのノルドール族のこと
--第一六章 [[マイグリン]]のこと
--第一七章 西方に人間の来住せること
--第一八章 ベレリアンドの滅亡と[[フィンゴルフィン]]の死のこと
--第一九章 [[ベレン>ベレン(バラヒアの息子)]]と[[ルーシエン]]のこと
--第二〇章 第五の合戦、[[ニアナイス・アルノイディアド]]のこと
--第二一章 [[トゥーリン・トゥランバール>トゥーリン]]のこと
--第二二章 [[ドリアス]]の滅亡のこと
--第二三章 [[トゥオル]]と[[ゴンドリン]]の陥落のこと
--第二四章 [[エアレンディル]]の航海と[[怒りの戦い]]のこと
-[[アカルラベース]]
--[[ヌーメノール]]の没落
-[[力の指輪]]と[[第三紀]]のこと
--力の指輪と第三紀のこと

** 映像化について [#cc581cd9]

何度か映画化など、映像化の企画は上がっているが、権利を持つ[[クリストファー・トールキン]]が許可していないため、全て実現していない。

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** コメント [#gde6731e]

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